浅川要先生 特別講演・社内勉強会 報告
2026/07/01
このたび社内勉強会において、中医学(中国伝統医学)および東洋医学研究の第一人者として長年にわたりご活躍されてきた鍼灸師・浅川要(あさかわ かなめ)先生をお招きし、「浅川要先生 特別講演・社内勉強会」を開催いたしました。
講演では、豊富な臨床経験に基づく知見や東洋医学の本質についてご講義いただき、改めて臨床に向き合う姿勢や考え方を学ぶ貴重な機会となりました。また、鍼灸の実技では、長年培われた技術や診方、治療の組み立て方を間近でご指導いただき、参加したスタッフ一同、多くの学びと気づきを得ることができました。
浅川先生のご年齢を考えると、このような貴重なご指導を直接賜る機会は決して多くありません。先生から受け継いだ知識と技術、そして患者様と真摯に向き合う姿勢を、これからの臨床に生かしていくことが私たちの使命であると感じています。
長年にわたり東洋医学の発展と後進の育成にご尽力くださった浅川先生に、心より深く感謝申し上げます。
開催概要
講師:浅川要先生(東洋医学研究者、鍼灸師)
日時:2026年6月17日(水)16:00~18:00
場所:誠心堂漢方館浅草橋店 2F会議室・鍼灸院治療室
参加者:浅川要先生、横田篤広先生先生、社内スタッフ28名
タイムスケジュール
16:00 講義
16:50 実演
18:00 確認試験
18:30 懇親会
講演内容
・東洋医学の本質と知見の教授
・中医学弁証論治に基づいた四診の基礎
・「四診合参(四診合算)」の重要性
・臨床家としての心構え
実技研修
・公開臨床による一連の治療実演
・的確な診察力と見立ての実証
・理論に裏付けられた繊細な鍼灸手技
・特殊な治療法の紹介
参加者の感想
町田店 北島充貴鍼
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今回の研修で、特に印象に残ったのは、脈診・舌診・問診を通して患者様の状態を多角的に把握し、情報を整理しながら証を立てていく診断の過程です。一つひとつの所見を丁寧に積み重ね、治療方針へと結びつけていく流れには深い学びがありました。また、それに基づいた鍼灸治療は非常に理論的でありながら、実際の手技は無駄がなく美しく、熟練した技術の高さを実感しました。 座学だけでは得られない実際の治療現場を見ることができたことは非常に有意義で、患者様への接し方や鍼の操作、診察の進め方など、多くの点で刺激を受けました。 今回学んだ内容を日々の業務や今後の臨床に活かし、脈診・舌診・問診をさらに研鑽しながら、一人ひとりの状態に合わせたより質の高い治療を提供できるよう努めていきたいと思います。新浦安店 阿曽千恵 鍼
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そのためには丁寧な診察と的確な弁証が欠かせず、日々の積み重ねが臨床力につながることをあらためて感じました。 特に印象に残ったのは実技見学です。実際の治療では、細やかな問診に加え、舌診や脈診を通して患者さんの状態を丁寧に把握し、その方に合った治法や配穴を組み立てていく様子を見学させていただきました。患者さん自身が感じている身体の状態と、脈から読み取れる状態に違いがあったように見られた場面もありましたが、身体が発するサインを大切にしながら施術を進めていく姿がとても印象的でした。また、選定された経穴に対して補瀉を見極めながら施術される様子からは、長年培われた経験と知識の深さを感じました。 今回の学びを通して、四診から得られる情報を正しく読み取り、適切な弁証につなげるためには、継続して学び続けることの大切さをあらためて実感しました。同時に、身体の声に耳を傾け、その反応を感じながら施術を行うことのできる鍼灸の魅力を再認識し、鍼灸に携われる喜びを深く感じる機会となりました。浅草雷門店 村松治樹 鍼
