
店舗お知らせ
- 津田沼
- 2026/05/30
津田沼で漢方相談|産後の体重増加・むくみ・下半身のだるさに|体質改善に取り組んだ症例
誠心堂薬局 津田沼店です。
「出産してから体重が戻りにくくなった」
「下半身の重だるさや冷え、むくみが続いている」
そんなお悩みを抱えてご相談に来られる方は少なくありません。
産後は生活環境や睡眠リズムの変化だけでなく、身体そのものも大きく変化する時期です。今回は、産後から続く体重増加やむくみ、疲れやすさに対して、漢方と美血ファスティングを取り入れながら体質改善に取り組まれた症例をご紹介します。
〇産後から体重が戻らない…身体の重さと冷えが気になる状態に
今回ご相談いただいた方は、出産後から徐々に体重が増加し、出産前54kgに対して現在78kgまで変化していました。
特に気になっていた症状は、
・足のむくみ(靴下の跡が残る)
・腰から下の重だるさ
・手足の冷え
・疲れやすい
・生理前のイライラ
といったものでした。
また生活背景として、
・育児と仕事の両立による睡眠不足
・デスクワーク中心で活動量が少ない
・間食が増えている
・食事量は大きく変わらないのに体重が戻りにくい
という状況が続いていました。
「以前と同じように過ごしているつもりなのに、身体が重く感じる」「下半身の冷えやむくみが取れない」ということにお悩みでした。
〇中医学では産後の「腎」と「脾」の働きに注目します
詳しくお話や舌の状態(やや淡色・白苔・歯痕)を確認したところ、中医学では次のような体質傾向が考えられました。
●腎の働きの低下(腎虚)
中医学では「腎」は成長・生殖・回復・水分代謝と深く関わると考えます。
妊娠・出産は身体への負担も大きく、産後は腎の働きが弱りやすいため、
・疲れやすい
・冷えやすい
・下半身が重い
・むくみやすい
・体重が戻りにくい
といった変化につながることがあります。
●脾の働きの低下と湿の停滞
さらに、睡眠不足や食生活の乱れが続くことで、胃腸(脾)の働きも低下しやすくなります。
脾の働きが弱ると余分な水分や巡りの停滞につながり、むくみや身体の重さとして現れることがあります。
そこで今回は、
・補腎(産後の身体の土台を整える)
・健脾(胃腸と水分代謝を支える)
・利湿(余分なものをため込みにくくする)
という方向性で、漢方と美血ファスティングを組み合わせた体質改善をご提案しました。
また、食事では炭水化物中心になりやすい食習慣を見直しながら、たんぱく質・野菜・発酵食品を意識していただきました。
〇継続する中で感じられた身体の変化
体質改善を続ける中で、少しずつ変化がみられました。
・下半身の重だるさが気になりにくくなった
・足先の冷えが和らいだ
・むくみや靴下跡が軽減した
・間食の頻度が減った
・身体の重さを感じる日が以前より少なくなった
産後の身体は短期間で元に戻るものではありませんが、土台から整えていくことで、日々の過ごしやすさにつながることがあります。
※変化のあらわれ方や期間には個人差があります。
〇産後の体調変化を「仕方ない」とあきらめないために
産後の体重増加やむくみ、冷えは、単純な食事量だけでは説明できないこともあります。
中医学では、産後の回復力や巡り、水分代謝、生活リズムまで含めて整えていくことを大切にしています。
誠心堂薬局 津田沼店では、お一人おひとりの生活背景や体質を丁寧に伺いながら、漢方と養生、美血ファスティングを組み合わせた体質改善をご提案しています。
「産後から体質が変わった気がする」
「冷えやむくみが気になる」
「体重が戻りにくく疲れやすい」
そのようなお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
- 津田沼
- 2026/05/24
津田沼で「動悸・息切れ・不整脈」にお悩みの方へ 産後から続く不調と漢方による体質ケアの一例
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
今回は、「動悸・息切れ・不整脈」などが産後から続いていた方が、漢方と養生で体質を整えることで、症状の予防と体調の安定につながっていった一例をご紹介します。
