店舗お知らせ

銀座
2024/05/02

梅雨の湿気に負けない体づくり~胃腸ケア~

梅雨の湿気に負けない体づくり~胃腸ケア~
梅雨の湿気に負けない体づくり~胃腸ケア~

春の心地よい温かさから一気に気温が上がり、夏のように暑い日が続いていますね。

ジメジメと暑い日や雨の日が増え始め梅雨が近づいてきました。

 

毎年この時期になると、

頭や身体が重い、めまい、むくみ、食欲が落ちる、下痢や軟便のような不調が気になる方はいませんか?

その原因は雨や湿気により、身体に余分な水分や湿気が溜まっているせいかもしれません。

 

中医学ではこのような余分な水分のことを【湿邪】と言います。

特に湿邪の影響を受けやすいと言われているのが脾=胃腸です。

 

胃腸は消化吸収や水分代謝の働きをしています。

湿邪によって胃腸の働きが低下すると上手く水分をさばくことができず、

余分な水として身体に溜まり、全身の水分代謝が滞り、

重だるさや頭痛、浮腫み、めまい、関節痛などの不調につながります。

 

身体の中の余分な湿は外からの要因だけでなく、体の内側からも生まれます。

冷たいものや甘いもの、生もの、脂っこいものの摂りすぎによって胃腸が冷えて機能が低下すると、

胃腸に湿気が溜まり、食欲不振や下痢、軟便などにつながります。

例えば、

暑くなってきたので、アイスをたくさん食べたり、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、

胃腸が冷え、一気に水分代謝が悪くなってしまいます。

 

この時期は身体の水はけをよくして、胃腸ケアをすることがとても大切です。

梅雨をいかに元気に乗り切るかが、次の季節を快適に過ごすための鍵となりますので早めの対策をしてあげましょう。

 

「湿邪」に弱い胃腸の負担を減らすとともに、夏を乗り切れる体づくりをしていきましょう。

 

銀座
2024/04/18

春眠たいのは?

春眠たいのは?
春眠たいのは?

春眠たいのは、冬からの寒暖差で身体がなかなか追いつかずに、自律神経が乱れやすくなってしまっているからです。
自律神経は体を活発に動かせるための交感神経と、身体を休ませるための副交感神経の2つのバランスが大事になります。
このバランスが良いと、昼間は活発に行動することが出来、夜は自然と眠くなるのが通常です。
逆にこのバランスが崩れると身体のリズムも崩れてきて昼間に眠くなったりと睡眠に影響が出てきます。

また寝る時間は取れてはいるけど、寝付きが悪い・夢を多くみる・途中で起きる・寝起きに疲れが取れている気がしないなども睡眠の質自体はあまり良くはありません。
特に春は新年度で学校生活や就職、部署移動など環境の変化も起こりやすい季節ということも影響してきます。

心因的にも自律神経に直結してきやすいのです。
あまりにもその状態が長く続くという場合は、身体が疲れているサインです。
暖かいと活発に動きたくなりますが、そうゆうときはゆっくり休んであげましょう。
日光を浴びることも重要です。
目を使いすぎも良くありません。スマホやPCから少し離れる時間も設けましょう。

それでもなかなか改善しないという時は、鍼灸治療や漢方で身体を整えることをお勧めします!
毎年なるからと放置せず、自分の身体のサインに耳を傾けてあげるようにしましょう。

銀座
2024/04/02

妊活をはじめるために~からだづくりを始めよう~

妊活をはじめるために~からだづくりを始めよう~
妊活をはじめるために~からだづくりを始めよう~

「妊活を始めたいけれど、どうしたらいいのかわからない」

「不妊について、周りには相談しにくい」

 

妊活というと何から始めればよいか悩むという声をよくお聞きします。

まず最初に始めていただきたいことはからだ作りです。

女性のからだは赤ちゃんを受け入れる母体となります。

そのため妊娠するだけでなく、妊娠後にお腹の中で元気な赤ちゃんを育てるためにも、

お母さんのからだがしっかりと整っていることが大切です。

 

からだが整っていない状態だと、妊娠に向けてだけでなく、

妊娠中や産後にも身体や心にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。

 

