
店舗お知らせ
- 津田沼
- 2025/12/27
津田沼の漢方薬局が解説|卵巣ケアで整える女性の一生 年代別の変化と漢方的な養生の考え方
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
女性の体は、一生を通してホルモンバランスが大きく変化します。
その中心にあるのが「卵巣」の働きです。
今回は、卵巣と女性の一生の関係を、
漢方の視点も交えながら、年代別にわかりやすくご紹介します。
卵巣と女性ホルモン|女性の一生を支える重要な器官
卵巣は、月経や妊娠に関わる女性ホルモンを分泌し、
心身の安定や肌・髪の若々しさにも深く関係する大切な器官です。
漢方では、女性の体は「7の倍数」で変化していくと考えます。
・誕生~成長期(0~7歳)
・思春期・初潮(14歳前後)
・成熟期・妊娠出産期(21歳~28歳~35歳)
・プレ更年期~更年期(42歳~49歳)
・閉経後~老年期(49歳以降)
卵巣ホルモンの分泌量は、20代後半~30代前半をピークに、
35歳頃から徐々に変化し、40代以降は更年期・閉経を経て緩やかに減少していきます。
この変化の過程で、
月経痛・月経不順・PMS(生理前の不調)、
更年期のほてり・イライラ、
閉経前後の肌変化や骨・血管のトラブルなどが現れやすくなります。
漢方から考える「卵巣ケア」2つの基本ポイント
漢方では、卵巣を含めた女性の一生を支える要として
**「血」と「腎」**をとても大切に考えます。
血(けつ)を養い、巡らせることが卵巣ケアの土台
血は、月経・妊娠・出産だけでなく、
肌や髪のうるおい、心の安定を支える重要な要素です。
こんなサインはありませんか?
・月経痛がつらい、経血に塊がある
・月経周期が乱れやすい
・肌あれ、抜け毛、白髪が増えてきた
・疲れやすい、めまい・立ちくらみがある
これらは、血の不足や巡りの滞りが関係している場合があります。
血を養う食養生のポイント
黒ごま/レバー/赤身肉/小松菜/なつめ/黒豆 など
あわせて、冷えやストレスを溜め込みすぎない生活も大切です。
腎(じん)をいたわることが、将来の卵巣ケアにつながる
腎は、成長・生殖・老化と深く関わり、
卵巣の働きとも密接に結びついていると考えられています。
腎の弱りが関係しやすいお悩み
・冷え、腰や膝のだるさ
・排尿トラブル
・物忘れが増えた
・更年期以降の骨粗しょう症や生活習慣病への不安
腎をいたわる日常養生
・睡眠をしっかりとる
・冷やしすぎない
・過労を避ける
・黒い食材(黒ごま・ひじき・のり等)を取り入れる
こうした積み重ねが、将来の体調にもつながります。
年代に合わせた卵巣ケアで、女性の一生を健やかに
「卵巣ケア」といっても、
10代の月経トラブル、
30~40代の妊娠・出産・体調変化、
更年期前後のゆらぎ、
閉経後の骨や血管の健康維持など、
年代によって大切なポイントは異なります。
今の自分がどのステージにいるのか、
血や腎のバランスがどうかを知ることは、
これからの人生を安心して過ごすためのヒントになります。
このようなお悩みをお持ちの方は、どうぞお一人で抱え込まずご相談ください。
・月経のトラブルやPMS
・妊活や二人目についての不安
・更年期前後の体調変化
・閉経後の健康管理
津田沼で卵巣や女性の不調を漢方で整えたい方へ。
誠心堂薬局 津田沼店が、体質や年代に寄り添いながらサポートいたします。
ご予約は、お電話またはホームページから承っております。
- 津田沼
- 2025/12/25
津田沼の漢方薬局が解説|タイプ別「血の養生法」 ストレス・エネルギー不足・冷えのチェックと食養生
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
寒さが増す冬は、血の巡りが滞りやすく、
冷え・コリ・痛み・疲れやすさなどの不調が出やすい季節です。
漢方では、血の巡りが悪くなる背景として
**「気の滞り」「気の不足」「冷え」**といった体質の違いを重視します。
今回は、血の不調を招きやすいタイプを
3つに分けて【チェックポイント】と【食の養生】をご紹介します。
ストレスで「気が滞る」タイプの血の不調
精神的な緊張やストレスが続くと、気の流れが滞り、
血もスムーズに巡りにくくなります。
こんなサインはありませんか?