この方は、出産直後から動悸・息切れ・不整脈・腕のふるえが出るようになり、産後すぐに仕事へ復帰されたこともあって、育児と仕事の両立による疲労や睡眠不足が重なっていました。春先や季節の変わり目に特に不調を感じ、「できるだけ予防したい」とのご希望でご相談いただきました。
あわせて、肩こりが強い時期に症状が出やすい、皮膚の乾燥やかゆみ、便秘傾向、冷たい飲み物で胃が痛くなるといった体質面のお悩みもみられました。
中医学的には、お話の内容や舌の状態から、「気の巡りの滞り(ストレスや緊張の影響)」「体にこもる余分な熱」「自律神経のバランスの乱れ」が関係していると考えられました。産後の負担や生活環境の変化により、巡りが悪くなって熱がこもりやすい状態になり、その結果として、動悸・不整脈・イライラや緊張・皮膚のかゆみなどにつながっていた可能性があります。
そこで、「気の巡りを整える」「こもった熱をやさしく冷ます」「自律神経のバランスを整える」ことを柱に、この方の体質に合わせた漢方をご提案しました。同時に、冷たい飲食物を摂りすぎないことや、季節の変わり目の体調管理といった養生の工夫もお伝えしました。
継続して漢方を服用していく中で、動悸や不整脈の出る頻度が少しずつ減っていき、季節の変わり目でも症状が出にくくなってきたと感じられるようになりました。また、肩こりに伴う不調がやわらいだほか、花粉症の時期のつらさが軽くなる、皮膚のかゆみや乾燥が落ち着く、全体的に体調の波が穏やかになるなど、体質面での変化も実感されたとのことです。
動悸や不整脈は一時的なものととらえられがちですが、ストレスによる気の巡りの乱れ、体にこもる熱、生活リズムの乱れなど、体質や生活背景が関係している場合もあると考えられます。中医学では、症状が出たときだけ対応するのではなく、「症状が出にくい状態へ整えること」を大切にしています。
「季節の変わり目に体調を崩しやすい」「動悸を繰り返して不安を感じている」といったお悩みがある方は、体質から見直すことで、予防や再発しにくい状態づくりを目指せる可能性があります。
津田沼周辺で動悸・息切れ・不整脈などにお困りの方は、お一人で抱え込まず、体質や生活背景も含めたご相談に対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
- 津田沼
- 2026/05/20
津田沼で産後の疲労・不眠・イライラにお悩みの方へ 漢方で体質から整える考え方
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
今回は、産後の疲労感や眠りの浅さ、イライラや不安感といった不調にお悩みだった方が、漢方で体質を整えることで少しずつ変化がみられたケースを、中医学的な考え方とあわせてご紹介します。
ご相談の主なきっかけは、朝から強いだるさが続き、寝つきが悪く睡眠の質も低下していることでした。加えて、イライラしやすい、不安感が強いなど、心の面でのつらさも伴っていました。帝王切開でのご出産後、一時的に体力は戻ったものの、その後また不調が強まり、日常生活にも影響が出ているご様子でした。
背景には、育児によるストレスや、身近な人には話しにくい悩み、夫婦間の悩みなど、精神的な負担も重なっていました。さらに、汗をかきやすく暑がりである一方、足先は冷えやすい、肌の脂っぽさや吹き出物、動悸や首肩こりなど、全身にさまざまな症状がみられました。
中医学では、こうした状態を「心と脾の弱り」「産後による腎の消耗」「痰湿がたまりやすい体質」などの組み合わせとして捉えます。授乳や出産で体の土台が消耗しているところに、胃腸の弱りや甘い物・乳製品の多い食生活が重なると、体内に余分なものがたまりやすくなると考えられます。その結果、疲れやすさや頭・体の重だるさ、不眠や不安感などにつながりやすい状態になります。
この方には、脾(胃腸)を整えて体力の土台をしっかりさせること、心を養って眠りと精神面の安定を図ること、産後に消耗しやすい腎を補うこと、そして余分なものをため込みにくい体に整えていくことを目標に、体質に合わせた漢方をご提案しました。同時に、甘い物や乳製品を控えめにすること、間食の見直しなど、負担をかけにくい食生活の工夫もお伝えしました。