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その後は実技に移り大変貴重なことに、モデル役をさせていただきました。 実際に問診から舌診、脈診を通し、施術まで一通り実演してくださりました。最初に問診を行いました。私自身の主訴から聞いてくださり、睡眠や食欲、便通など基本的な部分も聞いてくださりました。問診時間は20分程度でスムーズに聞いてくださりました。次にベッドに移り舌診、脈診、腹診をしていただきました。自身の体の不調を当てていただき感激しました。 診察から細かい情報まで読み取っていただき、今の自分の体の状態を説明してくださり ました。 私自身は疲れやすく虚弱体質だと思っていましたが、浅川先生が『丈夫な体をしてますよ。』と言ってくださったことで安心しました。 先生の見立てとしては5臓の働きそのものは良いですがなかでも肝(ストレス)の影響が 大きくそれが主訴に繋がっていると言った見立てでした。 その見立てに合わせてツボを選び左右で8か所のツボに鍼をしてくださりました。どこの部位もツボの良い響き(得気)が感じられ心地よい刺激でした。 鍼をする順番や時間などによって効果が変わってくるとお伺いし大変勉強になりました。 浅川線瀬の施術を受けてから徐々に主訴の回復が早く感じられ先生の凄さを感じました。
津田沼店 宋文卉 鍼
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手の湿疹の治療では、湿疹が指先方向にあったため、病のある方向に向かって鍼を打つというアプローチが印象的でした。また、脈にしっかりとした強さがあったことから、何かが不足しているというよりは、体の巡りが悪くなっているために湿疹が出ていると判断し、気の巡りをよくするツボを選択されていたことも大変勉強になりました。 さらに、びわの葉エキスを使ったお灸は初めて拝見しましたが、箱のような器具の中にもぐさを入れて使う方法で、しっかりとお灸の温熱が伝わりそうだと感じました。 もし、似た症状の患者さんがいらっしゃった際には、今回の研修で学んだことを活かしたいです。浅草橋店 白石大輝 鍼
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一つひとつの判断が豊富な臨床経験に基づきながらも、明確な理論に裏打ちされていることを強く感じました。 また、浅川先生ほどの先生であっても、治らなかった症例や難しかった症例が深く記憶に残っているというお話が印象的でした。そこには、常に臨床を振り返り、より良い治療を追求し続ける姿勢が表れているように感じました。 今回の研修を通じて、技術や知識だけでなく、臨床家として学び続ける姿勢そのものの大切さを改めて学びました。自分自身も日々の臨床を丁寧に振り返り、より良い治療につなげられるよう精進してまいります。浅草橋店 鷹森裕太 鍼
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そのまま「聞・問・切」と進んでいくうちも、「◯◯だから△△の可能性を考慮に入れて~~」など、最終的に四診を合算するまでの先生の思考の過程を聞かせていただけたのは、大変貴重な経験となりました。 今後の医療問診では、四診のいずれかに偏るのではなく「合算して」治療に取り組んでいけるように、精進して参ります。
浅草橋店 浅井美恵子 鍼
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虚実挟雑では実を先に、虚を後に鍼を抜き、標治を併用する場合は「標治→実→虚」の順番で行うというお話でした。これまで意識していなかった点であり、今後の臨床では常に意識して実践していきたいと思います。 また、治療を行なう際には理気をしたいところを一番先に鍼を打っていくと良いとおっしゃっていたので、大変勉強になりました。合谷への刺鍼に対しても、治療目的によって刺入方向を変えるなど、同じ経穴であっても目的に応じて使い分けることの重要性を改めて学びました。 脈診に関しては関上脈から確認していくとおっしゃっていたので、今後は「関上→寸口→尺中」の順番で脈診を行なうようにします。 今回の講義を通して、手技だけではなく、理論に基づいて病態を把握し、目的を明確にしながら治療を組み立てていくことの大切さを学びました。今後の臨床においても、今回学んだ内容を常に意識し、患者様一人ひとりに適した、より質の高い治療を提供できるよう努めてまいります。浅草雷門店 鈴木純 鍼
