店舗お知らせ

鍼灸 船橋
2026/03/10

春の不調によい食材

先日は春の不調に対してのツボをご紹介しましたが、今回は食養生のお話です。

中医学では、春は五臓の「肝(かん)」が活発になる季節とされ、自律神経の乱れやデトックスによる不調が出やすくなります。春によくある5つの不調と、それぞれにおすすめの食材を3つずつご紹介します。

 

 

 

1. イライラ・情緒不安定(肝気うっ結) 

春は気の巡りが滞りやすく、怒りっぽくなったりストレスを感じやすくなります。香りの良い食材で「気」を巡らせることが大切です。 

 

 

• セロリ:特有の香りが、上昇した気を鎮めてイライラを解消します。

• ジャスミン(ジャスミン茶):気の滞りを改善し、リラックス効果をもたらします。

• ミント:こもった熱を発散させ、気分の落ち込みや張り詰めた気持ちを緩めます。 

 

 

2. 花粉症・アレルギー(風熱・衛気不足)

外からの刺激(風邪)から身を守る力を補い、炎症を抑えます。

 

 

• 菊花(きくか):目の充血や痒みを和らげ、熱を冷ます「清熱」の作用があります。

• しそ:体を温めて邪気を発散させ、アレルギー反応を抑える効果が期待できます。

• 長ねぎ:発汗を促し、鼻詰まりなどの風邪の初期症状を改善します。 

 

 

3. 春の眠気・だるさ(脾気虚)

冬の老廃物が溜まっていたり、胃腸(脾)の働きが弱まると体が重だるくなります。 

 

 

• たけのこ:体内の余分な熱と老廃物を排出するデトックス効果があります。

• キャベツ:胃腸を整えて、エネルギーの源である「気」を補います。

• はと麦:体内の余分な水分を排出し、むくみやだるさを解消します。 

 

また、冬に身体にため込んだ老廃物を排出するためには春野菜や山菜の苦味成分である「植物性アルカロイド」が効果的です。

肝臓の解毒作用を助け、腎臓から老廃物や余分な水分を排出するデトックス効果をもたらします。

代表的な食材は、菜の花、ふきのとう、タラの芽、たけのこ、苦瓜などです。確かに苦いものばかりですね。

 

 

4. 目の疲れ・かすみ(肝血不足) 

「肝は目に開竅(かいきょう)する」と言われ、肝の不調は目に現れます。血を補い、栄養を届けます。

 

 

• クコの実:肝と腎を養い、視力の維持や疲れ目に良いとされています。

• ほうれん草:鉄分を補い、血(けつ)を蓄える力を助けます。

• 人参:肝の働きを助け、目の乾きや疲れを癒します。 

 

 

5. めまい・のぼせ(肝陽上亢)

春の陽気が高まりすぎると、頭の方へ熱が上がりやすくなります。

 

 

• 菜の花:気の巡りを整え、解毒作用で春特有ののぼせを鎮めます。

• あさり:体に潤いを与え、こもった熱を冷ます効果があります。

• トマト:体にこもった余分な熱を冷まし、喉の渇きを潤します。 

 

 

鍼灸師として普段の施術の中で色々と養生のお話もさせていただいています。

薬膳は普段使いではない特別なものもありますが、毎日食べている食材もそれぞれ体を冷やす・温める・気を巡らせるなどの特徴があります。

特に食養生は普段使いしている食材の事をしっていただき継続してとりいれてもらうようにお伝えしています。

春の養生のポイント:「酸味」を控えめにし、「甘味(自然な甘み)」と「辛味(香りのあるもの)」を摂ることで、肝を穏やかに保ち、胃腸を助けるのが基本です。 

四季の食養生はどの季節でも同じですが季節の食材はお勧めです。

鍼灸 船橋
2026/03/04

春の不調にツボ押しケア

春の自律神経症状は、中医学では「春は五臓の肝(かん)が活発になりすぎる季節」と考えます。

肝は自律神経の調整を司るため、春の陽気に影響されて機能が昂ぶり(肝気鬱結)、心身に様々な不調が現れやすくなります。

 

 

以下に、春によく見られる5つの症状と、それぞれに対応するツボを2つずつ紹介します。

 

 

1. イライラ・情緒不安定

春は気が高ぶりやすく、ささいなことで怒りっぽくなったり、感情の起伏が激しくなったりします。

 

 

