店舗お知らせ

池袋
2026/07/05

栄先生が担当した相談事例 ★下痢と軟便

繰り返す下痢と軟便でお悩みだった70代男性

 

こんなお悩みでした

 

*下痢や軟便を繰り返している

 

*便の状態が安定しない

 

*夜中に何度も目が覚める

 

*夜間の排尿が気になる

 

*腰のだるさや冷え、むくみもある

 

ご相談時の状態

 

以前から下痢や軟便を繰り返し、週に数回は便がゆるくなる状態が続いていました。

 

また、夜中に2回ほど目が覚めることや夜間の排尿、腰の痛み、軽い冷えやむくみもありました。毎日の飲酒習慣もあり、胃腸への負担が続いている様子でした。

 

漢方ではこのように考えました

 

慢性的な下痢や軟便に加え、冷えや腰のだるさ、夜間尿などの症状から、漢方では、脾腎両虚(ひじんりょうきょ)の状態と考えました。

 

「脾」は食べたものを消化・吸収し、水分代謝を担う働きがあります。この働きが低下すると、水分をうまく処理できず、下痢や軟便が起こりやすくなります。

 

さらに「腎」の働きが弱くなると、体を温める力や水分代謝が低下し、腰の不調や夜間尿、むくみなどにつながると考えられます。

 

そこで、まずは胃腸の働きを整えて便の状態を安定させ、そのうえで脾と腎の働きを補い、水分代謝を改善することを目標に治療を進めました。

 

ご提案した内容

 

*胃腸の消化・吸収機能を整える

 

*余分な水分の停滞を改善する

 

*脾と腎の働きを補い、水分代謝を助ける

 

*体を温める力を支え、腰や夜間尿の改善を目指す

 

*便の状態が安定するよう継続して調整する

 

経過

 

【約1週間後】

 

下痢は改善し始め、軟便になる頻度は週1回程度まで減少しました。

 

【約1か月後】

 

軟便は週2回ほどまで減りましたが、冷えや腰の違和感、夜中に目が覚める症状は続いていました。そのため、胃腸だけでなく腎を補う治療を加えていきました。

 

【約2か月後】

 

下痢は少しずつ改善し、夜間尿は2回程度で推移しました。睡眠の状態も確認しながら治療を継続しました。

 

【約3か月後】

 

一時的に下痢が悪化する時期もありましたが、その都度体調に合わせて調整を行いました。

 

【約3か月半後】

 

下痢はみられなくなり、便もしっかり形になるようになりました。夜中に目が覚める回数は2回程度残っていましたが、便通は安定した状態を維持できるようになりました。

 

栄先生コメント

 

慢性的な下痢は、腸だけの問題ではありません。漢方では、消化や吸収を担当する「脾」と、水分代謝や体を温める働きをする「腎」の機能が弱くなっていることも、関係すると考えます。

ですから、便の状態だけを見るのではなく、夜間尿や腰の不調、冷えなど、体全体のサインをあわせて診ることが大切です。そうすることで、症状の背景にある原因まで考えて、一人ひとりに合った治療につなげることができます。

池袋
2026/07/05

趙先生が担当した相談事例 ★汗で悪化する湿疹とかゆみ

汗をかくと悪化する湿疹と強いかゆみにお悩みだった50代男性

 

こんなお悩みでした

 

* 首や背中、腕、お腹に湿疹が広がる

* 汗をかくと悪化する

* 強いかゆみで掻き壊してしまう

* 金属アレルギーがあり肌が敏感

* 小さい頃から汗をかきやすい

 

 

ご相談時の状態

 

首やお腹、背中、腕に赤みや湿疹があり、掻き傷やかさぶたも見られました。

 

特に汗をかくと症状が悪化し、夏場は大量の汗をかくため、湿疹を繰り返していました。

 

 

漢方ではこのように考えました

 

中医学では、このような皮膚症状は「熱毒」や「湿熱」が皮膚にこもることで起こると考えることがあります。

 

一方で、湿熱が繰り返し生じる背景には、脾(胃腸)の働きが弱く、水分代謝が乱れやすい体質が隠れていることも少なくありません。

 

そこで今回は、まず皮膚の炎症やかゆみを鎮めながら、胃腸の働きを整え、余分な湿をため込みにくい体づくりを目標に治療を進めました。

 

 

ご提案した内容

 

