店舗お知らせ

鍼灸 恵比寿
2025/03/12

3月に起きやすい不調と鍼灸の対策

こんにちは!

院長の小林です。3月に入って暖かい日も増えてきましたが日によっては急に寒い日や雪の日などもあり、

身体が追い付かない…なんてこともありますね。

今回は3月に増える疾患や鍼灸での対策についてお話します。

症状を引き起こさない身体つくりを目指しましょう!!

 

3月に増える主な疾患・症状

 

1. 花粉症(アレルギー性鼻炎)

3月はスギ花粉のピークで、ヒノキ花粉も飛び始める時期。

主な症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ

鍼灸での対策:免疫バランスを整え、鼻づまりや目のかゆみを軽減

 

2. 自律神経の乱れ(春バテ)

気温の変化が大きく、自律神経が乱れやすい時期。

主な症状:だるさ、頭痛、めまい、不眠、イライラ

鍼灸での対策:交感神経と副交感神経のバランスを整え、ストレスを緩和

 

3. 胃腸の不調

寒暖差や新生活へのストレスで、胃腸の働きが低下しやすい。

主な症状:胃痛、胃もたれ、便秘、下痢

鍼灸での対策:消化器系のツボを刺激し、胃腸の働きを整える

 

4. 風邪・インフルエンザ・コロナ

朝晩は冷え込み、免疫力が低下しやすく、ウイルスに感染しやすい。

主な症状:発熱、のどの痛み、咳、倦怠感

鍼灸での対策:免疫力を高め、体温調節機能を整える

 

5. 肩こり・頭痛・めまい

季節の変わり目の気圧変動で、血流が悪くなりやすい。

主な症状:首・肩こり、片頭痛、めまい

鍼灸での対策:血流改善、筋緊張の緩和

 

6. 不妊治療をしている方の体調不良

春はホルモンバランスが乱れやすく、不妊治療中の方は体調管理が重要に。

主な症状:冷え、月経不順、ストレス、不眠

鍼灸での対策:子宮・卵巣の血流改善、自律神経を整えて妊娠しやすい体づくり

 

3月の体調管理ポイント

✔ 花粉症対策を早めにスタート(体質改善には鍼灸が有効)

✔ 朝晩の冷えに注意し、体を温める

✔ ストレスを溜めないよう、自律神経のケアを意識

✔ 胃腸を労わる食事(消化の良いもの・温かいものを)

 

3月は環境の変化が多い時期。季節の変わり目に負けない体づくりを意識しましょう!

鍼灸 恵比寿
2025/03/07

『WEHealth2025』出展のお知らせ

『WEHealth2025』出展のお知らせ

 

いつも誠心堂薬局をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。

 

本日から東京原宿で開催されるフェムテックイベント「Wehealth 2025」にて

美血ファスティングを紹介しております。

 

女優でモデルの國分ゆうかさんが美血ファスティングを紹介してくださいました。

美血ファスティングの商品紹介の動画も完成しましたのでよろしければご覧ください。

動画視聴▶ https://vimeo.com/1062725085/820cf5d131?share=copy

 

【Wehealth 2025】 

開催期間:2025年3月7日(金)~3月9日(日) 11:00~17:00

会場:WITH HARAJUKU HALL

https://wehealth.co.jp

 

 

 

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鍼灸 恵比寿
2025/01/11

小林大輝先生の自宅でできる1分間ストレッチ!

小林大輝先生の自宅でできる1分間ストレッチ!

長引くテレワークやコロナの影響で運動不足を感じている方にオススメ!
まずは簡単なものから取り入れてみてくださいね。

1分間首ストレッチ
https://youtu.be/zB8m_cWKoEY
その他YouTube「#誠心堂 #ストレッチ」で検索

鍼灸 恵比寿
2024/10/18

婦人科コラム【生理痛③】 執筆 熊井友香

自宅でできるケア

 ・洋服や下着はゆったりしたものを着て、ひざの下にクッションなどを当ててしばらく休みましょう。使い捨てカイロを下腹部に当てて、時計回りにゆっくり回しながらおなかをマッサージすればより効果的です。

・デスクワークの方は毛布やひざ掛け、腹巻などで腰回りを温めましょう。長時間、座りっぱなしは血行を悪くするので30分に1度立ち上がって屈伸運動をしたり、脚の付け根をマッサージや足首をまわして血液の循環を促しましょう。

・ウォーキングや軽いジョギングで全身の血行をよくするのもおすすめです。室内でラジオ体操や簡単なストレッチをするだけでも痛みが和らぎます。

 

 