・太衝(たいしょう): 足の甲、親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ。肝の機能を落ち着かせる代表的なツボです。

・百会(ひゃくえ): 頭のてっぺん、左右の耳を結んだ線と鼻からの線が交差するところ。脳の興奮を鎮め、気を整えます。

 

 

 

2. 不眠・寝付きの悪さ

「肝」の昂ぶりが血を消耗し、脳がリラックスできずに眠りが浅くなります。

 

 

・安眠(あんみん): 耳の後ろにある骨の出っ張りの下端から、指幅1本分ほど後ろ。その名の通り眠りの質を高めます。

・神門(しんもん): 手首の横紋上で、小指側の少しくぼんだ部分。精神的な緊張や不安を和らげます。

 

 

 

3. 片頭痛

肝の経絡は頭部に繋がっており、気の逆上によってズキズキとした片頭痛が起こりやすくなります。

 

 

・足臨泣(あしりんきゅう): 第4中足骨と第5中足骨の間の中央付近でやや小指よりにとる。

・合谷(ごうこく): 手の甲、親指と人差し指の付け根のV字部分。上半身の痛みを取り除く「万能のツボ」として知られています。

 

 

 

4. 胃腸の不調(食欲不振・膨満感)

肝の機能が強すぎると、消化器系(脾)を攻撃してしまうという状態になり過食や食欲不振、腹痛やガス溜まりが生じます。

 

 

足三里(あしさんり): 膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみから指幅4本分下。胃腸の働きを整え、体全体のエネルギーを補います。

期門(きもん): 乳頭からまっすぐ下、第6・第7肋骨の間。肝の気が滞って胸やお腹が張る時に有効です。

 

 

 

5. めまい・のぼせ

暖かい空気と共に「陽気」が頭部に集まりすぎることで、頭がフワフワしたり顔が火照ったりします。

 

 

湧泉(ゆうせん): 足の裏をギュッと縮めたときに最も凹むところ。上った気を下へ引き戻し、自律神経を安定させます。

内関(ないかん): 手首の横紋から指幅3本分、腕の中央を走る2本の筋の間。吐き気を伴うめまいや動悸を鎮めます。

 

 

これらのツボは実際の鍼灸治療のなかでよく使われているものです。

ぜひご家庭でできる養生としてツボ押しをしてみてください。

また、誠心堂薬局で様々なツボを紹介しているページがありますので是非ご覧ください。

https://www.seishin-do.co.jp/topic/tsubo

 

 

ツボの押し方:

「痛気持ちいい」と感じる強さで、息を吐きながら3〜5秒ほどゆっくり押し、吸いながら離す動作を数回繰り返してください。 強すぎるのはNGです。

鍼灸 船橋
2026/03/01

3月薬膳レシピ 【菜の花とみょうがのさっぱり酢和え】【 菜の花と鮭のクリームチーズ春巻き】

春がもうすぐそこまで来ていますね。

春といえば菜の花!

春の食材は苦味があるものが多いですよね。

ちなみに苦味は冬にため込んだ不要なものをデトックスする働きがあります。

デトックスをしながら春の自律神経の乱れにも対応する「菜の花」を美味しく食べて健康になりましょう。

 

 

冬の間に溜まった老廃物を外へ出し、血のめぐりを促して滞りをほどく“菜の花”。
春に負担のかかりやすい「肝」を助け、気持ちや自律神経のバランスを整えます。

イライラしやすい…
気分の波が大きい…
眠りが浅い…

など「肝」の影響による心身のゆらぎを感じる前に、季節の食材を摂り入れましょう。
季節にあった食材は、体を自然と調和させて整える力があります。

 

 

【菜の花と鮭のクリームチーズ春巻き】

作り方

 

菜の花は沸騰させたたっぷりのお湯で1分程度茹で、ざるに上げて冷ます。水気をしっかり絞り、半分に切る。

春巻きの皮をひし形に置き、手前からサーモン、菜の花を置き、その上にクリームチーズを2切れのせる。

手前から1回巻き、左右の皮を内側に折って巻く。巻き終わりに水溶き薄力粉でのり付けする。同様の手順で8本作る。

フライパンに高さ1cm程度に油を入れ、中火にかけ、③の春巻きを入れる。

片面がきつね色になったら、ひっくり返し、反対側も揚げ焼きする。最後に側面もさっと揚げ焼きする。

半分に切って、器に盛り付けレモンを添える。

 