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その中でも、私が最も興味を抱いたのは、モデル役の鍼灸師の方に対して行われた問診と舌診・脈診からの見立てです。浅川先生は、「この方は胃腸は大丈夫。問題は自律神経で、内臓の働きが乱れている可能性が強い」と判断されました。限られた情報の中から身体の状態を的確に読み取り、本質的な問題を見抜いていく診察力には驚かされました。実際その後実際受けたモデル役の鍼灸師の方に受けた後の悩んでいる箇所の様子を伺った所、1日で良くなっているという風に仰っておりました。 今回の講義を通して、患者さんの身体全体のバランスや自律神経の状態まで含めて考えることの重要性を改めて実感しました。症状の背景を多角的に捉え、東洋医学的な視点から総合的に判断する力を養うことが、より良い治療につながるのだと感じました。今回学んだ内容を今後の臨床や学習に生かし、今まで悩みを抱えているお客様への寄り添いを重要視しながら診察力と技術の両面をさらに磨いていきたいと思います。自由が丘店 西恭平 鍼
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問診の視点や診断に至る考え方について改めて学ぶ機会となり、自身の臨床を振り返るうえでも多くの気付きを得ることができました。 また、配穴の意図や治療の進め方、手技の工夫などについても具体的にご指導いただき、中医学の理論が実際の臨床の中でどのように活かされているのかを理解することができました。特に、刺鍼の順番や刺激量に対する考え方は、日々の臨床を見直すうえでも大変参考となりました。 枇杷エキスを用いたお灸では、身体をやさしく温め、心身をリラックスさせて、お腹の不調にも良い効果が期待できる施術として大変興味深く感じました。 今回の研修を通じて、中医学に基づく診断や治療の考え方を改めて見つめ直す機会となりました。 今後の臨床に活かしながら、さらなる研鑽を重ねていきたいと思います。
西葛西店 岡田陽子 鍼
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実際に使用されていた資料は、鍼灸学校生使用されていたと思われる、基本的な脈診舌診、そして眼診のイラストも記載されておりました。 実技は鍼灸師スタッフである患者を用意し、主訴の確認、症状の状況、脈診、脈診の取り方、舌診、中国鍼を使用しての実技、刺鍼時の針の方向の意味など、普段の治療の流れや問診の流れを拝見することができました。 普段の多忙な仕事の中、流れるままに仕事をこなす日々が当たり前となり、初診を思い出したような気持ちです。なかなか脈診ができずにいたので、今回は改めて脈診問診の大切さを感じました。自由が丘店 野中洋子 鍼
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特に印象に残ったことは、患者さんをじっくりと丁寧に観察し、脈診や舌診で得た情報を一つひとつ積み重ねながら弁証を決定されていた点です。先入観にとらわれることなく、自ら確認した所見をもとに証を立てることが、中医学における診断の基本であることを深く実感しました。 症状だけを診るのではなく、その人全体を診るという中医学の診断法を改めて認識し、できているつもりでいても、先生の優れた望診力を間近で拝見し、今後の臨床を見直すうえで大変参考になりました。 また、配穴の選び方や治療の進め方、刺鍼法についても具体的にご指導いただき、弁証した内容がどのように治療へと結びついていくのかを学び、理解することができました。 現在も現役で臨床現場に立ち、積み重ねてこられた知識と臨床経験を惜しみなく私たちに伝えてくださる先生の姿勢に、深く感銘を受けました。 今回の研修で得たことを臨床に活かしながら、いつまでも患者さんに寄り添い、頼もしく信頼される鍼灸師となれるよう、今後も努力を重ねていきたいと思います。銀座店 小宮悠輝 鍼
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中でも聞診は特に印象的で、問診だけでは分からない情報を的確に捉え、患者様の状態を把握されている姿に感銘を受けました。問診は意識して実践できますが、聞診は日々の診療で経験を積み重ね、観察力を養うことが重要であると感じました。 配穴は基本的な経穴を用いたシンプルなものでしたが、四診合参から弁証、治療までの流れが非常に分かりやすく、改めて基礎の重要性を学ぶことができました。長年臨床経験を積まれた浅川先生が、奇をてらわず基本を忠実に実践されている姿勢がとても印象的で、自分自身も基礎を大切にしながら、日々の臨床で学びを積み重ねていきたいと強く感じた研修でした。
