店舗お知らせ

鍼灸 船橋
2026/06/23

月経痛に悩まれている方へ ~婦人科に強い鍼灸院が考える月経痛との向き合い方~

「生理が来るたびにお腹が痛い」

「毎月鎮痛剤を飲まないと仕事にならない」

「生理痛は昔からだから仕方ないと思っている」

 

 

このようなお悩みを抱えている女性は少なくありません。

 

しかし、月経痛は単なる不快症状ではなく、身体のバランスの乱れを知らせる大切なサインである場合があります。

 

特に爽快館には、月経痛だけでなく、PMS、不妊症【子宮内膜症、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)や体外受精や顕微授精】に取り組まれている方も多く来院されています。

 

実際に妊活中の方のお話を伺うと、「生理痛がひどい」「生理前後の不調が強い」というケースは少なくありません。

 

中医学では、月経の状態は女性の身体の状態を映し出す鏡と考えます。

月経痛を単なる痛みとして捉えるのではなく、身体全体のバランスを見直すきっかけとして考えることが大切です。

 

 

 

 

① 月経痛とは

 

月経痛(月経困難症)とは、生理前から生理中にかけて起こる下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などの症状を指します。

多少の違和感で済む方もいれば、学校や仕事を休まなければならないほど強い痛みに悩まされる方もいます。

 

もし月経痛が強い状態が何年も続いているとすれば、それは年間にすると何十日もの時間を痛みとともに過ごしていることになります。

 

また、中医学や婦人科鍼灸の視点では、月経周期や経血の状態は妊娠力とも深く関係しているため、妊活を考えている方にとっても重要な身体のサインともなります。

 

 

 

② 月経痛の西洋医学的な原因

 

西洋医学では、月経痛の主な原因として「プロスタグランジン」という物質の過剰分泌が考えられています。

プロスタグランジンには子宮を収縮させて経血を排出する働きがあります。

しかし分泌量が多くなると子宮が強く収縮し、

 

・下腹部痛

・腰痛

・頭痛

・吐き気

・下痢

 

などを引き起こします。

 

また、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などの婦人科疾患が背景に存在する場合もあります。

 

さらに近年では、ストレスによる自律神経の乱れや慢性的な冷え、血流低下なども月経痛を悪化させる要因として注目されています。

婦人科疾患の有無を確認するためにも、鍼灸での治療と同時に婦人科での検査もお勧めしています。ご自身の体を西洋医学・中医学の両方からチェックすることが大切です。

 

 

 

③ 月経痛の中医学的な体質別説明

 

中医学では、月経痛の基本的な考え方は「 痛み=血流が悪くなっている状態【瘀血(おけつ)】 」と考えます。

そのうえで、爽快館に来院されている方の月経痛には以下のような体質のケースが多いように思います。

 

 

① 気滞血瘀タイプ

 

ストレスや精神的緊張によって気血の巡りが滞った結果、血液の流れも滞っている状態。

 

【痛みの特徴】

・生理前から痛みが強い

・張るような痛み、刺すような痛み

・イライラしやすい

・乳房の張りを伴う

・経血に血塊が混じる

 

【増悪因子】

ストレス、睡眠不足、精神的緊張

 

【緩解因子】

リラックス、適度な運動

 

【よく用いるツボ】

太衝、合谷、三陰交

 

妊活中の方にも非常に多いタイプで、自律神経の調整が重要です。

 

 

 

② 寒凝血瘀タイプ

 

冷えによって血流が滞り、子宮周辺の循環が悪くなっている状態です。

 

【痛みの特徴】

・キリキリとした強い痛み

・温めると楽になる

・下腹部や足先が冷える

・経血が暗い色をしている

 

【増悪因子】

冷たい飲食物、冷房、薄着

 

【緩解因子】

温熱刺激、お風呂

 

【よく用いるツボ】

関元、気海、三陰交

 

妊活の視点からも冷えは大敵です。子宮や卵巣周囲の血流改善を目指して施術を行います。

 

 

 

③ 気血両虚タイプ

 