* 炎症やかゆみを抑える漢方をご提案

* 胃腸の働きを整え、湿がたまりにくい体質づくり

* 多汗による皮膚への負担を減らす治療

* 症状改善後は再発予防を目的とした体質改善へ移行

 

 

経過

 

【約1か月半後】

 

新しい湿疹はほとんど出なくなり、掻き傷やかさぶたも改善しました。

 

かゆみも大きく軽減し、汗の量も以前より少なくなってきました。

 

【約4か月後】

 

湿疹はほぼ消失し、腰やお腹にわずかな赤みが残る程度まで改善しました。

 

汗の量や頻度も減り、汗をかいても症状が長引きにくくなりました。

 

その後は再発予防を目的として、体質改善を継続しました。

 

 

趙先生コメント

 

皮膚の病気は、見た目の症状だけを治療しても繰り返してしまうことがあります。

中医学では、「なぜ湿疹ができやすい体になったのか」という背景まで考え、その方の体質に合わせて治療を行います。

 

症状が落ち着いた後も体質改善を続けることで、汗をかく季節でも悪化しにくい状態を目指すことができます。

 

皮膚は体の内側の状態を映す鏡でもあります。一人ひとりのお体に合わせた治療を積み重ねていくことが大切だと私は考えています。

池袋
2026/07/05

趙先生が担当した相談事例 ★頭痛薬が効かない頭痛

慢性的な頭痛と鎮痛薬が効きにくくなってきた40代男性

 

こんなお悩みでした

 

* 何年も頭痛に悩んでいる

* 締め付けられるような頭痛が続く

* 吐き気を伴うことがある

* 鎮痛薬を飲んでも効きにくくなってきた

* 根本から改善したい

 

 

ご相談時の状態

 

3年ほど前から頭痛が続き、目の周囲から頭全体が締め付けられるように痛む状態でした。

 

目を酷使する仕事やカフェインを多く摂る生活が続いており、この数か月は頭痛だけでなく頭の重だるさや疲労感も強くなり、鎮痛薬だけでは十分に改善しないことが増えていました。

 

 

漢方ではこのように考えました

 

中医学では、頭痛は頭だけの問題ではなく、体全体のバランスが崩れた結果として現れる症状と考えます。

 

この方は、目の使い過ぎや疲労によって気血が不足し、さらに胃腸の働きの低下から余分な水分(湿)が頭部に停滞しやすい状態でした。また、陰陽のバランスも乱れ、頭部に熱が上がりやすくなっていたと考えられました。

 

そのため、頭部の巡りを改善しながら、胃腸を整えて気血を補い、体全体のバランスを回復させることを目標に治療を進めました。

 

 

ご提案した内容

 

* 頭部の巡りを改善する漢方をご提案

* 胃腸の働きを整え、気血を補う体づくり

* カフェインの摂り方や睡眠など生活習慣を見直す

* 症状改善後は再発予防を目的とした体質改善へ移行

 

 

経過

 

【約3週間後】

 

頭痛の程度が軽くなり、鎮痛薬を飲まなくても我慢できる日が増えてきました。

 

【約3か月後】

 

頭痛の頻度・強さともに大きく改善し、以前の2〜3割程度まで軽減しました。

 

生活習慣の見直しも続けたことで、耳鳴りも気にならなくなり、血圧も安定しました。

 

【約5か月後】

 

頭痛はほとんど気にならなくなり、たまに軽く感じる程度まで改善しました。

 

症状が安定したため、この時点からは再発予防を目的とした体質改善へ切り替え、漢方を継続しました。

 

 

趙先生コメント

 

慢性的な頭痛でお悩みの方は、「頭だけ治せばよい」と考えて来られることが多くあります。

 

しかし中医学では、頭痛は胃腸の働きや睡眠、疲労、ストレスなど、全身の状態が影響して現れることが少なくありません。

 

そのため、痛みを抑えるだけでなく、「なぜ頭痛を繰り返すのか」という原因を一緒に探しながら治療を進めることを大切にしています。

 

症状が落ち着いた後も体質改善を続けることで、頭痛を繰り返しにくい体づくりを目指していくことが、中医学ならではの考え方だと私は考えています。

池袋
2026/07/05

趙先生が担当した相談事例 ★不妊症

精子の運動率が低く妊娠に向けて体質改善を始めた40代男性

 

こんなお悩みでした

 