船橋店 上原康嗣 鍼
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一つひとつの判断に明確な根拠があり、中医学の奥深さと浅川先生の高い技術を改めて実感する、大変学びの多い研修となりました。 また、今回の研修は、自分自身の治療を見つめ直す貴重な機会にもなりました。患者様の状態を把握するための分析力や、病態をより多角的かつ精密に捉える視点について、まだまだ学ぶべきことが多いと痛感しました。特に脈診では、これまで感覚的に捉えていた部分が少なくなかったことに気づき、脈状をより論理的に理解・整理し、診断へと結び付ける分析力を高める必要性を強く感じました。 今回得た学びを日々の臨床にしっかりと活かし、より正確な病態把握と根拠に基づいた治療を実践することで、患者様一人ひとりのお悩みに真摯に向き合い、より健康へと導ける鍼灸師を目指して、今後も研鑽を積んでまいります。自由が丘店 後藤美佳 鍼
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浅川先生の治療は、まるで芸術を見ているように無駄がなく、非常に流れるような治療でした。少ない本数の鍼で悪いところを的確に見つけ、症状を改善していく姿を拝見し、先生の技術の高さと偉大さを改めて実感しました。 特に印象に残ったのは、問診の丁寧さです。中医鍼灸カルテに基づいて細かく問診を行い、そのうえで触診、面診、舌診、脈診など、さまざまな情報から身体の状態を把握されていました。面診は問診中にも多くの情報を得られる診察法であり、とても興味深く感じました。今後は身体の見方を少しずつ学び、臨床で活かせるようになりたいと思います。また、問診だけでなく、さまざまな診察から得られた情報を総合的に分析することの重要性も学びました。 さらに、鍼はツボに刺せばよいというものではなく、気を巡らせたい方向を意識して針先の向きを決めることや、脈の状態に合わせて鍼の番手を選ぶことなど、一つ一つの操作に目的を持つことが大切であると学びました。また、足三里に刺鍼して気を巡らせてから他の部位に刺鍼する考え方や、足の硬さなどを丁寧に確認する触診、舌の状態を写真で記録し治療前後を比較する方法も、今後の臨床で取り入れていければ良いと思いました。 今回の講義を通して、診察力と分析力の重要性、そして一つ一つの治療に明確な意図を持つことの大切さを学ぶことができました。今回学んだことを今後の臨床実習や日々の学習に活かし、より良い治療ができるよう頑張りたいと思います。銀座 中村忍 鍼
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普段私も患者様に治療に入らせていただくことはありますが、そこまで細かく面診が出来ていなかったと反省致しました。 実技では脈を診る際、どの人でも一緒の立ち位置で脈をとるということに関心致しました。 足三里は万能穴ではありますが、理気が必要な方にはまず初めに足三里を打つことの大事さにも気づかせていただけました。 そして合谷にも打つ3点の場所によって効果が異なるということも初めて知りました。 特にその日患者様役をしてくれたスタッフが、手の湿疹だったのですが、まさに今同じような症状で鍼灸に通われている患者様がいらしているので、この勉強会で学んだことを実際に実践していけたらと思います。 また先生のサイン入りの針師のお守りという著書までいただけて大変うれしかったです。 勉強会で学んだことを、日々携わる患者様に実践し、治療効果が出せるよう日々精進していきたいです。
津田沼店 土屋奈々恵 鍼
