店舗お知らせ

津田沼
2025/08/28

津田沼で漢方相談|女性のライフステージと漢方ケア ~体の変化に合わせたやさしいサポートを~

女性の体は、思春期・妊娠・出産・更年期・老年期といったライフステージの変化に応じて、ホルモンや自律神経の影響を大きく受けます。
その時期ごとに現れやすい体調不良や心の不調を、早めにケアすることが健康寿命をのばす第一歩です。

 

思春期(10代)―初潮から心身のバランスが不安定に

初潮を迎える思春期は、ホルモン変動により心身が揺らぎやすい時期です。

・生理不順・生理痛

・PMS(月経前症候群)

・にきび・貧血・自律神経の乱れ

漢方では「血」の巡りを整え、心と体をやさしくサポートします。

 

青年期~成人期(20~30代)―妊娠・出産に関わる大切な時期

妊娠や出産を控える年代では、婦人科系のトラブルも増えてきます。

・子宮内膜症・子宮筋腫

・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

・不妊症や月経リズムの乱れ

中医学では「腎」「肝」「脾」を調整し、ホルモンバランスや妊娠力を高めるサポートを行います。

 

更年期(40~50代)―女性ホルモンの急変による不調

女性ホルモンが急激に変化する時期には、心身の不調が重なりやすくなります。

・のぼせ・発汗・動悸

・不眠・イライラ・不安感

・冷え・肩こり

漢方では「肝」「腎」「心」をバランスよく整え、更年期特有のつらさをやわらげていきます。

 

高齢期(60代以降)―腎機能や代謝の低下とともに

加齢とともに代謝や腎機能が低下し、生活習慣病や筋力低下が進みやすい時期です。

・高血圧・糖尿病などの生活習慣病

・慢性腎臓病や骨粗しょう症

・認知症予防のケア

中医学では「腎」を中心に五臓のバランスを整え、体の土台を支えることで健康寿命をのばすサポートをします。

 

津田沼で女性の体質に合わせた漢方相談を

誠心堂薬局 津田沼店には、中医学アドバイザーが在籍。
お一人おひとりの体質やライフステージに合わせたオーダーメイドの漢方をご提案いたします。

「最近、体の変化が気になる」
「この不調は年齢のせい?」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

津田沼
2025/08/27

津田沼で漢方相談|「おならが臭い…」その原因と腸内環境を整えるヒント

「最近、おならが臭い気がする」——ちょっと言いにくい悩みですが、実は体からのサインかもしれません。
おならの臭いは 腸内環境生活習慣 と深く関わっています。

 

○臭いおならが発生する仕組み

食べたものが腸内で分解される際、ガスが発生します。
その中でも 硫化水素アンモニア は強い臭いを放ち、これが増えると「臭いおなら」につながります。

腸内環境が乱れ、悪玉菌が優勢になると臭いガスが増加しやすくなります。
特に以下のような生活習慣は注意が必要です。

・高脂肪・高タンパクな食事

・野菜や海藻など食物繊維不足

・アルコールの過剰摂取

 

○臭いを招くNG習慣

腸内環境を悪化させる要因は、食事だけではありません。

・肉類や脂っこい食事の摂りすぎ

・加工食品や甘いお菓子の習慣

・睡眠不足や慢性的なストレス

腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、自律神経と密接に関係しています。
そのため、生活リズムの乱れやストレスは腸内環境を乱す大きな原因になります

 特に、臭いが長期間続く場合には、大腸の病気が隠れている可能性もあるため、医療機関の受診も検討しましょう。

 

○改善のためにできること

腸内環境を整えるためには、日常生活の小さな工夫が大切です。

・水溶性&不溶性、両方の食物繊維を意識して摂る

・動物性脂肪やアルコールを控える

・水分補給と軽い運動で腸を動かす

・質の良い睡眠とストレスケア

腸内環境が整うと、臭いの軽減だけでなく、免疫力アップ・肌トラブルの改善 にもつながります。

 

○漢方で腸内環境をサポート

漢方の考え方では、腸の不調は 「冷え」や「気血の巡りの滞り」 と関係することがあります。
体質を見極めて「胃腸の働きを整える」「余分なガスを減らす」処方を行うことで、腸内環境の改善を助けることができます。

「食事に気をつけても改善しない」
「体質から根本的に整えたい」

そんな方は、ぜひ漢方相談を取り入れてみてください。

津田沼
2025/08/26

津田沼で漢方相談|腎臓からのSOSに気づいていますか?

腎臓といえば「尿を作る臓器」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
体内の水分バランスや老廃物の排出、血圧の安定、骨やホルモンの健康維持にも関わる、まさに“縁の下の力持ち”なのです。

しかし、加齢や生活習慣の乱れで腎機能が低下すると、全身にさまざまなサインが現れてきます。

 

腎機能低下で起こりやすい症状

●むくみ

余分な水分や塩分を排出できず、足や顔のむくみ、まぶたの腫れなどが出やすくなります。

●尿のトラブル

・尿量が減る(排出が滞っているサイン)

・薄い尿がたくさん出る(濃縮できないサイン)

夜間頻尿やトイレが近いといった更年期世代の悩みも、腎の衰えと関係している場合があります。

●全身のだるさ・疲労感

老廃物が体内に残り「尿毒症」の状態に近づくと、強い倦怠感を感じることも。

●肌の乾燥・かゆみ

スキンケアでは改善しにくい乾燥やかゆみは、腎の水分代謝が乱れているサインかもしれません。

●骨が弱くなる

腎臓はビタミンDを活性化してカルシウム吸収を助けています。
機能が低下すると骨がもろくなり、骨粗しょう症のリスクが高まります。特に閉経後の女性は注意が必要です。

 