 

 

【菜の花とみょうがのさっぱり酢和え】

作り方

菜の花は沸騰させたたっぷりのお湯で茹で、ざるに上げて冷ます。水気をしっかり絞り、3cm程度に切る。

ボウルにAを全て入れて混ぜ、生姜おろしを加える。

器に菜の花とみょうがを盛り付け②をかける。

 

→ 縦半分にしてから千切りにする

 

 

 

材料(作りやすい分量)

菜の花 ・・・・・・・・・・・ 1パック(150g)
みょうが ・・・・・・・・・ 1個
→ 縦半分にしてから千切りにする

生姜 ・・・・・・・・・・・・・ 1/4かけ(4g)
→ 皮をむいておろす

酢 ・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1と1/2
醤油 ・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1と1/2
砂糖 ・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

 

 

 

 

「菜の花」で整える、春の解毒と巡り 主な栄養成分

アリルイソチオシアネート(抗血栓・抗菌)、
グルコシノレート(解毒機能強化、整腸)、
食物繊維、ビタミンC、葉酸、βカロテン

 

 

 

性質・作用

性味:温・辛
帰経:肝・肺・脾
働き:解毒・活血・通便

 

 

薬膳レシピ
国際薬膳師 かとう由季

鍼灸 船橋
2026/02/01

2026年2月薬膳レシピ   ネギと手羽中の疲労回復スープ&ネギと鶏ミンチの餅グラタン

寒さと乾燥が気になるこの季節に、ぜひ取り入れていただきたいのが、ネギを主役にしたこちらの薬膳レシピです。

ネギは体を内側から温め、冷えや風邪の原因となる「邪気」を追い払い、気の巡りを整えてくれる心強い食材。加熱して丸ごと使うことで、甘みとやさしい温性が引き立ち、胃腸に負担をかけにくいのも特長です。

「ネギと手羽中の疲労回復スープ」は、コクがありながらも後味はすっきり。体力が落ちている時や、食欲がない時にも無理なく食べられます。ご飯を加えてお粥にすれば、さらに消化にやさしく、回復期にもおすすめです。

一方、「ネギと鶏ミンチの餅グラタン」は、豆乳と味噌のまろやかな味わいに、ネギの甘みとお餅の満足感が加わり、心も体もほっと温まる一品。冷えやすい方、疲れがたまりやすい方の“養生ごはん”として、日常に取り入れてみてください。

無理せず、おいしく整える――そんな薬膳の魅力が詰まったレシピです。

 

 

寒さと乾燥で、風邪を引きやすい時期は、ネギを献立の主役に。

ネギは、体を内から温め、風邪や寒さといった病気の原因となる「邪気」を取り除き、気の巡りを助けます。

加熱してネギを丸ごと使うことで、食材の性質を活かすレシピをご紹介します。

 

 

【主な栄養成分】

ビタミンC・βカロテン・アリシン・ビタミンK・カリウム・食物繊維・ジアリルジスルフィド類(代謝・血糖調整を助ける)

 

【性質・作用】

性味:温・辛

帰経:肺・胃

働き:解表・散寒・理気

 

 

 

ネギと鶏ミンチの餅グラタン

お餅が入って食べ応えUP

【材料 2人分】

白ネギ・・・・・・・・・・・・ 2本

→1cmの斜め切り

※緑の部分は小口切り(チーズの上にのせる)

 

切り餅・・・・・・・・・・・・ 2個

→1cm角

 

鶏ひき肉・・・・・・・・・・ 100g

 

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・ ひとつまみと少々

 

水 ・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3

 

バター ・・・・・・・・・・・・ 10g

 

無調整豆乳 ・・・・・・・ 200cc

 

味噌 ・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1

 

ピザ用チーズ ・・・・・・ 50g

 

【作り方】

 

1.鍋に白ネギを広げ餅を上にのせる。水大さじ3を加え蓋をして強めの中火で4分加熱する。

2.蓋を外し、バターを加えてネギに焼き目がつくまで炒め、鶏ひき肉、塩を加えて火を通す。

3.弱火にして豆乳を加え、沸騰させず温める。

4.火を止めてから味噌を溶き入れる。

5.耐熱皿に移し、チーズ、ネギの緑の部分をのせてトースターで焼き色がつくまで焼く(1200wで7~10分)。

 

 

 

 

 

 

