店舗お知らせ
- 銀座
- 2024/02/20
つらい花粉症に負けないために
今年も花粉症シーズンに突入。花粉症の人にはつらい季節がやってきました。
「花粉症」はアレルギー性鼻炎の一種で、花粉の飛散が多くなる時期に目や鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがどの症状があらわれます。
喘息やアトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患を持っている方は、花粉症になりやすい傾向があるといわれています。
中医学では、花粉症のことを自然界の邪気「風邪(ふうじゃ)」が花粉を連れて体に入り込むことで起こる症状と考え、
身体の抵抗力が足りない体質(気が不足=気虚)は風邪が侵入しやすく花粉症の症状も強く出やすいと言われています。
花粉症には冷えタイプと熱タイプがあります。
冷えタイプは
・水っぽくてサラサラした鼻水があふれる
・起床時にくしゃみが止まらない
・体の冷えを感じる、、、
熱タイプは
・鼻水や目やにが黄色く粘る
・鼻が詰まる
・目の充血やかゆみ
・顔が熱っぽい
上記のように花粉症は人によって症状が様々です。
花粉症の悪化には生活習慣が大きく関わっていると言われており、
睡眠不足や暴飲暴食、ストレスなどで「気」が不足した状態になると起こりやすくなります。
胃腸に優しい食材をとる、充分な睡眠をとる、適度な運動を取り入れる、
しっかりと深呼吸をするなど日々の養生で「気」をチャージすることもできます。
体質を整えることで、花粉症の症状を緩和させることができます。
漢方薬や鍼灸治療にご興味がある方は一度ご相談されてみませんか?
- 銀座
- 2024/01/30
妊活で温活しましょう
今回は冷えについてお話いたします。
そもそも【冷え】とは血管が収縮し、血流の流れが悪くなるために毛細血管へ温かい血液が流れず、末梢の手足などが冷えてしまうことです。主な冷えの原因は運動不足(筋肉量の低下)、食生活の乱れ、ストレス、自律神経の乱れ、喫煙などがあります。
なぜそれが原因になるかというと、血行不良を起こしやすい状態にさせてしまうからです。血行不良は血管が収縮し、血液の通り道が狭くなることで起こりやすくなります。その血管の収縮・拡張の働きを自律神経によりコントロールされています。
漢方の考えには気・血・水があり、この3つが体の中でバランス良く巡ることにより、健康が維持されると考えられています。この3つのうち、どれかひとつでも不足したり、偏ったり、巡りが悪くなることで体の不調や病気が起こりやすいとされています。
なので冷え性は、気・血・水のバランスが崩れた状態です。
その方のタイプによって漢方でもアプローチの仕方が変わってきます。
人間の身体にとって血液が巡るにも順番があります。妊活においては子宮周りや卵巣、卵子、精子などに血液が流れることがとても重要ですが、目や脳を日頃から使うことでそちらに優先的に血液が巡りやすくなってしまいます。
なので自律神経のオン・オフの切り替えが重要となります。
まず簡単にできることから☆
・根菜類など体を温めてくれる食材を積極的に取り入れる
・適度な有酸素運動も大事です(ダラダラと汗をかくようなことはあまりお勧めしません)
・骨盤周りのケアをする(座りっぱなしの姿勢が長く続くようならストレッチなどを日常的に取り入れましょう)
ぜひトライしてみて下さい!
それでもなかなか改善されないという場合は漢方・鍼灸治療がお勧めです。
- 銀座
- 2024/01/04
食べ過ぎ飲みすぎによる胃腸の不調に~七草がゆを食べよう~
あけましておめでとうございます。2024年もよろしくお願いいたします。
年末年始はついつい食べ過ぎや飲み過ぎが続き、胃が重たい、肌荒れ、体が重だるいなどの症状が続いていませんか?
鏡で自分の舌を見てみると、白や黄色の厚い苔がベタっとついているかもしれません。
これは食べ過ぎやアルコールによって体に湿気や熱がたまり、胃腸が疲れているサインです。
この胃腸の疲れを労わってくれるのが「春の七草がゆ」
年末年始の食べ過ぎや飲み過ぎで疲れた胃を優しく労る7種類の薬草粥です。
春の七草は「正月の七日に春の七草を摘み、これを神前に供えてから食べれば、その年は病気にかからない」という考えで、もともとは中国から日本へ伝わりました。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケ
ノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草 とリズムに乗せて歌っていた頃を思い出します。
これら七草にはそれぞれ役割があり、胃腸を整える、消化を助ける、咳を抑える、体調を整えるなどの効果があり、
またビタミンやミネラルの供給源となり風邪をひきにくくするとも考えられています。
年末年始の不摂生により、胃腸の調子が悪い人は、優しい食事を心がけ、疲れた胃を元に戻してあげましょう。
現在では七草粥セットを市販で簡単に手に取ることができますので、1月7日の朝には七草粥を作り、
胃腸を整えながら今年一年の無病息災を願ってみましょう。
- 銀座
- 2023/12/07
パサパサの髪をツヤツヤにする
「髪をツヤツヤにしてください!」
と、来店された方は今までいませんが定期的に相談にいらっしゃる方からは多く受ける相談です。
切れ毛や抜け毛などの相談は元々多いですがこれはまた別。
髪をツヤツヤにする話をしましょう。
髪は「腎の華」「髪は血の余り」と言われており、腎と血の両方のチカラがないと髪の悩みが出てきます。
髪は女の命。近年では、男女関係ありませんよね。
髪は人の印象を決める大きな要素になります。
髪をツヤツヤにするためにはヘアケアは通常通り行っているとして…
それ以上に食養生、漢方、鍼灸のチカラが大切です。
最近、どこかの広告でシャンプーに白きくらげが配合されたものがあるというのをみました。
たしかに白きくらげには、滋陰作用といって潤いを与えるものがあります。
ただ私がお勧めしたいのは”塗るより食べる”
食養生は養生になので、すでにパサパサの人には漢方がお勧めです。
腎と血に対応し、潤いを与えるための漢方があります。
髪は自分の身体で作るものです。身体の中から作れるものを補充しましょう。
- 銀座
- 2023/12/03
食いしばり、歯ぎしりに漢方と鍼灸
顎関節症まではいかないけれど、顎が痛い、固い感じがする
という方は案外多いのではないでしょうか?
顎の症状は自分で揉んでも、口を開けるストレッチをしてもなかなか良くならないことが多いです。
顎が痛くなる、固くなる その原因を探って解決しましょう!
基本的に関節の痛みは痺症(ひしょう)といって外邪が原因になります。
例えば、冷たい風に長時間当たってから顎が痛くなったなど
しかし、現代人の顎の痛い、固い感じがする原因はほとんどがストレスです。
ストレスがかかると知らないうちに顎にチカラが入ってしまうんです。
豆知識ですが、口は半開きで上の歯と下の歯の間がくっついていない状態が理想です。
気づいたときに確認してみてください。くっついているかも…
漢方で緊張をとり、リラックスさせる。鍼灸で物理的に顎周辺の筋肉を柔らかくし、顎を楽にしてあげましょう。