
店舗お知らせ
- 津田沼
- 2025/12/05
【12月の季節だより】冬の養生に「黒ごま」がおすすめ|腎を支える食材と簡単レシピ|誠心堂薬局 津田沼店
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
気温がぐっと下がり、体の巡りや代謝が落ちやすくなる季節になりました。
年末に向けて忙しさも増え、疲れや不調が出やすい時期でもあります。
そんな冬を元気に過ごすためのテーマとして、今月は 「黒ごま」 を取り上げます。
■ 中医学では「冬」と「腎」が深く関係
中医学では、冬は五臓のうち 「腎」 が影響を受けやすい季節と考えられています。
腎は生命エネルギーを蓄える臓器であり、次の働きと関係しています。
・体力・気力の維持
・水分代謝
・骨や髪の健康
・生殖機能
寒さで腎の働きが弱まると、冷え・むくみ・腰のだるさ・白髪・物忘れなどの不調が出やすくなることもあります。
■ 黒い食材は「腎」を補う
冬の養生におすすめなのが 黒い食材。
(例:黒ごま、昆布、のり、ひじき、黒豆 など)
中でも「黒ごま」は、昔から滋養に優れた食材として重宝されてきました。
黒ごまに含まれるポリフェノールやセサミン、ビタミンEは巡りを整え、若々しさを支える働きが期待されています。
便通・肌・髪が気になる方にも嬉しい食材です。
■ 今日からできる!黒ごま活用レシピ
ご家庭で簡単にできる黒ごまレシピを2つご紹介します。
ごまハニー(万能ペースト)
<材料>
・練りごま 300g
・はちみつ 300g
<作り方>
練りごまとはちみつを同量混ぜるだけ。
パン、ヨーグルト、お料理の和え物にも活用できます。
黒ごまプリン(ヘルシースイーツ)
<材料(4人分)>
・牛乳 400cc
・黒すりごま 大さじ3
・ハチミツ 大さじ1
・砂糖 大さじ3
・ゼラチン 5g
<作り方>
1)牛乳300ccを鍋で温める
2)弱火にして黒すりごま・ハチミツ・砂糖を混ぜる
3)残りの牛乳とゼラチンを加えて溶かす
4)粗熱を取り冷蔵庫で冷やして完成
黒ごまは香りが良く、和食・洋食・スイーツのどちらにも使える万能選手です。
普段の食事に取り入れるだけで、冬の養生につながります。
■ 体調が揺らぎやすい冬こそ、早めのケアを
「最近疲れやすい」「冷えがひどくなってきた」「季節の変わり目に弱い」
そんなお悩みがある方は、体の土台となる腎の力が落ちているサインかもしれません。
誠心堂薬局 津田沼店では、
お一人おひとりの体質に合わせて、漢方と養生の両面からサポートしております。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
お電話またはホームページより承っております。
- 津田沼
- 2025/11/26
【症例紹介】長年のニキビ・赤ら顔(酒さ)が漢方で改善した45歳女性のケース
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
今回は、長年繰り返すニキビと酒さ(赤ら顔)にお悩みだった45歳の女性が、漢方による体質改善で肌トラブルを克服された症例をご紹介します。
ご相談のきっかけ
4〜5年前から額のニキビや両頬の赤み・かゆみに悩まれていました。
皮膚科での治療を続けても改善が見られず、「体質から根本的に見直して、もう繰り返さない肌になりたい」との思いでご相談に来られました。
漢方で見た体質の状態
詳しくお話を伺うと、
・ストレスや気の滞りによる炎症サイン(肝鬱気滞)
・体内に余分な湿気と熱がこもった状態(湿熱)
が見られました。
そこで、
・疏肝理気(そかんりき):気の巡りを整え、ストレスを緩和
・清熱解毒(せいねつげどく):体内の余分な熱や炎症を鎮める
・益精肌膚(えきせいきふ):肌の回復力を高める
を方針に、「竜胆瀉肝湯」や「加味逍遙散」などを組み合わせたオーダーメイド漢方をご提案しました。
服用後の経過
漢方を始めてから、肌には次のような変化が見られました。
・10日後:両頬の赤みが和らぎ、肌のベタつきが減少
・1ヶ月後:顎のニキビがほぼ消え、肌のキメが整う
・2ヶ月後:両頬の赤みがなくなり、肌全体のトーンが均一に
・3ヶ月後:ニキビ・酒さともにほとんど目立たず、トラブルを気にせず過ごせる美肌に
ご本人からも「長年悩んでいた赤みやニキビがこんなに早く改善するとは思わず、本当に嬉しいです」とのお声をいただきました。
生活面でのサポート