気血が不足し、子宮や卵巣を十分に栄養できていない状態。

 

【痛みの特徴】

・鈍く重だるい痛み

・生理後に疲れやすい

・経血量が少ない

・めまい、動悸を伴う

 

【増悪因子】

過労、睡眠不足

 

【緩解因子】

休息、栄養補給

 

【よく用いるツボ】

足三里、脾兪、三陰交

 

このタイプは妊活で言えば卵巣に十分な栄養が届かずに卵胞の成長や着床環境(子宮内膜)に影響が出てくることがあります。

どのタイプにも三陰交(さんいんこう)というツボが使われていますが、婦人科疾患や月経を整える際には欠かせないツボなので全員に使うと言っても間違いではありません。

骨盤内だけでなく全身の血流を整える働きのある大切なツボです。

 

 

 

④ 月経痛の生活養生

 

月経痛改善のためには日々の養生も欠かせません。

まず大切なのは身体を冷やさないことです。

特に下腹部、腰、お尻周りは子宮や卵巣の血流と深く関わりますので、月経痛や妊活の方に私は腹巻を良くお勧めしています。

また、適度な運動は骨盤内の循環改善につながります。

 

さらに妊活中の方にも共通しますが、睡眠不足やストレスはホルモンバランスや自律神経に大きな影響を与えます。

生活習慣の中で早寝早起き、十分な睡眠や運動は大切です。

現代は皆、多忙で脳ばかり酷使し体は運動不足というアンバランスに陥っている方が増えています。

忙しい毎日だからこそ、「休むこと」を大切にしてください。

多忙だと「余った時間を睡眠に充てる」方が多いのですが、睡眠時間はしっかり確保してください。そのほうが逆に昼間のパフォーマンスが上がって効率が良くなったりします。

話が月経痛とはズレてしまいましたね・・・。

 

 

 

⑤ 鍼灸の提案

 

月経痛を抱えている方の身体を診ていると、単に子宮だけの問題ではなく、

 

「冷え」

「血流不足」

「ストレス」

「自律神経の乱れ」

「慢性的な疲労」

 

などが複雑に関係していることが少なくありません。

 

爽快館では、月経痛の緩和だけを目的とするのではなく、その先にある女性の健康や妊娠・出産までを見据えた身体づくりを大切にしています。

 

生理は毎月訪れる身体からのメッセージです。

 

「生理痛があるのが当たり前」と我慢するのではなく、ご自身の身体を見つめ直すきっかけにしていただければと思います。

 

鍼灸 船橋
2026/06/16

PMS(月経前症候群)のイライラ爆発をどうにかしたい!!

最近広く知られるようになったPMS。

「気持ちや体調の波が大きい」というかたに、月経周期との関連をみてもらうと月経前にイライラ爆発している・・・・。と初めて自分自身のイライラがPMSだったことに気が付くかたも意外と多いんです。

 

実はイライラの原因が月経周期と関連していると気が付くだけでも気持ちは落ち着くので、ご自身の月経周期とイライラそのほかの体調を観察してみることは大切です。

 

 

PMSの起こる時期については生理が来る3〜10日位前とも言われ不調の期間は人によってさまざま。

体調不良の日が、月に3日間と10日間ではだいぶ違いますよね。

体のケアをすることで期間を短くしたり症状を軽減することができますので、日々の生活を楽に過ごすためにも自分の体と心を知って対策を立てていきましょう。

 

 

【中医学的に見たPMSの体質】

体質はいくつもあります

 

肝鬱気滞(かんうつきたい)

寒凝血瘀(かんぎょうけつお)

水湿停滞(すいしつていたい)

気血両虚(きけつりょうきょ)

 

などなど。

今回は、もっとも多いタイプではないかと思われる肝鬱気滞についてご紹介します。

 

 

 