例えば、卵子の質が良くない、なかなか着床しないなど妊娠しにくくなる原因になるだけでなく

妊娠した後のお腹の中での赤ちゃんの発育や妊娠中のお母さんの体調

また出産した後の体調や母乳の状態など、さまざまなことに影響を及ぼすと考えられています。

赤ちゃんが欲しいと思ったら、安心して赤ちゃんを迎え入れられるよう、

まずはご自身のからだを整えることから始めましょう。

 

からだを整えるために、まずは自分が今どのような状態なのか把握することが大切です。

自分は大丈夫だと思っていても、日々の疲れやストレスなどから、

少しずつからだが不調に傾いているかもしれません。

 

漢方には、私たちに元々備わっている自然治癒力を高めて、

心身の状態を健康に導いたり、体質を改善しくれる力があります。

 

妊娠しやすいからだ作りをするために、体質に合った漢方を始めてみませんか?

銀座
2024/03/21

鍼灸治療って実際どんな感じなの?

鍼灸治療って実際どんな感じなの?
鍼灸治療って実際どんな感じなの?

鍼灸の認知度も5年、10年前と比べ大分広まってきてはいるのではないでしょうか。
でもまだまだ経験されたことがない方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな鍼灸治療(シンキュウ)についてお話いたします。

(ハリ)は髪の毛ほどの細さですごく軟らかくしなやかなものを使用します。
数ミリ単位ではありますが、鍼にも色々な細さ、太さ、長さなど種類も豊富にあります。
その方の体型や症状の状態に併せて変えていきます。

また痛そう】怖い】と思われている方も多いですが多少チクッと痛みを感じます。
ただ鍼をした際に、独特の【ズーン】という感覚や【重い】という風な感覚がツボによって感じられます。
それを【響き感】といいます。この感覚はそのツボの鍼が効いているという指標になります。

ではなぜ鍼をすると効くのか?というメカニズムをお話しします。

鍼を刺すことで筋肉に傷がつき、異物が入ってきたと体内が感じ取ることで、
傷を修復しようと細胞が働きかけることで血行が促進され、結果として痛みや不調が改善されます。
あわせて自律神経のバランスが調整されることで内臓の働きが活発化されます。
血流が促進されることで、体中に酸素と血流の巡りがいきわたりやすくなるので、筋肉のコリ痛み
新陳代謝も促進されます。

またお灸(オキュウ)はヨモギから作ったもぐさを燃やすことでツボを温めていきます。

鍼との違いは【体質改善】【免疫力向上】【冷えると悪化する痛みや不調】には
特に効果的です。

鍼灸治療は肩こりや腰痛、痺れなどの治療だけでなく、不眠や便秘等自律神経や内科的疾患、
不妊治療や美容鍼などでも幅広く対応できる治療法です。


例えばお薬を飲んでも症状がなかなか改善されないという場合など鍼灸治療はとても効果的かと思います。

ぜひ1度受けてみませんか?お困りのご症状がございましたらいつでもご連絡くださいね。
その際はご予約が必要となりますのでお気を付けください。

銀座
2024/03/07

春の何となく不調

春の何となく不調
春の何となく不調

温かい日が少しずつ増え、ポカポカと過ごしやすくなってきました。

晴れやかな気分でやる気がみなぎる!という方もいれば、

なぜか春になると、食欲や気力がわかない、不眠気味、めまいや吐き気がすなど不調が起きやすいという声もよく耳にします。

 

中医学では「肝」に負担がかかりやすい季節であると考えられています。

「肝」には気血を巡らせる働きや、自律神経を整えたり、体の中の不要なものを解毒する(=デトックス)働きもあります。

冬から春にかけての気温の変化、人間関係や環境の変化によるストレスなどによって「肝」に負担がかかると、肝の働きが低下し、

「なんだか調子が良くない」といった症状が出てきます。

 

肝の働きをサポートするために、

質の良い血をしっかりと満たすこと

夜更かしやストレスなどによる血の無駄遣いをしないことが重要となってきます。

 

明日からできる生活養生として

・なるべく決まった時間に寝て起きる

・ストレスをためない

・軽い運動やストレッチをする

・アロマのような心地よい香りでリラックスする

・春が旬の食材を取り入れる

・酸味は少なめにし、自然な甘味の食材を楽しむ

 

まだ症状が出ていなくても、先回りで予防し心と体を労ることで大切です。

何かと不安定になりやすい季節ではありますが、ゆるやかに自分に優しく春を楽しみましょう。