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全体的な顔色や肌質だけでなく、部分的な変化にも着目する望診の考え方を教えていただき、自身の治療を見直す大変良い機会となりました。 また、臨床実技では、問診を一つひとつ丁寧に積み重ねながら患者さんの状態を把握していく過程を学ぶことができました。特に印象に残ったのは、表面的に得られる情報だけでなく、何気ない会話や患者さんの言葉の一つひとつから、症状の背景にある本質的な情報を的確に引き出していく問診の進め方でした。その後、舌診や脈診で得られた情報を総合的に判断し、弁証へとつなげていく流れはとてもスムーズで、一つひとつの判断に明確な根拠があることに感動しました。 さらに、脈の状態から使用する鍼や手技を使い分けていらっしゃることも学びました。これまで自分が見ていた同じ情報でも、どのように着目するかにより治療法の組み立て方が変わるということに、改めて問診を含めた診断力の大切さを感じました。また、患者さんを多角的に捉えながら本質を見極めていく先生の豊富な臨床経験を間近で感じることができ、大変貴重な時間となりました。 今回の講演で得た知識や技術を日々の臨床に活かせるよう努力を重ね、患者さん一人ひとりと丁寧に向き合いながら、より良い医療を提供できるよう努めてまいります。 大変有意義な講演に参加させていただき、本当にありがとうございました。船橋店 村田優太 薬
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浅川先生は、患者様から得られた情報をもとに瞬時に状態を把握し、その原因に対して的確にアプローチされていました。その姿から、治療家としての豊富な知識と経験の厚みを感じるとともに、私自身も中医学の知識をさらに深めていく必要があると痛感しました。 また、鍼の刺し方や抜き方、刺入する方向など、一つひとつの手技にも意味があり、単にツボを刺激するのではなく、患者様の身体の状態に応じて最適な手技を選択しながら施術されていることを知り、鍼灸の奥深さを強く感じました。 今回の講演会で特に印象に残ったのは「面診」です。顔に起こっている変化から身体の状態を読み取ることができることを学び、患者様の状態を把握するうえで非常に重要な手掛かりになると感じました。 今回の講演会で学んだことを活かし、相談員として患者様に還元できるよう努めてまいります。南行徳本店 黒多俊介 薬
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また、患者さんの話す声も参考になることから、普段の業務でも意識して処方を考えていきたいです。 問診に関しては大まかな内容はほぼ誠心堂と同じようなことを聞いている印象でしたが、主訴以外にも随伴症状やなどはより細かく聞いている印象でした。自分は勉強不足でもあるので、鍼灸の場合はツボを特定するために必要なのかなと思いました。脈は患者さんにはベッドでよこになりながら見ていて、今までの誠心堂では、座って対面で見ることが主だったので、少し驚きました、また片方ずつではなく、左右両方を同時に見ており、より細かく見ていたので、改めて自分の経験不足を感じました。舌の方も対面ではなく、ベッドで寝てもらいながら見ており、より細かくみている印象でした。 針の治療は受けたことはありますが、他の人が受けているのを見るのは新鮮でした。正直、ツボの選び方や治療方針のことはわからなかったですが、受けている人を見ると気持ちよさそうにしていましたので、効果があると思いました。
恵比寿店 内藤七摘 鍼
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全体の所見やこどもの頃から振り返る問診によって、根本的な改善を目的とした治療方針を立てることができるのだと改めて実感しました。また、顔の歪みや肌の色調、どの部位に赤みが出でいるかなどの表面の症状から患者様のメンタルや臓腑の不調も分析されており望診力を養うことの必要性を実感しました。今回教えていただいた表面の症状から身体の状態を見極めていく診察や、細やかな問診、施術方法を今後の鍼灸施術に活かし、患者様の健康を根本から支えられるよう自己研鑽に励みます。今回は新しい知見を数多く得ることができ、多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。恵比寿店 小林大輝 鍼
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特に脈診では、患者さん側だけでなく施術者自身の姿勢を固定することを実演いただき、自分の施術にはなかった視点として大変印象に残りました。また、補法・瀉法における部位ごとの使い分けや抜鍼の順番、鍼の強弱や方向への細かな意識から、治療への深いこだわりを感じました。今回の講義は、自分が日々の診察や患者さん一人ひとりに十分向き合えているかを見直す貴重な機会となりました。基本を大切にしながらも、その精度を高め続ける姿勢こそが治療の質につながるのだと感じています。今後は学んだことを一つずつ意識し、より良い施術につなげていきたいと思います。