肝鬱気滞(かんうつきたい)体質

ストレスなどの精神刺激により、イライラや憂うつ感など精神症状が起こります。

もっとも多いタイプではないかと思います。

随伴症状:乳房の張りや痛み、肩こり、頭痛、イライラ、憂うつ感、喉のつまりなど。

ストレスが過剰になると、自律神経の乱れによって気の巡りをスムーズにコントロールできず停滞するため精神的な不調が起こりやすくなります。

イライラ爆発して、爆発すると落ち着いたり、月経がはじまると今までの症状が嘘のように消失します。

 

漢方では「柴胡疎肝散」や「加味逍遙散」などが使われ、鍼灸のツボでは太衝や内関などがよくつかわれます。

食養生としてはミント、ジャスミン、春菊、三つ葉、みかんの皮の香りのある食材がGood。

食材の香りが気の巡りを良くしてくれます。

 

その他、鍼灸では血海(けっかい)、三陰交(さんいんこう)、湧泉(ゆうせん)などのツボを使い、気の巡りを良くするほかに、月経そのものを整えるための血流コントロールや五臓六腑の「腎」の元気をUPするツボを使っていきます。

 

 

そうすることで気血の流れが整い、月経とともにPMSの症状も落ち着いていきます。

これらは実際の施術で使用しているツボですが、家でのツボ押しに使ってもOKです。

 

そのほかにも、

・バランスのよい食事を心がける

・アルコールや塩分、カフェインの摂取を控える

・喫煙は控える

・運動で体を動かしてストレスをうまく発散させましょう

 

自分自身の体の事をしり、鍼灸や養生で心身を整えPMSの無い元気な毎日を過ごしましょう。

鍼灸 船橋
2026/06/09

初めての鍼灸でつらい腰痛を根本改善!「中医学」体質別ケア

マッサージに行ってもすぐに戻ってしまう、慢性的な腰痛に悩んでいませんか?

「鍼(はり)や灸(きゅう)って痛そう」

「どこに行けばいいかわからない」

と不安で、一歩を踏み出せない方も多いと思います。しかし、その場しのぎの気休めではない根本的なアプローチができるのが、当院「爽快館」の鍼灸治療です。

 

中医学(中国の伝統医学)では、腰痛を単なる筋肉のコリではなく、全身のバランスの乱れ(体質)のサインと考えます。まずはあなたの腰痛がどのタイプかチェックし、身体の内側から見直していきましょう。

 

 

【中医学でみる3つの腰痛体質とおすすめのツボ】

 

1. 瘀血(おけつ)タイプ:血行不良の頑固な腰痛

 

症状の特徴:同じ場所が痛む。ストレッチや動くことで血流が動き楽になる。

 

原因となる生活習慣:長時間のデスクワーク、運動不足、冷え、ストレス。

 

よく使われるツボ:

 

委中(いちゅう):膝の真裏のしわの中央。腰の筋肉を緩めて腰痛を改善します。

 

三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指幅4本分ほど上。全身の血の巡りを改善します。

 

 

 

2. 痰湿(たんしつ)タイプ:余分な水分が溜まった重だるい腰痛

 

症状の特徴:天気が悪い日や雨の日に腰が重くなりやすく重い痛みを感じます。

 

原因となる生活習慣:冷たいものや甘いものの摂りすぎ、暴飲暴食、湿気の多い環境。体重増加など。

 

よく使われるツボ:

 

陰陵泉(いんりょうせん):すねの内側をなぞり、膝の下で指が止まるくぼみ。水分代謝を促します。

 

豊隆(ほうりゅう):すねの外側、膝と足首の中間点。体内の不要な「痰」を排出します。陰陵泉と組み合わせることでより痰湿を取り除く力がUPします。

 

 

 

3. 腎虚(じんきょ)タイプ:エネルギー不足の老化・慢性腰痛

 

症状の特徴:鈍い痛みがだらだらと続き、夕方や疲れたときに悪化します。

 

原因となる生活習慣:年齢からくる腰痛、慢性的な寝不足、慢性疲労、過労など

 

よく使われるツボ:

 

腎兪(じんゆ):おへその真裏の背骨から、指2本分外側。腎の元気を高め、腰下肢の血流を改善します。

 

太谿(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。生命力を補い足腰を強くします。

 

 

 

当院では、カウンセリングを通じてあなたの「体質」を丁寧に見極めます。

使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんどありません。使い捨ての鍼を使用するため衛生面も安心です。

鍼灸は深い筋肉も直接的に緩めることができるのと同時にツボを優しく刺激することで体質改善とともに自律神経を整え、血流を改善します。

 

あなたの腰痛に合わせた最適な施術プランをご提案いたします。慢性的な痛みを我慢せず、まずは一度爽快館へご相談ください。快適で軽い身体を、私たちと一緒に取り戻しましょう!

