
店舗お知らせ
- 鍼灸 船橋
- 2026/08/18
気象病と体質
気象病という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
テレビでも聞くようになりました。
気象病とは正式な病名ではありませんが、気圧、温度、湿度などの変化よって、頭痛、めまい、倦怠感など様様々な体調不良が引き起こされる状態の総称です。
私が患者様を長年鍼灸をしていての個人的な感覚ではありますが、いわゆる「気象病」として気圧などの変化によって症状を感じる方は増えています。
特に10年前は男性で症状が出る方にほとんど出会いませんでしたが最近は男性の患者様ともよく話をします。
おそらく気温変化が激しくなり体に対しての影響力が強くなったからではないかと思います。
中医学では気象病が起こる原因を痰湿や気滞、気虚など様々ありますが、今回は痰湿と気虚で簡単にお話したいと思います。
【痰湿】
痰湿は体に余分な水分が溜まっている状態です。
体の中の余分な水分は体の外の水分(湿度など)と反応して悪さをします。そのため低気圧が近づいて湿度も上がってくると体の重だるさやめまい、頭痛などの症状が出てきます。
なので治療としては体の痰湿を取っていきます。
ツボは陰陵泉(いんりょうせん)をよく使っています。
【気虚】
体の元気が不足していて抵抗力・防御力が低下している状態です。
環境の変化に対し体が対応できない為、頭痛・だるさ・めまい・耳鳴りなどが起こりやすくなります。
治療としては体の元気をUPして気圧変化に負けない体にしていきます。
ツボは足三里(あしさんり)などをよく使っています。
年々環境の変化は大きくなっている(気がします)。
その分、人間もそれに負けないようにもっと元気になる必要があるのではないかと思います。
鍼灸治療をすることも当然お勧めですが、自分の体質を知ることでどう養生したらよいのか?何に気を付けたらよいのかがわかることが大切です。
気圧変化に負けないからだを作りましょう。
- 鍼灸 船橋
- 2026/08/11
夏の「寒暖差疲労」による自律神経の乱れ
何となくだるい
食欲がない、便秘や下痢
睡眠の質の低下
肩こり頭痛
耳鳴り、めまい、ふらつき
手足の冷え
ストレス
など。
夏にはつらいけど病名はつかない症状に悩まされます。
こういった症状に対しての自律神経からのお話です。
夏は自律神経に慢性的で過度な負担がかかり続けます。
自律神経は体温調節や消化機能などの内臓の調整、発汗、血管拡張、血圧コントロール、心拍コントロールなどの自律的な体の調整を行っています。
体が夏の暑さにさらされると発汗をうながし、血管が拡張するなどの体温調整のスイッチが入りますが、短時間でもこの猛暑・酷暑にさらされると体には負担です。
現代はこれだけではなく、室内に入ることで急激に寒い環境にさらされるため今度は寒い環境に対して自律神経が体を調整します。
この「暑い」「寒い」を繰り返すことで自律神経は働きすぎて不調をきたし様々な症状を引き起こします。
これがいわゆる「寒暖差疲労」といわれるものです。
室内と室外の温度差は7度以内が理想といわれますが、外気温36℃だからと室内を29℃に設定するのは現実的ではありません。
熱中症になり倒れてしまいます...。
なのでどうしても寒暖差疲労は起こってしまいます。
そのため、「どうしたら自律神経を休ませられるか、回復させられるか」が大切になります。
・こまめな水分補給
大量の水分は胃腸を疲れさせ、吸収もわるくなるので注意。
・常温から温かい水分を
冷たい飲み物は内臓を冷やして働きを低下させます。また、熱中症予防としても冷たい水分より常温の方が急症が早くなります。
・食欲が低下している場合は食事の回数で調整
食欲がなくても食べなければ元気もでません。一度の食事量を少なくして食事の回数を増やしましょう。
・睡眠はしっかりとる。
睡眠をしっかりとれなければ自律神経も回復はしません。
就寝60〜90分前に約40°C のお風呂に10~15分ほど浸かる。お風呂に浸かることで自律神経もゆったりすることと、お風呂で温まった体温が低下することで睡眠に入りやすくなります。
また、寝る際には朝までエアコンは連続運転を。
夏の影響をゼロにすることはできませんが、少しでも回復できるよう日々の養生に気をつけていきましょう。
- 鍼灸 船橋
- 2026/08/06
夏の今だからこそ冬に向けての養生をはじめよう!
暑い日が続きますが、そんな中今回は冬に向けての少し気の早いお話です。
猛暑・酷暑という言葉も当たり前のように使われる毎日です。
当然、熱中症予防などの命を守る生活は重要です。
ただ、ちょっと生活を振り返ってみてください。
冷たい食べ物飲み物を取り過ぎて内臓をひやしてはいませんか?
・喘息
・冷え症
・関節痛
そのほか冬には色々な症状が現れます。
中医学には「冬病夏治(とうびょうかち)」という言葉があります。
冬の病は夏に治す。言葉の通りですが、夏にしっかり養生しておかないと冬に症状がでてしまうということです。
逆の「夏病冬治(かびょうとうち)」という言葉もあります。
1年は季節が循環していますので逆の季節をどう過ごすかでその後の体調が決まってきます。
体は半年前の養生の結果だと思ってください。
冬を暖かく過ごせる体にするためには体を温める基礎を作っておくことが大切ですので内臓を元気に働かせてあげられる必要があります。
そのために気を付けることは
①冷たい飲み物や食べ物を取り過ぎない
冷たいものは内臓を冷やして元気を作る力が低下します。直ぐに現れる影響としては夏バテ秋バテ。
これを気を付けるだけでだるさやなんとなくの不調がかなり減ります。
②温かい物を食べる
温かい汁物や夏鍋はGood!