・ストレスが強いと、頭痛・生理痛・腹痛・腰痛が出やすい
・肩こりや筋肉の張り、けいれんが起こりやすい
・気分が落ち込みやすい、イライラしやすい、不眠
・胸のつかえ感、のどの違和感、げっぷやガスが多い
・手足のしびれ、めまい、疲れやすさ
巡りを助ける食の養生
酢/緑茶/ジャスミン茶/菊花茶/きくらげ/柿の葉茶/サンザシ/金針菜 など
香りのよいお茶や、酸味を少し効かせた料理は、
張りつめた気持ちと血の巡りをやさしく整える助けになります。
エネルギー不足で「気が足りない」タイプ
忙しさや疲労が重なると、血を巡らせるエネルギー自体が不足し、
冷えやコリ、回復力の低下につながります。
当てはまる方は要チェック
・疲れると痛みやだるさが強くなる
・筋肉がつりやすい、息切れしやすい
・風邪をひきやすく、治りにくい
・食欲不振、物忘れが増えた
・舌の色が暗く、白い苔がつきやすい
気を補う食の養生
山芋/いわし/よもぎ/いんげん豆/ねぎ/玉ねぎ/大豆製品/豚肉 など
スープや煮物、鍋料理など、
温かく消化のよい食事を中心にすることがポイントです。
冷えが強いタイプの血の養生
冷えは血流を妨げ、痛みや不調を長引かせる原因になります。
こんな冷え方はありませんか?
・手足が冷たく、温まりにくい
・お腹・腰・下半身が冷えやすい
・生理痛が冷えで悪化する
・入浴後もすぐに体が冷える
体を温め、血を巡らせる食のポイント
生姜/シナモン/よもぎ/鶏肉 など
冷たい飲食物を控え、
首・お腹・足首を冷やさない生活習慣も大切です。
自分のタイプを知ることが、血の養生の第一歩
同じ「血の巡りが悪い」というお悩みでも、
原因となる体質は人それぞれ異なります。
食養生だけでは整いにくい場合や、
体質に合ったケアを知りたい方は、
漢方の視点から全体のバランスを確認することも大切です。
誠心堂薬局 津田沼店では、
お一人おひとりの体調や生活背景を伺いながら、
今の状態に合った整え方をご案内しています。
「自分はどのタイプなのか知りたい」
「血の不調を根本から整えたい」
と感じた方は、どうぞお気軽にご相談ください。
ご予約は お電話またはホームページから 承っております。
- 津田沼
- 2025/12/23
津田沼で冷え・巡りが気になる女性へ 潤いぽかぽかキャンペーン&はずれなし抽選会のお知らせ
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
寒さが本格化するこの季節、
「手足の冷えがつらい」「体が冷えて疲れやすい」「生理前後の不調が気になる」
といったお悩みはありませんか。
2025年12月より、**女性の冷えや巡りのケアを応援する「潤いぽかぽかキャンペーン」**をスタートしました。
漢方の考え方をもとに、からだの内側から整えるサポートをご提案しています。
冷え・巡りを内側から支えるキャンペーン対象商品 ハーブ専科 黒大豆ポリフェノールDX
黒大豆由来のポリフェノールを高濃度に配合し、誠心堂オリジナルの植物エキス5種をブレンドした健康食品です。
・ラフマ(フラボノイドやミネラルを含むハーブ)
・クコの実(ゴジベリーとして知られるスーパーフード)
・カリン(ポリフェノール、ビタミンCを含む果実) など
冷えや巡りが気になる方の、日々の体調管理にお役立ていただけます。
婦人宝(第2類医薬品)
冷え症・貧血・生理痛など、女性に多い不調の体調管理を目的とした漢方薬です。
当帰や阿膠をはじめ、9種類の生薬が配合されています。
※第2類医薬品のため、服用にあたっては薬剤師・登録販売者が症状や体質を確認のうえご案内いたします。
※体質や症状により適さない場合があります。
セット購入でキャンペーン特別価格に
「ハーブ専科 黒大豆ポリフェノールDX」と「婦人宝」をあわせてご購入の場合、
