店舗お知らせ

津田沼
2025/08/20

津田沼で漢方相談|体質で考える「糖尿病」~中医学の視点から~

糖尿病とは?

糖尿病は、膵臓から分泌される“インスリン”が十分に働かず、血糖値が高い状態が続く病気です。
進行すると失明・腎不全・神経障害などの合併症につながる可能性があり、四大疾病のひとつとされています。

西洋医学では食事療法・運動療法・薬物療法が中心ですが、中医学では「体質を見極めて根本から整える」ことを大切にしています。

 

中医学での糖尿病「消渇(しょうかつ)」

中医学では糖尿病を「消渇」と呼び、「多飲・多食・多尿」を特徴とし、進行度によって「上消(肺)」「中消(脾胃)」「下消(腎)」に分類します。

・上消(肺):のどが渇いて水を多く飲む

・中消(脾胃):食欲が異常に増すが痩せていく

・下消(腎):尿が多く、体がだるい

といった状態が見られることがあります。

 

体質別にみる糖尿病傾向

糖尿病といっても、体質によって原因や対策は異なります。

・肺燥タイプ:口渇・多飲・空咳 → 白ごま・ゆり根などで潤いを補う

・胃熱タイプ:食べ過ぎ・口臭・便秘 → ゴーヤ・トマト・豆腐などで清熱

・痰湿タイプ:体が重だるい・胃もたれ → はとむぎ・冬瓜で余分な水分をさばく

・腎陰虚タイプ:多尿・ほてり・寝汗 → 黒豆・山芋・牡蠣などで腎を養う

・血瘀タイプ:肩こり・しびれ・シミ → 玉ねぎ・紅花・生姜などで血流改善

このように、体質ごとにオーダーメイドの養生法や漢方処方が有効です。

 

鍼灸でできるサポート

糖尿病の鍼灸治療では、体質や症状に合わせたツボを刺激して全身の巡りを整えます。
疲労軽減・血流改善・合併症予防を目的としたアプローチが可能です。

代表的なツボ:地機・湧泉・腕骨 など

 

今日からできる暮らしの工夫

・適正体重を保つ(肥満予防)

・野菜や魚を中心とした食生活

・過剰な糖質・脂質を控える

・禁煙・ストレス発散

・無理のない運動習慣

 

漢方相談で体質から改善を

糖尿病は「数値」だけでなく、体質や生活習慣の影響を強く受ける病気です。
「疲れが取れない」「食後にだるい」「検診で血糖値が高いと言われた」などのサインが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

誠心堂薬局 津田沼店では、血流測定や体質チェックを行いながら、お一人おひとりに合わせた改善法をご提案しています。

津田沼
2025/08/19

津田沼で漢方相談|20~30代女性に増えている「やせすぎ栄養不足」 ~将来の健康・妊娠へのリスクと中医学からのサポート~

若い女性に増える“隠れ栄養不足”

最近、20~30代女性の約5人に1人が栄養不足といわれています。
見た目はスリムでも、必要な栄養やエネルギーが足りず、体調不良や将来の健康に影響が出るケースが増えています。

 

やせすぎが招く不調とリスク

・生理不順・無月経

・冷え・疲れやすさ

・髪や肌のツヤ低下

・骨密度低下による骨粗しょう症・骨折リスク増加

・筋肉量不足による代謝低下

・将来の不妊や妊娠高血圧症のリスク上昇

やせていても筋肉や骨が弱く、内臓脂肪が多い「隠れ肥満」や、将来的に介護が必要になりやすい「フレイル予備軍」となる可能性もあります。

 

栄養不足の背景

・無理なダイエットや過度な「やせ志向」

・忙しさによる欠食や偏食

・コンビニ食・お菓子などでの簡易的な食事習慣

・日光不足によるビタミンD欠乏

 

漢方の視点からできること

中医学では、女性の健康と妊娠力を守るために、**血(けつ)気(き)**を充実させることが基本と考えます。

・気血を補って冷えや疲労を改善

・脾胃(消化吸収機能)を整えて効率よく栄養を取り込む

・腎を養って骨・ホルモン・生殖機能を守る

栄養不足による生理不順や体力低下、将来の妊娠・出産に備える体質改善は、食事だけでなく漢方の力を活用することで、体の土台から整えることが可能です。

 

食生活のヒント

・毎食にタンパク質(魚・卵・大豆製品)を取り入れる

・海藻・小魚・きのこでミネラル補給

・季節の野菜でビタミンと食物繊維を確保

・日光浴でビタミンD合成(夏は10分程度)

「やせている=健康」とは限りません。
体重や見た目だけでなく、血のめぐり、栄養の充実度、内臓や骨の健康にも目を向けることが大切です。

 

誠心堂薬局 津田沼店では、お一人おひとりの体質や生活習慣に合わせた漢方相談で、無理のない体質改善をご提案しています。
将来のために、今からできるケアを始めてみませんか?

