店舗お知らせ

鍼灸 船橋
2026/06/02

6月 薬膳レシピ  鶏むね肉とさやいんげんの黒酢あんかけ/さやいんげんともやしの海苔ナムル

「さやいんげん」で整える、巡りと軽やかさ

 

じめじめとした湿気が続く梅雨の時期は、体の中にも“余分な湿”がたまりやすく、なんとなくだるい、体が重い、食欲が落ちる…そんな不調を感じやすくなります。

やさしい甘みをもつ“さやいんげん”は、胃腸の働きを助けながら、余分な湿を外へ流し、疲れやすい体を軽やかに整えてくれる初夏の野菜です。

梅雨時期の重だるさをやさしくケアする一皿をご紹介します。

 

 

性質・作用 性味:平・甘

帰経:脾・胃

働き:健脾・和胃・去湿・解暑

主な栄養成分 β-カロテン(抗酸化作用、皮膚や粘膜の健康維持) 食物繊維(腸内環境を整える) 葉酸(細胞の代謝をサポート) ビタミンB群 ビタミンK カリウム

 

 

鶏むね肉とさやいんげんの黒酢あんかけ

胃腸を元気にして代謝を助ける鶏むね肉を組み合わせ、黒酢でさっぱり仕上げました。

材料(2人分) 鶏むね肉 ・・・・・・・・・・・・ 1枚(約250g)→ 1cm厚さくらいのそぎ切りにし、塩をしてから片栗粉を薄くまぶす

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ

片栗粉 ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

さやいんげん ・・・・・・・・ 100g→ 筋やヘタを取り、3等分にする

【A】 黒酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

醤油 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

みりん ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

きび砂糖 ・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

 

作り方

フライパンにさやいんげんを入れ、その上に鶏むね肉をのせる。

大さじ4の水(分量外)を加え、蓋をして強めの中火で4分加熱する。

蓋を開け混ぜ合わせたAを加え、水分を軽く飛ばしながら全体に絡める。

 

おいしく作るポイント 鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、しっとりやわらかく仕上がる 黒酢は最後に加えると、香りが飛びにくい 冷えが気になる方は生姜を、熱がこもりやすい方はトマトを加えるのもおすすめ

 

 

さやいんげんともやしの海苔ナムル

 

さやいんげんの働きを助ける海苔を合わせた、やさしい副菜

材料(2人分) さやいんげん ・・・・・・・・・ 80g
→ 筋やヘタを取り、3等分にする もやし ・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2袋(約100g)

焼き海苔 ・・・・・・・・・・・・・ 1/2枚

ごま油 ・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ

にんにく(お好みで) ・・ 少々→ すりおろす

 

作り方

フライパンまたは鍋に、さやいんげん、もやしを入れ、大さじ1の水(分量外)を加える。

蓋をして強めの中火で3分加熱する。

蓋を開け、水分が残っている場合はさらに加熱し、水気を飛ばす。

火を止め、ごま油、塩、お好みでにんにくを加えて混ぜる。

ちぎった焼き海苔を加え、さっと和える。

 

おいしく作るポイント

もやしの水分をしっかり飛ばすと、味がぼやけにくい 海苔は最後に加えることで、香りが引き立つ 蒸し調理にすることで、野菜の甘みが引き出される  

 

鍼灸 船橋
2026/06/02

6/3(水)台風による臨時休業のお知らせ

台風接近にともない6/3(水)を臨時休業とさせていただくことになりました。

LINEや問い合わせフォームへの返信も6/4(木)以降となります。

 

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

 

鍼灸 船橋
2026/05/26

現代病「首肩コリ」に鍼灸を~鍼灸での深層筋へのアプローチと体質改善~

多くの現代人にとって、首や肩の重だるさ、痛みは「いつものこと」として諦めがちな悩みです。

恥ずかしながら自分自身も例にもれず肩こりはあります。

肩コリそのものも辛いですが、そのコリを放置すると自律神経の乱れや血流の悪化、集中力の低下、さらには慢性的な頭痛を引き起こす原因にもなりますのでコリはなるべく解消しておくにこしたことはありません。

 

 

 

1. 現代社会と肩コリの深い関係:生活習慣に潜む罠

 

現代において肩コリが「国民病」とも呼ばれる最大の理由は、私たちの生活習慣が劇的に変化したことです。

かつての生活に比べ、現代は圧倒的に「身体を動かす機会」が減り、「目を酷使する時間」が増えました。

一日中座ってのPC仕事。また、スマートフォンやタブレットの長時間使用により目から入る膨大な情報の処理で脳は疲弊し、視神経の疲れは首の後ろから肩にかけての筋肉を緊張させます。

 

精神的なストレスも大きな要因です。

常に情報にさらされ、交感神経が優位になりやすい現代生活では、身体が「戦闘モード」から抜け出せず、無意識に肩に力が入ってしまいます。これらが積み重なり、慢性的な血行不良と筋肉の硬直を招きます。

 

 

 

2. デスクワーク姿勢が招く「構造的コリ」

 