**キャンペーン特別価格 17,000円(税込)**でご案内しています。
(通常合計価格:18,460円(税込))
冷えや巡りが気になる時期の体調管理を、無理なく始めたい方におすすめです。
はずれなし!くじびき抽選会も同時開催
キャンペーン期間中、対象商品をご購入いただいた方には、
合計5,000円(税込)ごとに1回、はずれなしの抽選にご参加いただけます。
抽選景品例
・壮健五行茶・健康ブレンド 35包入り(1,944円相当)
・その場で使える値引きクーポン(3,000円/1,000円/300円)
・小太郎漢方製薬 ご湯っくり 1包
・小太郎漢方製薬 しょうが湯 1包
※景品内容は予告なく変更となる場合があります。
冷えや生理のお悩みは体質を見直すきっかけに
冷えや巡りの乱れは、年齢や体質、生活習慣によってあらわれ方が異なります。
「毎年この時期になると調子を崩しやすい」
「冷えが当たり前になっている」
そんな方こそ、体質や日々の過ごし方を見直すきっかけとして、漢方の視点を取り入れてみませんか。
気になることがあれば、どうぞお気軽にスタッフへお声がけください。
からだの不調をあきらめず、できることから一緒に整えていきましょう。
- 津田沼
- 2025/12/21
【症例紹介】津田沼で排卵期・生理前の不調(PMS)が漢方で軽くなった25歳女性のケース
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
排卵期から生理前にかけて心身の不調が強くなる「PMS(月経前症候群)」は、20代の方でも悩まれているケースが少なくありません。
今回は、排卵期〜生理前の不調が漢方でやわらぎ、毎月を穏やかに過ごせるようになった25歳女性のケースをご紹介します。
排卵期〜生理前に続いていたつらい不調
ご相談くださったのは、月の半分以上を体調不良で過ごしていた25歳の女性です。
・排卵期の下腹部の違和感や痛み
・排卵後の気分の落ち込み、吐き気
・ふわふわするような非回転性のめまい
・生理前になると続く強い悪夢
・疲れやすさ、手足の冷え
これらの症状が重なり、仕事や日常生活にも影響が出ていました。
「毎月同じ時期に不調が出るのがつらい」「薬だけでなく、体質から整えたい」と感じ、漢方相談を希望されました。
漢方からみた体質の特徴と考え方
詳しくお話を伺い、体質チェックや舌・脈の状態を確認したところ、
・心脾両虚:気血が不足しやすく、疲れやすさや不安感が出やすい状態
・肝鬱血虚:ストレスにより気の巡りが滞り、血が不足しやすい状態
が重なっていると考えられました。
排卵期から生理前にかけて不調が強まる背景には、
「気・血」の不足や巡りの乱れが関係しているケースも多く見られます。
排卵期・生理前の不調に対する漢方の方針
今回のケースでは、
・健脾養心:胃腸と心をいたわり、気血を補う
・疏肝養血:ストレスで滞った気の巡りを整え、血を養う
ことを軸に考えました。
体質に合わせて
・帰脾湯
・加味逍遥散
を中心とした煎じ薬を用い、心身のバランスを整えることを目指しました。
漢方を続けてあらわれた変化
漢方を継続する中で、次のような変化がみられるようになりました。
・排卵期の下腹部痛や違和感が軽くなる
・排卵後の気分の落ち込みや吐き気が和らぐ
・生理前の悪夢が減り、眠りの質が向上
・冷えや疲れやすさがやわらぎ、気分の波が小さくなる
「生理前が近づくと不安でいっぱいだったのが、今は怖さがなくなりました」
「体も心も安定してきているのを感じます」
といったお声もいただいています。
排卵期・生理前の不調(PMS)は体質から整えるという選択も
排卵期〜生理前のつらさは、
「ホルモンのせいだから仕方ない」と我慢されている方も少なくありません。
漢方では、心と身体の土台を整えながら、