津田沼
2025/08/18

津田沼で慢性腎臓病(CKD)のご相談なら|eGFRが気になる方へ “漢方のチカラ”で進行予防を

「健康診断でeGFRが低いと言われた」「腎臓の数値が年々悪化していて心配」
そんなご相談が、最近とても増えています。

 

慢性腎臓病(CKD)は、初期にはほとんど自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまうケースも少なくありません。
腎機能は一度低下すると、自然に回復することが難しいため、早めのケアがとても大切です。

 

eGFRとは?〜腎臓の働きを示す大切な数値〜

eGFR(推算糸球体濾過量)は、腎臓がどれくらい老廃物をろ過できているかを示す指標です。
数値が60未満になると「慢性腎臓病の可能性がある」とされ、特に高血圧や糖尿病などの持病がある方は注意が必要です。

 

漢方で“腎の力”を補い、体の根本から整える

中医学(漢方)では、腎は“生命エネルギーの貯蔵庫”と考えられており、加齢や疲労により腎の機能が低下すると、以下のような症状が出やすくなるとされています。

・疲れやすい

・むくみやすい

・夜間頻尿

・足腰のだるさ

・冷え性

慢性腎臓病に多くみられる体質には「腎陰虚(じんいんきょ)」「脾腎両虚(ひじんりょうきょ)」「瘀血(おけつ)」などがあり、これらを補い巡らせることで、体質を根本から立て直し、腎機能の維持・改善を目指すことができます。

 

実際のご相談事例(※効果には個人差があります)

70代女性|eGFR30台 → 50台へ
定期的な漢方の服用と生活改善を続けたことで、数値が安定し、疲労感も軽減。

60代男性|eGFR40台 → 50台へ
むくみの改善により体調が良くなり、検査値にも変化が見られました。

 

誠心堂薬局 津田沼店では、腎機能の数値(eGFR・クレアチニンなど)を踏まえながら、中医学の体質分析を行い、お一人おひとりに合わせた「オーダーメイドの漢方プラン」をご提案しています。

・血流測定による体内循環のチェック

・舌の状態や全身バランスをみる体質診断

・食事・睡眠・生活習慣の見直しアドバイス

・美血ファスティングによる腎・代謝サポート

 

「お薬に頼る前に、できることを知りたい」「病院の治療と併用できる方法を探している」
そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。

津田沼
2025/08/17

【蒲田開催|参加無料】アラフォーからの妊活講座 — 卵子と精子の質を高めるための実践セミナー —

35歳を過ぎても妊娠力は高められる

 

年齢とともに卵子や精子の質は少しずつ低下しますが、漢方や鍼灸、生活習慣の見直しで、妊娠しやすい体づくりは十分に可能です。
今回のセミナーでは、誠心堂薬局と鍼灸院爽快館の専門家が、卵子・精子の質を高めるための具体的な方法をお伝えします。

 

セミナー内容

・体の巡りを整える 「誠心堂式三焦調整法」 の解説

・着床環境を整えるための漢方活用法

・自宅でできる生活養生と食事の工夫

・中医学的アプローチによる妊娠力アップの実例紹介

 

講師

大嶋駿之如 先生(誠心堂薬局蒲田店・臨床中医専門師)
AMH低下や採卵がうまくいかない方への体質別アドバイスを、わかりやすくご紹介します。

山中誠太 先生(鍼灸院爽快館蒲田店・三焦調整法認定鍼灸師)
鍼灸によって子宮・卵巣・精巣の働きを高め、血流を改善する方法を解説します。

 

こんな方におすすめ

・高齢での妊娠に不安がある

・基礎体温が安定しない

・採卵や受精がうまくいかない

・高齢でも自然妊娠を目指したい

・「異常なし」と言われても妊娠できない

・反復流産の経験がある

・冷えや血流の悪さが気になる

・漢方や鍼灸で体質改善をしたい

 

開催概要

日程:2025年9月7日(日)
時間:14:00~15:00(開場13:30)
会場:グランデュオ蒲田 西館9階会議室(東京都大田区西蒲田7-68-1)
定員:30名(先着順)
参加費:無料
参加条件:既婚・未婚問わず、将来赤ちゃんを希望されている方(男女問わず、カップル参加歓迎)

https://www.seishin-do.co.jp/seminar/?id=1753246962-624883

 

津田沼
2025/08/13

津田沼で漢方相談|夜中に何度もトイレ…それ、年齢のせいだけじゃないかも?

夜、眠っているのに1回以上トイレで起きてしまう――これは医学的に「夜間頻尿」と呼ばれます。
特に2回以上起きる場合は、睡眠の質が低下し、転倒リスクや生活リズムの乱れなど、健康面での影響が心配されます。

 

夜間頻尿の主な原因

・夜間の尿量増加(夜間多尿)
 寝る前の水分摂取量が多い、ホルモンバランスの乱れ、心・腎機能の低下など

・膀胱の容量減少
 過活動膀胱や前立腺肥大、加齢による機能低下

・睡眠障害
 眠りが浅く、ついトイレに行ってしまうケース

・足のむくみ
 日中に溜まった体液が、就寝中に心臓へ戻り尿量が増える

 

「年齢だから仕方ない」と諦める前に

夜間頻尿は原因を見極め、適切な対策を行えば改善が期待できます。
生活習慣の見直し(夕食後の過剰な水分摂取を控える、カフェイン・アルコールを減らす)に加え、
膀胱・腎機能の回復、血流改善、むくみ解消がポイントです。

 

漢方で考える夜間頻尿と体質改善

漢方では、夜間頻尿を以下のように捉えます。

・腎虚タイプ:加齢や疲労で腎機能が弱まり、夜間の排尿コントロールが低下

・気虚・気滞タイプ:気の巡りが滞り、膀胱の働きがスムーズでない

・水滞タイプ:余分な水分が体内に滞り、夜間に排出される

体質や原因に合わせて漢方薬を用いることで、膀胱の安定化・腎機能の補強・水分代謝の改善を図ります。

 

夜間頻尿の改善で得られるメリット

・朝までぐっすり眠れる

・日中の集中力・活動量アップ

・転倒や生活リズムの乱れ防止

 

津田沼で夜間頻尿・頻尿の漢方相談なら

誠心堂薬局 津田沼店では、夜間頻尿や頻尿・残尿感などの泌尿器系トラブルに対して、
一人ひとりの体質や生活習慣に合わせた漢方相談を行っています。

「年齢だから…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。