特にデスクワークによ首肩には強い負担がかかります。

PC作業に集中すると、頭が前方へ突き出る「ストレートネック(スマホ首)」や、肩が内側に入る「巻き肩」になりがちです。

人間の頭の重さは成人で約5kg前後(ボウリングの球ほど)ありますが、首が前に30度傾くだけで、首にかかる負担は約3倍に膨れ上がると言われています。この重さを支え続けるために、首から背中にかけての筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)は常に引き伸ばされ、過度な緊張状態に置かれます。

これで肩コリになるなという方が無理な話です。

さらに、この状態が続くと、筋肉内の血管が圧迫されて酸素不足に陥り、疲労物質である乳酸などが蓄積します。これが「重い」「痛い」という自覚症状となり、さらに痛みが筋肉を硬くさせるという負のループを作り出してしまうのです。

 

 

 

3. なぜ鍼灸が肩コリに効くのか?

 

マッサージではなかなか届かない深部のコリに対し、鍼灸は非常に有効なアプローチ手段となります。

 

・直接的な筋肉へのアプローチ

鍼(はり)の最大の特徴は、皮膚の上からではなく、筋肉に直接的に刺激できる点です。

指では届かない深い層にある多裂筋や回旋筋といったインナーマッスルを刺激することで、筋肉の緊張を即座に緩和させ血流を改善します。

 

・中医学による体質改善(冷え・瘀血・気滞)

鍼灸の真骨頂は、単なる局所の消炎鎮痛にとどまらず、肩コリを起こしやすい「体質」そのものを整えることにあります。以下の3つの肩コリを起こしやすい体質についてお話します。

 

冷え(ひえ):身体が冷えると気血の巡りが滞ります。鍼だけでなくお灸(きゅう)による温熱刺激は、深部から身体を温め、血管を拡張させて循環を促進します。

 

 瘀血(おけつ):血流が悪い状態です。鍼灸は血流を促し、古い血を流して新鮮な酸素と栄養を隅々まで届けることで肩コリを取り除き筋肉の回復を助けます。

 

気滞(きたい):ストレスなどで「気(エネルギー)」の巡りが悪くなった状態。自律神経を整えるツボを刺激することで、精神的な緊張を解き、コリにくい柔軟な身体へと導きます。

 

 このように、西洋医学的な解釈(物理的な筋肉の緩和)と中医学的なアプローチ(内面的な巡りの改善)を同時に行えるのが、鍼灸の利点です。

 

 

 

4. 日々の養生で「コリを溜めない」身体づくり

 

鍼灸で整えた身体を維持するためには、日々の養生、つまり生活改善が欠かせません。

姿勢の意識とこまめなリセット(PC作業の合間に意識してトイレ休憩し肩甲骨を大きく回し伸びをする)、湯船に浸かって体をしっかりと温めその日の「冷え」「疲れ」「緊張」をリセット、寝る直前のスマホ操作を控えての深い腹式呼吸によるリラックス。

 また、ツボ押しも是非やってみてください。

 

首肩コリは、身体からのSOSでもあります。

休息や運動などの生活習慣の見直しとともに鍼灸で軽やかな身体を取り戻しましょう。

鍼灸 船橋
2026/05/19

漢方×鍼灸の相乗効果  「二刀流」で心身を整える

「なんとなく体が重い」「疲れが抜けない」「イライラして眠れない」……。

 

検査数値には現れない、けれど確実に存在する心身の不調。病院に行くほどではないけれど気にはなる不調。

そんな、病気ではないが健康でもないという現代人の悩みに応えるのが、中医学の知恵を結集した「漢方」と「鍼灸」の併用です。

 

 

誠心堂薬局では、これら二つのアプローチを中医学の「車の両輪」と考え、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドのケアを提案しています。

 

 

① 漢方の得意分野:内面から「根本」を立て直す

 

漢方薬の大きな役割は、「内面からの調整」です。生薬の力を借りて、体内の「気・血・水(き・けつ・すい)」などの不足している物質を直接補い、バランスを整え、五臓六腑の機能を内側から底上げし強化します。体質そのものを強化することが得意です。

 

得意な悩み: 虚弱体質、冷え症、生理不順や不妊などの婦人科疾患、慢性的な胃腸不良、アレルギー体質など。

 

アプローチ: 不足しているエネルギーを補い(補法)、余分な毒素を排出する(瀉法)ことで、病気になりにくい体質へと根本から変えていくことを得意としています。じっくりと時間をかけて土壌を耕すようなイメージです。

 

 

 

② 鍼灸の得意分野:体表から「流れ」を即効的に変える

 

一方、鍼灸は「体表からの調整」に長けています。全身を流れる「経絡(けいらく)」や経絡上にある「ツボ」を刺激することで、瞬時に自律神経や血流に働きかけ巡りを調整します。

 

得意な悩み: 肩こり・腰痛などの痛み、自律神経の乱れ、不眠、イライラ、急激な体調の変化、即効性を求める症状など。

 

アプローチ: 滞っているエネルギーの「流れ」が過剰ではないか?届いていないのではないか?などを確認し、過剰であれば分散させ、足りなければ届ける。といった調整を素早く行います。

誠心堂では独自の「三焦調整法」などを取り入れたコースでは、三焦の流れを調整することでより改善スピードをUPします。

 

 

 

 

なぜ「併用」が最強なのか?