生理痛におすすめのツボ

気持ちいい程度にゆっくり押しましょう

・血海  膝の内側、皿から指4本分くらい上

・三陰交 足の内側くるぶしから指4本分上

・気海  おへそから指2本下

・腎兪  ウエストラインの背骨から指2つ分外側の左右

鍼灸 恵比寿
2024/10/08

婦人科コラム【生理痛②】 執筆 熊井友香

月経前や月経中に起こる症状4タイプ

【イライラ・怒りっぽい 「気滞(きたい)」タイプ】

主な症状:イライラ、怒りっぽい、乳房の張り・痛み、頭痛、肩こり

その他:ストレスが多い、熱っぽい、口の渇き、過食、月経時の下腹部の張り・痛み、舌辺が紅い、舌の苔が薄く黄色い

 

「肝(かん)(肝臓)は、月経の基本となる「血(けつ)」を蓄え、血量や月経周期の調節を担う臓器です。また、ストレスを発散させて、「気」(エネルギー)の巡りをスムーズに保つ働きもあります。

 

ストレスが過剰になると、そのダメージで肝の機能が低下します。すると、気の流れが停滞し、ストレスを上手く発散できずイライラや怒りといった精神的な不調が起こりやすくなるのです。

 

また、肝の不調は月経にも影響するため、月経不順や月経痛などにつながります。

「気滞」の状態は、PMSに多く見られるタイプ。症状がそれほど重くないケースも多いので、積極的なケアで改善を目指しましょう。

 

養生のポイントは、日常のストレスをこまめに発散させること。肝を健やかに保ち、体内の気をスムーズに巡らせましょう。

 

☆お勧めの食材香りの良い涼性の食材でストレスを発散

ミント、ハマナスの花、ジャスミン、菊花、みかんの皮、金針菜、黒きくらげ、うこん、春菊、三つ葉、たけのこ など

 

 

【痛み・冷え「瘀血」タイプ】

主な症状:痛みが強い(頭痛、胸痛、腹痛など)、肩こり

その他:冷え症、手足のしびれ、月経痛が強い、経血が黒っぽく塊が多い、舌の色が暗く瘀斑がある

 

血は「気(エネルギー)」と一緒に流れているため、ストレスなどで気の巡りが停滞(「気滞タイプ」)すると、瘀血を招きやすくなります。また、体内の「血」は、「温かいとスムーズに流れ、冷えると停滞する」という特徴があります。

 

月経前は女性ホルモンの影響などで身体が冷えやすい時期。そのため、血も冷えて「瘀血」(血行障害)を招き、痛みやしびれなどの不調が起こりやすくなるのです。

冷え症体質の人は、日頃から冷えをしっかり予防することを意識し、温かい飲食、毎日の入浴などで身体を温めるよう心がけ、血行の良い状態を保ちましょう!

 

☆お勧めの食材身体を温めて血流をスムーズに

紅花、よもぎ、シナモン、黒糖、しょうが、玉ねぎ、長ねぎ、小茴香、サフラン など

 

 

【むくみ・体重の増加「水滞(すいたい)」タイプ】

主な症状:むくみやすい、太りやすい

その他:痰が多い、吐き気、食欲不振、頭痛、めまい、尿が少ない、軟便、舌の苔がべたつく

 

月経前は、黄体ホルモンの分泌が増える時期。黄体ホルモンには、月経の出血などによる栄養不足を防ぐため、身体に栄養や水分を溜め込もうとする働きがあります。

そのため、月経前になると身体がむくんだり、体重が増えやすくなったりします。

東洋医学では、こうした不調を体内に「湿(しつ)(余分な水分や汚れ)が停滞している状態と考えます。

 

湿の停滞を招きやすいのは、水分代謝を担う「脾胃(ひい)(胃腸)の働きが弱くなっているタイプ。

胃腸不調を感じやすい人は、日頃から脾胃をケアして健やかに保つよう心がけましょう。むくみなどを感じる時は、体内の余分な水分をすっきり取り除くことが大切です。

 

☆お勧めの食材利水作用のあるものを積極的に

きゅうり、すいか、とうがん、はと麦、緑豆、あずき、もやし、春雨 など

 

 

【疲労・倦怠感「虚弱」タイプ】

主な症状:疲労感、倦怠感、不眠

その他:顔色が蒼白、めまい、眼精疲労、ため息が多い、動悸、脱毛、月経量が少なく色が淡い、舌の色が淡い

 

体内に栄養を与える「血(けつ)」、身体のエネルギーとなる「気」は、元気で健康な身体を維持する基本。そのため、加齢や貧血、病気による消耗、過度なダイエットなどが原因で体内の気・血が不足していると、月経前の疲労感や倦怠感、不眠といった不調が起こりやすくなります。日頃から疲れやすく、めまいや動悸、不眠などの不調を感じている人は、栄養をしっかり摂って気・血を十分養うよう心がけましょう。