漢方薬と併せて、以下のセルフケアも実践していただきました。
・食事:脂っこいものや刺激物を控え、和食中心のバランスの良い食生活
・ストレスケア:適度な運動やリラックスできる時間を確保
・スキンケア:肌に優しい製品を選び、刺激を避ける
まとめ
繰り返すニキビや酒さは、肌表面のケアだけでは改善が難しいこともあります。
漢方では、肌トラブルの根本原因となる体質を見極め、内側から整えることで、肌本来の健康を取り戻すことを目指します。
同じような肌トラブルでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
あなたに合った漢方で、健やかな肌づくりをサポートいたします。
※体質や症状によって適した漢方やケア方法は異なります。ご不安な方はお気軽にご相談ください。
- 津田沼
- 2025/11/25
【生理の血でわかる体質サイン】津田沼で漢方相談なら誠心堂薬局 津田沼店へ
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
毎月やってくる生理。
経血の「色・量・塊の有無・痛みの強さ」などには、実は体の状態を読み取る大切なヒントが隠れています。
「いつも通りだから大丈夫」
「みんなこんなものだろう」
と見過ごされがちですが、生理は 体質のバロメーター ともいえる存在です。
特に妊活中の方や、疲れやすさ・冷え・肌荒れなどを感じている方にとって、生理の観察は体質改善の重要な手がかりになります。
生理の状態で読み取れる体質のサイン
漢方では、生理の状態は 気・血・津液(き・けつ・津液) のバランスと深く関係すると考えます。
ここでは代表的なタイプをご紹介します。
■ 瘀血(おけつ)タイプ|血の巡りが滞りやすい
・経血の色が赤黒い・暗い
・レバー状の塊が混じる
・刺すような強い生理痛がある
冷えやストレス、長時間の座り仕事などで血行が悪くなりやすい体質。
放置すると、子宮筋腫・子宮内膜症・慢性的な生理痛などにつながることもあります。
■ 気虚(ききょ)タイプ|エネルギー不足で生理トラブルに
・経血の色が薄く、水っぽい
・量が多すぎる/少なすぎる
・生理中・生理後に強い疲労感
胃腸の弱りや睡眠不足、疲労の蓄積で「気」が不足している状態。
気が不足すると “血を動かす力” も弱まり、生理トラブルにつながります。
■ 血虚(けっきょ)タイプ|体に必要な「血」が不足
・経血の色が淡い
・量が少ない
・生理期間が短い
偏食・ダイエット・寝不足・慢性疲労などが原因で、血が足りていないサイン。
めまい・抜け毛・乾燥肌・不眠などを伴うこともあります。
生理の“いつも通り”にこそ体質のヒントがあります
ここでご紹介した内容は、体質を知るための一例にすぎません。
実際には複数のタイプが重なることも多く、
「生理の量は少ないけれど、痛みは重い」
「色は普通だけど、生理後の疲れが強い」
など、さまざまなパターンがあります。
生理は“体からのメッセージ”。
我慢せず、気になることがあれば早めにご相談いただくことをおすすめします。
漢方でできること
誠心堂薬局 津田沼店では、
お一人おひとりの体質を丁寧にカウンセリングし、
・体質に合わせた漢方薬
・日々の生活・食事・睡眠の養生
・妊活や体調管理のアドバイス
など、総合的なサポートを行っています。
毎月の生理をより快適にし、日々の体調を整えるお手伝いができれば幸いです。
ご相談はお気軽に
津田沼で生理のお悩み・妊活・体質改善のご相談なら
誠心堂薬局 津田沼店 へどうぞ。
お電話またはホームページからご予約いただけます。
- 津田沼
- 2025/11/22
津田沼で漢方相談|自律神経の乱れによる不調を体質から整える
■ 検査では異常なし。でも続く不調…
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
「原因がわからないのに動悸やめまいが続く」
「眠れない、息苦しい、気分が落ち込む」
こうした“はっきりしない不調”に悩む方が近年とても増えています。
病院の検査で異常が見つからない場合、背景に 自律神経のバランスの乱れ が潜んでいることがあります。
自律神経は、体温調節・血圧・消化・睡眠などを24時間整えている大切な仕組み。
ストレスや生活リズムの乱れ、気候の変化などが重なると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体と心にさまざまな症状が現れます。