継続していく中で、朝のだるさが軽くなり動き出しやすくなる、寝つきが少しずつ良くなり夜中に目が覚めにくくなる、イライラや不安感が和らいでくる、といった変化がみられました。また、汗のかきやすさや暑さの感じ方が落ち着き、肌のベタつきや吹き出物が出にくくなるなど、全体的な状態の安定にもつながっていきました。その結果として、育児中の気持ちの余裕が以前より持ちやすくなったというお声もありました。
産後は、血や体力の消耗が大きく、睡眠不足や育児ストレスも重なりやすい時期です。そのため、不調が長引きやすく、「体調が出産前のように戻らない」と感じる方も少なくありません。中医学では、体の土台を整えること、胃腸の働きを立て直すこと、心と体のバランスを整えることを通して、無理のない回復を目指していきます。
産後の疲労感が続いている方、眠りが浅くイライラや不安感が気になる方、全身の不調が重なってつらいと感じている方は、体質から見直すことで変化が期待できる場合もあります。津田沼周辺で産後の体調不良や心身の不調について漢方相談をご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。お一人おひとりの状況を丁寧にお伺いしながら、無理のないケア方法を一緒に考えてまいります。
- 津田沼
- 2026/05/12
津田沼で自律神経の乱れ・PMSにお悩みの方へ|漢方で体質から整える考え方
こんにちは、誠心堂薬局 津田沼店です。
今回は、「自律神経の乱れによる不調」と「PMS(月経前症候群)」でお困りだった方が、漢方で体質を整えることで変化がみられた一例を、中医学的な考え方とともにご紹介します。
この方の主なご相談は、「頭が働かない・集中できない」「動悸や不安感」といった、自律神経の乱れが疑われる症状でした。お仕事で強いストレスがかかった時期から不調が出始め、日常生活にも影響が出ている状態でした。
さらに以前から、「生理前の不安感やイライラ」「食欲増進や強い倦怠感」「涙が止まらなくなる」などのPMS症状に加え、月経痛も年々強くなっていました。加えて、「肩こりに伴う頭痛がほぼ毎日」「胃もたれしやすい」「朝すっきり起きられない」といったお悩みもあり、心と体の両面に不調が重なっている印象でした。
中医学では、詳しいお話のほか、舌の状態なども含めて体質を判断していきます。この方の場合、
・脾(胃腸)の弱り
・肝血・心血の不足
・ストレスによるバランスの乱れ
が関係していると考えられました。
胃腸の働きが弱ると、体を養う「血」を十分に作りにくくなるとされます。「血」が不足すると、「不安感や動悸」「集中力の低下」「気持ちの不安定さ」といった症状が出やすくなると考えられます。そこにストレスが重なることでバランスが崩れ、自律神経の乱れやPMSのつらさにつながっていたとみられました。
そこで、「脾(胃腸)を整えて血を作る力を高めること」「心と肝を養い、精神面を安定させること」を柱に、この方の体質に合わせた漢方をご提案しました。一時的に症状だけを抑えるのではなく、「血をしっかり作れる体」に近づけていくことで、全体のバランスを整えることを目指した方針です。
服用を続ける中で、「頭がぼんやりする感じが軽くなり集中しやすくなる」「動悸や不安感がやわらぐ」「気持ちの波が前より穏やかに感じられる」といった変化が少しずつみられました。また、「PMS時の不安感やイライラが軽くなる」「月経前の過ごしやすさが増す」「頭痛の頻度が減ってきた」といった、周期に関連する不調にも変化が表れてきました。あわせて、「胃もたれしにくくなる」「朝のだるさが和らいできた」と、体全体の安定にもつながっていった印象です。
なお、変化のあらわれ方や期間には個人差があり、すべての方に同じ経過がみられるわけではありません。
不安感や動悸、集中しづらさなどは「自律神経の乱れ」と言われることが多い症状ですが、その背景には「血の不足」「胃腸の弱り」「ストレスによるバランスの乱れ」など、いくつかの要因が重なっている場合があります。中医学では、心と体の土台となる部分から整えていくことで、できるだけ無理のない形での改善を目指していきます。