ネギと手羽中の疲労回復スープ

胃腸が疲れている時にもおすすめ

【材料(2~3人分)】

 

白ネギ・・・・・・・・・・・・ 2本

→緑の部分も含め2cmの斜め切り

 

手羽中(チキンリブ)・・ 4本(約160g)

 

ごま油 ・・・・・・・・・・・・ 小さじ2

 

水 ・・・・・・・・・・・・・・・ 600cc

 

醤油 ・・・・・・・・・・・・・ 小さじ2

 

酢 ・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ2

 

塩 ・・・・・・・・・・・・・・・ 2つまみ

 

 

 

「ネギ」で温め、巡らせ、守る

 

 

【作り方】

 

1.鍋にごま油を熱し、ネギと手羽中を並べて焼き、しっかり焼き目をつける。

 

2.焼き目がついたら醤油と酢を加えて、からませる。

 

3.水を加え、沸騰したら灰汁をとり、蓋をして中弱火で5~10分煮る。

 

4.塩で味を整える。

 

◎ご飯を加えてお粥にも

 

鍼灸 船橋
2025/12/24

出産アンケート(34歳・体外受精・漢方鍼灸併用)

■ 年齢

34歳(ご出産時)

■ 治療歴(ART・移植回数など)

不妊治療歴:10か月

漢方・鍼灸治療期間:6ヶ月

治療内容:体外受精(ART)

通院病院:船橋駅前レディースクリニック

■ 来院時の悩み

冷え症

気になっていた立ちくらみ

ご本人としては「貧血だったのかな」と感じていた

■ 鍼灸・漢方で変わったこと

明らかに体が冷えなくなった

自分でも服装や食事(冷たいものを控える)を意識するようになった

冬でも外に出て寒さを感じにくくなり驚いた

■ ご本人の言葉(短文)

 

「自分を大切に、リラックスして、その時を信じて下さい。

 

 

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お名前(またはイニシャル)

M・F 様   ご出産時のご年齢 34歳

 

担当の先生(漢方) 蘭先生

担当の先生(鍼灸) 土原先生

 

ご出産日 2025年 9月

不妊治療期間 10ヶ月

 

〈顕微授精〉船橋駅前レディースクリニック

 

漢方鍼灸治療期間 6ヶ月

 

① 当店にいらっしゃるまでのお気持ち、漢方と鍼灸を始められたきっかけはどんなことでしたか?

 

 

漢方のきっかけ

鍼の先生から一緒にやることで効果があると聞き、薬にはあまり頼りたくないと思って始めました。

 

 

鍼灸のきっかけ

義理の母からの紹介でした。

 

 

 

② 漢方と鍼灸を行う前までのご自身のお身体で気になっていたことは?

 

 

冷え症や、気になっていました。立ちくらみも時々あったので、貧血だったのかなと思います。

 

 

③ 漢方と鍼灸を行って、病院の検査・基礎体温・体調などは、どのような変化がありましたか?

 

 

明らかに体が冷えなくなりました。自分でも服装を気をつけたり、冷たいものは食べないようにしたのもあるかと思いますが、冬に外出しても平気になったのでびっくりしました。

 

 

 

④ 当店の担当の先生とのご相談はいかがでしたか?

 

漢方の先生

 

とても丁寧に話を聞いて下さいました。

ちょっとした体調の変化に合わせて、漢方の種類を変えていただきました。

 

鍼灸の先生

 

辛いことも嬉しいことも、日々の生活についても、気さくにお話しできました。その日の身体の様子を毎回聞いてくださって、治していただけました。

 

⑤ ご出産された時、どんなお気持ちでしたか?

 

予定日をかなり過ぎてしまい、緊急帝王切開だったこともあってか、「やっと会えたね…!!」という喜びの気持ちで胸がいっぱいになりました。私も頑張ったけど娘も本当に良く頑張ってくれた。

「生まれてきてくれてありがとう」と何度も思いました。

 

 

 

⑥ 同じように子宝治療を頑張っていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。

 

 

出口の見えないトンネルにいるみたいで、どうして私ばかり…と辛い気持ちをきっと私よりももっと長く感じている方もいると思いますが、赤ちゃんは自分のベストタイミンわかっていて、ちゃんとお母さんのもとへやってきてくれると思います。

どうかご自身を大切に、リラックスしてその時を信じていてください。沢山泣いたらその分たくさん笑って美味しいものを食べて、前だけを見てください。

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