■ 中医学が注目する「肝(かん)」と気の巡り
漢方では、自律神経の安定には五臓の「肝(かん)」が深く関わると考えます。
肝は、気の巡りをスムーズにし、感情のバランスを保つ役割を担っています。
ストレスが続くと、
・気の巡りが滞る(肝鬱)
・熱がこもる(肝火)
・消化の働きを司る「脾」に影響が及ぶ
など、全身の不調へとつながりやすくなります。
漢方では、心身のバランスを乱す根本原因を探り、全体の巡りを整えることで、自然と調子が戻っていく状態を目指します。
■ 自律神経の乱れに多い4つの体質タイプ
同じ「自律神経の乱れ」でも、人によって体質や現れ方は様々です。
当店で特によく見られる4タイプをご紹介します。
① 肝鬱化火(かんうつかか)
ストレスでイライラしやすく、頭痛・目の充血・冷えのぼせが出やすいタイプ。
→ 気の巡りを整え、こもった熱を冷ますケアを行います。
② 痰熱内擾(たんねつないじょう)
胃のつかえ、胸苦しさ、寝つきの悪さ、不安感が出やすいタイプ。
→ 体内の余分な熱と痰湿を取り除くアプローチを。
③ 心脾両虚(しんぴりょうきょ)
疲れやすい、動悸、不眠、めまいが続きやすいタイプ。
→ 気と血を補い、心身をしっかり養います。
④ 心腎不交(しんじんふこう)
のぼせ、耳鳴り、手足のほてり、寝汗などが気になるタイプ。
→ 体の潤い(陰)を補い、余分な熱を落ち着かせるケアが中心です。
■ 不調をひとりで抱え込まずご相談ください
自律神経の乱れは、原因が見えにくいため不安が大きくなりがちです。
「軽い不調だから相談しにくい…」と思わず、どうぞご気軽にお話しください。
誠心堂薬局 津田沼店では、
中医学アドバイザーが体質・生活習慣・ストレス状態を丁寧に伺い、
あなたに合った漢方と日々の過ごし方をご提案しています。
■ ご予約・お問い合わせ
津田沼駅南口 徒歩2分
047-493-1493
お電話またはホームページからご予約いただけます。
津田沼で自律神経のお悩み・慢性的な不調のご相談なら、誠心堂薬局 津田沼店へ。
あなたの体質に合わせたケアで、心地よい毎日をサポートいたします。
- 津田沼
- 2025/11/12
津田沼で漢方相談|子宮内膜症とつらい生理痛を体質から整える
■ 毎月のつらい生理痛、我慢していませんか?
こんにちは。誠心堂薬局 津田沼店です。
「鎮痛剤を飲んでもスッキリしない」「生理のたびに寝込んでしまう」――
そんな生理痛を繰り返している方は、もしかすると 子宮内膜症 が関係しているかもしれません。
子宮内膜症は、本来は子宮の内側にあるはずの組織が、卵巣や腹膜など別の場所で増えてしまう病気です。
女性ホルモンの影響で生理のたびに出血や炎症を起こし、強い痛みや下腹部の張り、腰痛などを引き起こします。
放置すると周囲の臓器と癒着し、不妊の原因になるケースもあります。
■ 中医学でみる子宮内膜症 ― 「瘀血(おけつ)」とは?
漢方では、子宮内膜症の背景に 瘀血(おけつ)=血の巡りの滞り があると考えます。
ストレス・冷え・過労・睡眠不足などによって血の流れが滞ると、古い血が子宮まわりにとどまり、痛みやだるさ、張りなどが起こりやすくなります。
この「瘀血」を取り除き、血の巡りをスムーズに整えることが、漢方による子宮内膜症の基本的なアプローチです。
体を温めて流れを良くすることで、生理痛の軽減とともに、妊娠しやすい体づくりにもつながります。
■ 「痛みを抑える」だけでなく「体を整える」
ピルや鎮痛剤などで痛みをコントロールするのも大切ですが、
「薬で抑えるだけでなく、根本から体質を変えたい」という方も増えています。
誠心堂薬局 津田沼店では、中医学の理論に基づき、
お一人おひとりの体質・生活リズム・ストレス状態を丁寧に伺いながら、
体の巡りを整える漢方と生活アドバイスをご提案しています。
■ このようなお悩みがある方はご相談ください
・毎回、生理痛が強い
・経血の量や色が気になる
・生理前から腰や下腹部が重い
・病院の薬だけでは改善しない
・将来の妊娠に不安がある
これらの症状が続く場合は、体の内側から整える漢方ケアを取り入れてみましょう。
☆ご相談のご案内
千葉県習志野市・津田沼駅南口から徒歩2分の 誠心堂薬局 津田沼店 では、
生理痛や子宮内膜症など、女性の体質に寄り添った漢方相談を行っています。
お電話またはホームページからご予約いただけます。
津田沼で生理痛・子宮内膜症の漢方相談なら、誠心堂薬局 津田沼店へお気軽にご相談ください。