月ごとのゆらぎをやわらげていくことを大切に考えます。
このようなお悩みをお持ちの方は、どうぞお一人で抱え込まずご相談ください。
津田沼で排卵期・生理前の不調、PMSの漢方相談なら
誠心堂薬局 津田沼店が、体質に寄り添いながらサポートいたします。
ご予約は、お電話またはホームページから承っております。
- 津田沼
- 2025/12/19
【症例紹介】留学生の自律神経失調・不眠|血の巡りを整えて心身が安定したケース 誠心堂薬局 津田沼店
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
今回は、日本での生活環境の変化による強いストレスから、自律神経の乱れや不眠が続いていた留学生の方が、漢方で体調を立て直されたケースをご紹介します。
「病院では大きな異常はないと言われたけれど、つらさが続いている」
そのようなお悩みでご相談に来られる方は、決して少なくありません。
留学生活のストレスが心と身体に及ぼした影響
ご相談くださったのは、来日して約1年の21歳男性の留学生の方です。
慣れない日本語での授業や新しい生活環境、人間関係の緊張が重なり、次第に心身の不調を感じるようになりました。
主な症状は、
・イライラしやすく、気分が落ち込みやすい
・倦怠感が強く、やる気が出ない
・寝つきが悪く、眠りが浅い
・食欲不振、胃の違和感
・口の苦み、寝汗
・下痢気味のお通じ
過去にうつ症状で通院された経験もあり、「これ以上悪化させたくない」「体質から整えたい」という思いで、当店へご相談くださいました。
漢方で捉えた体質 ― 自律神経と「血」の関係
詳しくお話を伺い、舌やお腹の状態を確認したところ、
・強いストレスにより気の巡りが滞り、胃腸の働きが低下している状態(肝鬱脾虚)
・消化吸収が落ちたことで血が十分に作れず、全身に行き渡りにくい状態
・余分な湿が体内に停滞し、巡りをさらに妨げている状態(痰湿阻滞)
と考えました。
漢方では、血は心と脳を養い、精神の安定や睡眠の質に深く関係する存在と捉えます。
血が不足したり、巡りが悪くなると、
・眠りが浅くなる
・気持ちが落ち着かない
・集中力が続かない
といった症状が出やすくなります。
心身を落ち着かせるための漢方アプローチ
そこで当店では、
・気の巡りを整えてストレスを和らげる
・胃腸をいたわり、血をしっかり作れる身体に整える
・血の巡りを助け、心身を落ち着かせる
ことを目的に、煎じ薬と粉薬を組み合わせてご提案しました。
あわせて、
・寝る前の過ごし方
・胃腸に負担をかけにくい食事の工夫
など、日常生活で無理なく取り入れられる養生もお伝えしました。
少しずつ実感できた変化
漢方と生活面の見直しを続けるなかで、
・イライラや気分の落ち込みが和らぐ
・夜中に目が覚めにくくなり、眠りの質が向上
・食欲が徐々に回復
・寝汗や口の苦みが気にならなくなる
といった変化が現れてきました。
体調の波が小さくなるにつれ、
「以前より勉強に集中できる時間が増えました」
と、穏やかな表情でお話しくださるようになったのが印象的でした。
原因がはっきりしない不調こそ、体質から見直すという選択
環境の変化やストレスは、自律神経だけでなく、血の巡りや質にも影響を与えます。
そのため、検査では異常がなくても、つらさが続くケースは少なくありません。
・自律神経の乱れ
・不眠、眠りの質の低下
・気分の落ち込みや不安感
・慢性的な疲労感
このようなお悩みを抱えている方は、薬だけに頼らず、体質そのものを整える視点も大切です。
津田沼で自律神経や不眠のお悩み、体質改善の漢方相談をご希望の方は、
誠心堂薬局 津田沼店までお気軽にご相談ください。
お一人おひとりの背景に寄り添いながら、無理のないペースでサポートいたします。
ご予約は、電話またはネット予約にて承っております。