* 精子の運動率が低いと言われた

* 前進運動率や正常形態率も低かった

* ご夫婦で妊娠を目指したい

* 便秘や冷え、頭痛など体調面も気になっていた

 

 

ご相談時の状態

 

不妊検査で、精子の運動率や前進運動率が低いことが分かり、ご相談いただきました。

 

そのほかにも、便秘や冷え、頭痛、肌荒れなどがあり、日頃の疲れも感じやすい状態でした。

 

 

漢方ではこのように考えました

 

中医学では、良い精子をつくるためには「腎」の働きが充実していることが大切だと考えます。また、食事から栄養を吸収する「脾(胃腸)」の働きや、全身へ栄養を運ぶ気血の巡りも重要です。

 

この方は、腎と脾の働きが低下し、さらに気血の巡りも十分ではない状態と考えました。

 

そのため、腎を補って精子を育てる力を高めるとともに、胃腸の働きを整え、全身へ栄養が行き渡りやすい体づくりを進めました。

 

 

ご提案した内容

 

* 精子を育てる力を補う漢方をご提案

* 胃腸の働きを整え、栄養を十分に取り込める体づくり

* 気血の巡りを整え、精子が育ちやすい環境づくり

* 食事・睡眠・水分補給など生活習慣もあわせて見直し

 

 

経過

 

【約1か月後】

 

精液検査では、精子の運動率・前進運動率ともに改善がみられました。

 

生活習慣の改善にも積極的に取り組まれ、体調も安定してきました。

 

【約3か月後】

 

精液検査では、運動率・前進運動率ともにさらに改善しました。

 

便秘も解消され、頭痛や肌荒れも軽くなり、ご本人も体調の変化を実感されていました。

 

 

趙先生コメント

 

精子は毎日新しく作られるものではなく、成熟するまでには約3か月かかるといわれています。

 

そのため、中医学でも「すぐに結果を求める」のではなく、体の土台を整えながら少しずつ変化を積み重ねることを大切にしています。

 

男性不妊は自覚症状が少ないことも多いですが、体調を整えていくことで精液検査の数値だけでなく、便通や疲れやすさなど全身の変化を感じられる方も少なくありません。

 

ご夫婦が一緒に体づくりへ取り組むことも、とても大切だと考えています。

池袋
2026/07/05

趙先生が担当した相談事例 ★デリケートゾーンのかゆみ

陰嚢の湿り・におい・かゆみでお悩みだった男性

 

こんなお悩みでした

 

* 陰嚢がいつも湿っている

* においが気になる

* ときどきかゆみが出る

* できるだけ早く症状を改善したい

 

 

ご相談時の状態

 

陰嚢の湿りが強く、においや時々出るかゆみに悩まれていました。

 

日常生活では不快感が続いており、まずは症状を早く改善したいというご希望でご相談いただきました。

 

 

漢方ではこのように考えました

 

中医学では、このような症状は「湿熱(余分な水分と熱)」が下半身に停滞した状態(湿熱下注)として考えることがあります。

 

湿熱が長く続く背景には、胃腸の働きが弱く余分な水分を処理しきれない体質や、ストレスによる気の巡りの乱れが関係していることも少なくありません。

 

今回は患者さんのご希望を尊重し、まずは湿熱を取り除いて症状を改善することを優先しました。

 

 

ご提案した内容

 

* 下半身にこもった湿熱を取り除くことを優先

* 湿りやにおい、かゆみの改善を目的に漢方をご提案

* 将来的には再発予防のための体質改善もご説明

 

 

経過

 

【1週間後】

 

陰嚢の湿りは大きく改善し、ご本人の体感では**「100あった症状が40程度まで軽減した」**とのことでした。

 

かゆみやにおいも気にならなくなり、皮膚の調子だけでなく睡眠の質も改善しました。

 

患者さんのご希望もあり、この時点で治療はいったん終了となりました。

 

 

趙先生コメント

 

このような症状は、場所が場所だけに、なかなか人には相談しづらいものです。

 

中医学では、症状そのものだけでなく、「なぜ湿熱がたまったのか」という体質まで考えて治療を組み立てます。

 

今回は患者さんのご希望に合わせて症状を改善することを優先しましたが、本来は湿熱を繰り返さない体づくりまで行うことで、より再発しにくい状態を目指すことができます。

 

患者さんのお気持ちを大切にしながら、その方に合った治療をご提案することを心掛けています。