 

イラストにある通り、漢方は「内側」から、鍼灸は「外側」からアプローチします。

例えば、深刻な冷えや不妊に悩む方の場合、漢方で血を補いながら(内側)、鍼灸で骨盤周りの血流をダイレクトに促進する(外側)ことで、単独で行うよりも遥かに早く、深い改善が期待できます。

まさに、内と外からの「相乗効果」です。

 

実際来院されている方の多くは併用されて効果を実感されていますが、当然鍼灸施術だけの方もおられますので鍼灸だけをうけたい、漢方などは苦手で・・・・

という方も大丈夫です。安心してご来院ください。

 

 

 

心身の悩みを抱えているあなたへ

 

誠心堂薬局には、中国の中医薬大学で学んだ専門家や経験豊富な相談員、熟練の鍼灸師が在籍しています。あなたの悩みや「言葉にならない不調」を丁寧なカウンセリング(弁証論治)をして最適な「漢方×鍼灸」のプランをご提案します。

 

「体質だから」と諦める前に、中医学の「漢方×鍼灸」二刀流ケアで、本来の健やかな自分を取り戻しましょう。

 

鍼灸 船橋
2026/05/12

「養卵鍼」で元気な卵子を育てよう

①「養卵鍼」ってなに?

 

爽快館では、採卵周期において「元気な卵子を育てるため」に行う「養卵鍼」を提案しています。

 

特に、体外受精(IVF)などで採卵を行う方に対して、卵子の質や成熟をサポートする目的で施術を行っています。

卵子は【原始卵胞 → 一次卵胞 → 二次卵胞 → 胞状卵胞 → 主席卵胞 → 成熟卵胞】 と、約半年の時間をかけて成長し排卵します。

そのため、元気な卵子を作るためには半年しっかり安定した血流を促し栄養を届けてあげる事が基本です。

その中でも、周期毎の低温期が卵胞を育てるためにも大切な時期になります。

 

 

②「養卵鍼」を行う時期は?

 

養卵鍼は、卵胞期(生理後〜排卵前)に重点的に行います。

先に述べたように、元気な卵胞を育てるために大切な時期だからです。

 

この時期は、卵胞が血流+ホルモンに反応して成長し、卵子の質が決まる重要な期間なので集中的に鍼灸でアプローチしていきます。

 

 

 

③「養卵鍼」の目的は?

 

養卵鍼は良質な卵子の育成をサポートする目的でおこないます。

 

そのための体質改善だけでなく、卵巣へ安定的に血液やホルモンを届けます。

血流が届きにくい原因はその方の体質により変わるため、体質を見極めつつ血流改善を行います。

 

 

 

④体質改善(中医学的アプローチ)

 

例えば「血」が少ない方は血液を増やさなければ十分に届きませんし、緊張やストレスから抹消の血流が滞っている方は自律神経の調整が必要になります。

 

誠心堂では、妊娠力の鍵として「血流」を非常に重視していますが、血流を改善するためには単に局所へ鍼の施術をするだけでなくしっかりと体質を見極めることが大切になります。

 

また、体質を見極めていくことは血流改善につながるだけでなく“卵子が育つ土台”そのものを改善することでもあります。

 

 

 

⑤ベースになっている考え方

 

養卵鍼は、誠心堂独自の「三焦調整法」をベースにしています。

 

これは、以下の3つを意識しながら、鍼灸の考え方である「三焦」を調整し全身の気血の流れを整えていく考え方です。

 

全身の血流バランスの調整

自律神経の調整

ホルモンバランスの調整

 

それにより体全体から妊娠しやすい体を作っていきます。

 

 

 

⑥誠心堂の養卵鍼や鍼灸は他と何が違うの?

 

・採卵周期に特化した“タイミング重視”の施術

・卵子の質にフォーカスしている

・漢方と併用し相乗効果を狙う

・体質改善により土台そのものを作り上げる

・三焦調整法により「血流・自律神経・ホルモン」へのアプロ―チ

 

「ただ整える」だけでなく“結果(採卵・卵質)”を意識した考え方です。

 

 

 

⑦ まとめ

 

養卵鍼とは一言でいうと

 

「卵胞期に集中して行う、卵子の質向上を目的とした鍼灸」

 

であり、

 

血流改善

ホルモン環境サポート

体質改善

 

を通して、

良い卵子を育てる土台を整える施術です。

 

 

着床障がいや不育症など、不妊につながる問題は様々ありますが、不妊治療においてはどれだけ元気な卵子が育つかは最も重要であると言っても過言ではありません。

そのためにも病院での採卵を考えている方は早めの体質改善や採卵周期の「養卵鍼」を知っていただきたいと思っています。

それが皆さまの早い妊娠出産へとつながれば幸いです。