蒲田店 山中誠太 鍼
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面診の奥深さを改めて実感し、今後は施術前の評価に積極的に取り入れ、より丁寧な状態把握につなげていきたいと感じました。 実技では、問診から面診・舌診・脈診、施術までの一連の流れを見学し、多くの学びを得ることができました。特に印象的だったのは、脈診で得られた情報をもとに、その都度使用する鍼の番手を調整していた点です。また、鍼を刺入する方向についても、補瀉だけではなく、「どのような作用を引き出したいのか」という治療目的に応じて変えているという考え方は非常に勉強になりました。一つひとつの手技に明確な根拠と目的があり、それを積み重ねることで質の高い施術につながることを改めて学ぶことができました。 今回の講義で得た知識や技術を日々の臨床に活かし、患者様お一人おひとりに合わせた、より質の高い施術を提供できるよう努めてまいります。銀座店 山中雄矢 鍼
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先生が実際に経営されている鍼灸院で行っている問診から鍼灸治療の流れはとても参考になりました。体調について聞く内容だけでなく、望診から得られる情報の重要性や印象だけではわからない情報も精査する必要性を感じました。治療に選ぶ経穴も私が普段から常用するものとは違う点は勉強になりました。先生の経験から得られた手技や鍼を置く時間も古典からの知識との融合を感じ熟練の技を診ることが出来ました。 先生の考え方や実際に見る手技はとても勉強になり、中でも鍼の扱いは熟練の技術を感じさせ、患者役の方の鍼の感じ方を教えてもらったり、実際に先生が打たれた「得気を得た鍼」を触らせていただいた感触はこれからの臨床の見本となりました。町田店 栁澤壮太 鍼
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刺鍼一つをとっても、深さや方向、刺激量(番手)に至るまで目的が明確であり、「なぜその穴を選択するのか」「なぜその手技を用いるのか」という理由が一貫していました。改めて、鍼灸治療は経験だけではなく、中医学理論に裏付けられた判断の積み重ねで成り立っていることを再認識しました。 特に印象的なのが面診を非常に重視されていた点でした。顔色や光沢、表情、局所の変化(場所によって臓腑が割り振られる)などから患者様の状態を把握し、問診や脈診・舌診と合わせて総合的に判断される姿勢は、四診を統合して弁証する重要性を改めて感じる機会となりました。自分も日々の臨床において、面診をより意識し、患者様から得られる情報量を増やしていきたいと感じました。 さらに、実際の臨床現場を想定した問診から治療終了までの一連の流れを見学できたことは、書籍や座学だけでは得られない非常に貴重な経験でした。患者様とのコミュニケーションや治療中の観察、治療効果の確認方法など、多くの工夫を学ぶことができました。 今回の研修を通して、理論に基づいた弁証論治(病因の見立て)の重要性と、それを確実に臨床へ落とし込む技術の大切さを改めて実感しました。今回得た学びを日々の診療に生かし、患者様一人ひとりに対して根拠のある治療を提供できる鍼灸師を目指して研鑽を重ねていきたいと思います。まとめ
「四診から得られる情報を正しく読み取り、理論に基づいて病態を把握して的確に弁証論治を行う」という東洋医学の「基本を忠実に実践すること」の重要性を一同が改めて深く実感する機会となりました。
日本の中医学・東洋医学研究の第一人者である浅川要先生から、長年培われた熟練の技術や、質問に対して即座に論理的・臨床的に答えられる深い知識を間近で拝見でき、参加したスタッフ全員が大きな刺激と多くの学びを得ました。今回学んだ技術や、患者と真摯に向き合い身体の声に耳を傾ける臨床家としての姿勢を日々の業務に活かし、一人ひとりに適したより質の高い医療を提供してまいります。