漢方で考える「腎」のケア

東洋医学でいう「腎」は、生命エネルギーの源。加齢とともに衰えやすいとされます。

・腎陽不足:むくみ・冷えが目立つ

・腎陰不足:のぼせ・ほてり・乾燥が目立つ

・腎気不足:足腰の弱り、疲れやすさ

体質に合わせて腎を補うことで、尿トラブルやむくみ、乾燥肌などの改善が期待できます。

 

●食養生(薬膳)のポイント

黒豆・黒ごま・山芋・くるみなど「腎を養う黒い食材」がおすすめです。

 

まとめ

むくみ・頻尿・疲労感・乾燥かゆみ…これらは「年齢のせい」だけではなく、腎臓からのSOSかもしれません。
生活習慣の見直しとあわせて、体質に合った漢方で「腎」をケアすることが健康寿命をのばす第一歩です。

 

*************

慢性腎臓病などでお悩みの方は千葉県習志野市の漢方薬局『誠心堂薬局 津田沼店』にお気軽にご相談ください。漢方薬局と鍼灸院を東京・千葉に運営し35年の実績。漢方薬の専門家である中医学アドバイザーや国際中医専門員の資格を持つ薬剤師が在籍している漢方専門の相談薬局です。 不妊症(PCOS、子宮内膜症、子宮筋腫)婦人科疾患(月経不順、月経痛、更年期障害)、皮膚疾患(アトピー、湿疹、かゆみ、ニキビ)、心療内科(自律神経失調、不安、不眠)、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病)など幅広い漢方相談を行っています。

津田沼
2025/08/24

津田沼で漢方相談|更年期に多いホットフラッシュ・不眠の改善症例

更年期に入ると、多くの女性が のぼせ・発汗(ホットフラッシュ)や不眠 といった不調に悩まされます。
今回は、40代後半の女性で「滝のような汗」と「夜眠れないつらさ」を抱えてご来店された症例をご紹介します。

 

ご来店時の主な症状

・会話中や軽い動作でも急に汗が出る

・夜中に何度も目が覚めて熟睡できない

・手足の冷えと肩こり

・胸やけ、胃腸の不快感

・ストレスから甘いものやスナック菓子を食べ過ぎてしまう

生活環境の変化をきっかけに、心身のバランスを崩されていました。

 

中医学的な分析

中医学では以下の状態が重なっていると考えられました。

・脾虚:胃腸が弱く栄養をうまく吸収できない → 血不足

・肝血・心血の不足:精神の安定を保てず、不眠や気分の落ち込みへ

・腎陰虚:体を冷ます力が不足 → のぼせや発汗

・肝鬱:ストレスで気の巡りが滞り、症状を悪化

 

漢方でのアプローチ

誠心堂薬局 津田沼店では、以下を目的とした漢方をご提案しました。

・胃腸を整えて「血」を補う

・心血を養い、眠りの質を改善

・腎陰を補い、のぼせや発汗を和らげる

・気の巡りを整え、ストレスを軽減

 

改善の経過

継続的に漢方を服用することで、次のような変化が見られました。

・夜中に起きる回数が減り、朝の疲労感が軽減

・発汗が落ち着き、日常生活が楽に

・食欲や気持ちの乱れも改善傾向

 

漢方でできること

更年期の不調は「年齢だから仕方ない」と諦められがちですが、
中医学では体質に合わせた調整で改善を目指すことが可能です。

特に、

・ホットフラッシュ

・不眠

・冷えと発汗が同時に起こる複雑な症状

といったケースこそ、漢方が得意とする分野です。

 

更年期のホットフラッシュや不眠でお悩みの方は、一度ご相談ください。

津田沼
2025/08/23

津田沼で漢方相談|産後に白髪が増える?その理由とケア方法

出産後に白髪が増えるのはなぜ?

「出産後から白髪が気になるようになった」というご相談は珍しくありません。
妊娠中はエストロゲン(女性ホルモン)が高い状態にあり、髪のツヤやコシを保っています。ところが出産後はホルモンが急激に低下し、髪の成長サイクルが乱れやすくなります。

さらに、育児による寝不足・疲労・ストレスは体内に活性酸素を増やし、髪の色を作る色素細胞にダメージを与えることも。そのため「産後に白髪が増えた」と感じる女性が多いのです。

 

中医学で考える「血余」と髪の関係

中医学では、髪は「血余(けつよ=血の余り)」と関係が深いと考えます。
『黄帝内経』には「肝は血を蔵し、その余りは髪となる」とあり、血が充実していれば髪は豊かでツヤやかに育つとされています。

 

出産や授乳で「血」が不足すると(血虚)

・髪がパサつく

・白髪が増える

・抜け毛が多くなる

・肌の乾燥

といった変化が起こりやすくなります。

 

産後の白髪対策にできること

・栄養バランスの良い食事(鉄分・ビタミンB群・たんぱく質)

・できる範囲での睡眠と休養

・ストレスケア(気分転換・周囲のサポート)

加えて、漢方では「血を補う」「気血のめぐりを整える」ことで、髪や肌のケアにつなげていきます。

 

誠心堂薬局 津田沼店の漢方サポート

当店では、お一人おひとりの体質に合わせて、

・出産・授乳で消耗した血を補う

・疲労やストレスで乱れた自律神経を整える

・肝・腎を養って髪や肌を健やかに保つ

といった体質改善を目的とした漢方をご提案しています。

 

「白髪が増えた」「抜け毛が気になる」といった変化も、体からの大切なサインです。
体の土台を整えることで、髪も肌も健やかに保つことができます。