 

鍼灸 船橋
2026/06/02

6月 薬膳レシピ  鶏むね肉とさやいんげんの黒酢あんかけ/さやいんげんともやしの海苔ナムル

「さやいんげん」で整える、巡りと軽やかさ

 

じめじめとした湿気が続く梅雨の時期は、体の中にも“余分な湿”がたまりやすく、なんとなくだるい、体が重い、食欲が落ちる…そんな不調を感じやすくなります。

やさしい甘みをもつ“さやいんげん”は、胃腸の働きを助けながら、余分な湿を外へ流し、疲れやすい体を軽やかに整えてくれる初夏の野菜です。

梅雨時期の重だるさをやさしくケアする一皿をご紹介します。

 

 

性質・作用 性味:平・甘

帰経:脾・胃

働き:健脾・和胃・去湿・解暑

主な栄養成分 β-カロテン(抗酸化作用、皮膚や粘膜の健康維持) 食物繊維(腸内環境を整える) 葉酸(細胞の代謝をサポート) ビタミンB群 ビタミンK カリウム

 

 

鶏むね肉とさやいんげんの黒酢あんかけ

胃腸を元気にして代謝を助ける鶏むね肉を組み合わせ、黒酢でさっぱり仕上げました。

材料(2人分) 鶏むね肉 ・・・・・・・・・・・・ 1枚(約250g)→ 1cm厚さくらいのそぎ切りにし、塩をしてから片栗粉を薄くまぶす

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ

片栗粉 ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

さやいんげん ・・・・・・・・ 100g→ 筋やヘタを取り、3等分にする

【A】 黒酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

醤油 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

みりん ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

きび砂糖 ・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

 

作り方

フライパンにさやいんげんを入れ、その上に鶏むね肉をのせる。

大さじ4の水(分量外)を加え、蓋をして強めの中火で4分加熱する。

蓋を開け混ぜ合わせたAを加え、水分を軽く飛ばしながら全体に絡める。

 

おいしく作るポイント 鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、しっとりやわらかく仕上がる 黒酢は最後に加えると、香りが飛びにくい 冷えが気になる方は生姜を、熱がこもりやすい方はトマトを加えるのもおすすめ

 

 

さやいんげんともやしの海苔ナムル

 

さやいんげんの働きを助ける海苔を合わせた、やさしい副菜

材料(2人分) さやいんげん ・・・・・・・・・ 80g
→ 筋やヘタを取り、3等分にする もやし ・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2袋(約100g)

焼き海苔 ・・・・・・・・・・・・・ 1/2枚

ごま油 ・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみ

にんにく(お好みで) ・・ 少々→ すりおろす

 

作り方

フライパンまたは鍋に、さやいんげん、もやしを入れ、大さじ1の水(分量外)を加える。

蓋をして強めの中火で3分加熱する。

蓋を開け、水分が残っている場合はさらに加熱し、水気を飛ばす。

火を止め、ごま油、塩、お好みでにんにくを加えて混ぜる。

ちぎった焼き海苔を加え、さっと和える。

 

おいしく作るポイント

もやしの水分をしっかり飛ばすと、味がぼやけにくい 海苔は最後に加えることで、香りが引き立つ 蒸し調理にすることで、野菜の甘みが引き出される  

 

鍼灸 船橋
2026/06/02

6/3(水)台風による臨時休業のお知らせ

台風接近にともない6/3(水)を臨時休業とさせていただくことになりました。

LINEや問い合わせフォームへの返信も6/4(木)以降となります。

 

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。