内臓をしっかり温めてあげましょう。
以下のような食材もお勧めです。
・夏にこもりやすい熱をとって体を冷ます食べ物:ナス・キュウリ・トマト・スイカなど
季節の食材をとりましょう。
・内臓を温める食べ物:生姜・ニラ・ネギ・根菜類など
食事のお話をしましたが、エアコンはしっかり使う事が大切です。
近年の夏は昔とは違います。エアコンを使うことは前提でどう養生していくかを考えていきましょう。
ちなみに私は個人的にエアコンの効いた涼しい部屋で使いつつ鍋を食べたりします。
皆さんも是非「夏鍋」食べてみてくださいね。
- 鍼灸 船橋
- 2026/08/01
8月休みのお知らせ
8月のお休みは以下の通りとなっております。
ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
8/6(木)14時まで
8/13(木)休み
8/14(金)休み
8/23(日)14時まで
8/27(木)14時まで
- 鍼灸 船橋
- 2026/08/01
8月薬膳レシピ ゴーヤの梅おかか和え/ゴーヤの香ばしつくね 〜トマトソース添え〜
「ゴーヤ」で整える、夏のほてりとイライラケア
今が旬のゴーヤは、独特の苦味が特徴の夏野菜です。
薬膳では体にこもった熱を冷まし、暑さによるほてりやイライラ、食欲不振を和らげる働きがあると考えられています。
また、苦味には気持ちを落ち着かせる働きもあり、寝苦しい夜や暑さで疲れやすい時期におすすめです。今回は、ゴーヤの苦味を和らげる工夫を取り入れた、食べやすいレシピをご紹介します。
性質・作用 性味:寒・苦 帰経:心・脾・胃 働き:清心・解暑・明目・消腫・解毒・健胃
主な栄養成分
ビタミンC(抗酸化作用、紫外線対策)、葉酸(細胞の産生をサポート)、カリウム(体内の余分なナトリウムの排出を助ける)、モモルデシン(苦味成分、抗酸化作用)、チャランチン(苦味成分、血糖コントロール)
ゴーヤの梅おかか和え
梅は汗の出過ぎを抑え、体の潤いを守ります。
材料(2人分) ゴーヤ ・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2 本 ※1
梅干し ・・・・・・・・・・・・・・・ 小3個(10g)
かつお節 ・・・・・・・・・・・・・ 1袋(約2g)
きび砂糖 ・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/2
ごま油 ・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/2
白ごま ・・・・・・・・・・・・・・・ 適量 ※1
ゴーヤは縦半分に切り、中のわたと種を除き、1〜2 mmに薄切り。
作り方
① ゴーヤにゴーヤに塩ひとつまみ(分量外)をもみ込んで、5分ほど置く。熱湯を回しかけ、粗熱がとれたらしっかり水気を絞る。
② ポリ袋に①、梅干し、かつお節、きび砂糖、ごま油を入れ、梅干しを崩しながら和える。
③ 梅干しの梅干しの種を除き、②を器に盛り、白ごまをふる。
ゴーヤの香ばしつくね 〜トマトソース添え〜
ゴーヤと豆腐を組み合わせることで、こもった熱を冷まします。
材料(4人分)
ゴーヤ ・・・・・・・・・・・・・・ 1本 ※2
豚ひき肉 ・・・・・・・・・・・・ 200g
塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2つまみ
玉ねぎ ・・・・・・・・・・・・・・ 1/4個(50g) →みじん切り
充填豆腐 ・・・・・・・・・・・・ 60g →水切りする
パン粉・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
酒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
片栗粉 ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3〜
サラダ油 ・・・・・・・・・・・・ 大さじ3〜 ※2
ゴーヤは長さを半分に切り、中のわたと種を除き、5mmの薄切り。
トマトソース トマト ・・・・・・・・・・・ 1個 → 1cmの角切り
ケチャップ ・・・・・・・ 大さじ2
ウスターソース ・・・・ 大さじ1(なければ他のソースでもOK)
作り方
① ゴーヤにゴーヤに塩ひとつまみ(分量外)をもみ込み、5分ほど置く。水で洗い流し、水気をしっかりふき取る。
② ポリ袋に豚ひき肉と塩を入れてよく練り、玉ねぎ、豆腐、パン粉、酒を加えてさらに混ぜる。
③ ゴーヤに②の肉だねをのせ、肉だねが付いていない面に片栗粉をしっかりまぶす。
④ フライパンに油を約5mmの深さまで熱し、③の片栗粉をまぶした面を下にして中火で焼く。ゴーヤにこんがりと焼き色が付いたら裏返し、さらに約2分焼いて中まで火を通す。
⑤ トマト、ケチャップ、ウスターソースを混ぜ合わせ、トマトソースを作る。 (写真キャプション:③の片栗粉をまぶした状態。)
◎ゴーヤの苦みを抑える工夫 ゴーヤは、塩もみしてから加熱したり、揚げ焼きにすることで苦味が和らぎます。また、梅の酸味やかつお節のうま味を加えると、苦味がまろやかになり食べやすくなります。
(ちなみに、沖縄出身の私としては個人的にはゴーヤーの苦味を取るのが納得できない。苦味が美味しいのに.....)