「気持ちの不調が続いてつらい」「PMSで毎月しんどくなる」「頭が働かない感じが気になっている」といったお悩みは、体質面から見直すことで変化が期待できる場合もあります。津田沼エリアで自律神経の乱れやPMS、生理前後の不調にお困りの方は、お一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
- 津田沼
- 2026/05/09
津田沼で生理不順の漢方相談をお考えの方へ|生理周期と体質タイプの基本解説
誠心堂薬局 津田沼店です。生理が早すぎる、なかなか来ない、毎回バラバラといった生理不順は、生活リズムやホルモンバランスの乱れ、体質のサインとしてあらわれることがあると言われています。ここでは、生理不順の基本と、漢方で考える体質タイプについて整理してご紹介します。
まず、生理の周期は一般に25〜38日が目安で、28日前後が望ましいとされています。24日以下で早く来る場合や39日以上あく場合、3か月以上生理がこない場合、18歳を過ぎても初潮がみられない場合などは、生理不順の可能性があるサインと考えられます。疲労やストレス、急なダイエット、激しい運動、環境の変化などによるホルモンバランスの乱れに加え、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺機能の変化など、病気が背景にあるケースもあるため、気になるときは一度婦人科での確認が推奨されています。
漢方・中医学では、生理は「腎(じん)」「肝(かん)」「脾(ひ)」などの五臓のはたらきと関係が深いと考えます。基本の28日周期より7日以上早いものを「月経先期」、7日以上遅いものを「月経後期」、早くなったり遅くなったり安定しないものを「月経前後不定期」と捉え、体質に合わせて整えていくのが特徴です。
生理周期が乱れやすい体質の代表例として、「気滞(きたい)タイプ」と「腎虚(じんきょ)タイプ」が挙げられます。
気滞タイプは、ストレスや緊張で「気」の流れが滞りやすいとされる体質で、生理の量が毎回違う、生理痛や生理前の胸の張り・イライラが出やすい、PMSがつらい、肩こりや頭痛、喉のつかえ感、便秘などが気になるといったサインがみられることがあります。気は血を押し流す力を持つとされるため、流れが悪くなると生理周期の乱れにつながると考えられます。漢方では、気の巡りをなめらかにし、香りのよいお茶やミント、ジャスミン、春菊、みつば、みかんの皮など、気を巡らせやすいとされる食材を、体質に合わせて取り入れていく方法があります。
一方、腎虚タイプは、生殖機能や成長・老化に関わる「腎」のエネルギーが不足しがちな体質とされます。生理の色が暗めで量が少ない、排卵のリズムが不安定、足腰のだるさや冷えが気になる、物忘れや耳鳴り、頻尿、白髪が増えたなどのサインがみられることがあります。加齢や睡眠不足、生まれつきの体質、過度な運動などが関わり、排卵を促す力が弱くなることで、生理周期の乱れにつながると考えられています。このタイプには、腎を養い土台を支えることを目的とした漢方や、黒豆・黒きくらげ・黒ごま・山芋・卵・くるみ・アーモンドなどを、体質や状況に合わせて取り入れる食養生が用いられる場合があります。
同じ「生理不順」というお悩みでも、原因や体質は人によって異なります。漢方相談では、生理の量や色、周期だけでなく、睡眠の状態、疲れやすさ、冷えやのぼせ、気分の波など全身のサインをあわせて確認しながら、その方に合った整え方を一緒に検討していきます。「このままでよいのか不安」「将来の妊娠も見据えて、生理のリズムを整えたい」と感じている方は、婦人科での検査や治療と並行しつつ、漢方と養生でからだの土台を見直していく方法もひとつの選択肢といえます。
生理不順や生理周期の乱れが気になる方、体質からのケアを検討してみたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。



