
店舗お知らせ
- 鍼灸 西葛西
- 2025/07/29
塩だけで作る!シンプルゴーヤチャンプルー
7月のコラム③
夏になると、塩味のゴーヤチャンプルよく作ります。
< 苦瓜(ゴーヤ)の主な効能・特徴>
1. 夏バテ防止・食欲増進
ゴーヤ特有の「苦味成分(モモルデシン)」には、胃腸を刺激して食欲を増進させる効果があります。
夏の暑さで食欲が落ちる時期にピッタリな野菜です。
2. ビタミンCが豊富で加熱にも強い!
ゴーヤにはレモンにも負けないほどのビタミンCが含まれており、
加熱しても壊れにくいのが特徴。免疫力アップや美肌効果、疲労回復に役立ちます。
3. 血糖値の調整作用
ゴーヤに含まれる「チャランチン」や「ポリペプチド-P」は、
血糖値を下げる働きがあると言われています。
糖尿病予防や血糖値コントロールにも期待されています。
4. デトックス効果・利尿作用
カリウムが豊富で、体内の余分な塩分や水分を排出し、
むくみ予防・デトックスにも効果的です。
5. 体を冷やす食材
中医学的にはゴーヤは「寒性(体を冷やす性質)」とされ、
体にこもった熱を取り除く作用があります。
夏の暑さで体に熱がこもってしまう「熱中症予防」や「ほてり感の緩和」にもぴったりです。
<塩だけで作る!シンプルゴーヤチャンプルー>
【材料】(2人分)
ゴーヤ … 1本
豆腐(木綿)… 1/2丁(約150g)
豚こま肉(または薄切り肉)… 100g
卵 … 1個
塩 … 小さじ1/2〜お好みで調整
ごま油(またはサラダ油)… 適量
【作り方】
①ゴーヤを下ごしらえ
ゴーヤを縦半分に切ってワタと種を取り、薄切りにする。
軽く塩をふって5分ほど置き、サッと水で洗い流して苦味を和らげる(お好みで)。
②豆腐を水切りして焼く
豆腐はキッチンペーパーで包んで水気を取る。
フライパンに油を熱し、豆腐を手でちぎって焼き目がつくまで焼き、一度取り出す。
③豚肉を炒める
同じフライパンにごま油を追加し、豚こま肉を炒める。軽く塩をふる。
④ゴーヤを加える
豚肉の色が変わったらゴーヤを加え、しんなりするまで炒める。
⑤豆腐を戻して塩で味付け
豆腐を戻し入れ、全体を混ぜながら塩で味を整える。
⑥卵でとじる
溶き卵を流し入れ、半熟状で火を止めて余熱で仕上げる。
完成! お好みで黒こしょうやかつお節をトッピングしてもOK。
★ポイント
塩だけでも、豆腐の甘みと豚肉の旨味がしっかり引き立つので満足感があります。
ごま油の香りでゴーヤの苦味もまろやかになります。
あえてシンプルにすることで、素材そのものの力を活かした“身体にやさしい薬膳チャンプルー”になります。
- 鍼灸 西葛西
- 2025/07/23
7月のコラム②
7月のコラム②
夏野菜で乗り切る!元気に過ごす夏の知恵
こんにちは、鍼灸院 爽快感 西葛西店です。
暑さが本格的になり、食欲が落ちたり体がだるくなったり…いわゆる「夏バテ」を感じる方が増えてくる季節ですね。
そんなときにおすすめしたいのが、旬の夏野菜を上手に取り入れることです。
夏野菜ってどんなもの?
代表的な夏野菜には、以下のようなものがあります。
トマト:ビタミンCやリコピンが豊富で、美肌や免疫力アップに。
キュウリ:体を冷やし、水分補給にもぴったり。
ナス:血行を促し、体の熱を冷ます作用も。
オクラ:ネバネバ成分が胃腸を守ってくれます。
ゴーヤ:苦味成分が食欲を促し、夏バテ対策に◎。
ピーマン・パプリカ:ビタミンCが豊富で疲労回復
夏野菜と鍼灸の共通点
実は、夏野菜の多くは体を冷やす性質があり、熱がこもって体がだるい時に最適です。
鍼灸も同様に、「気・血・水」の巡りを整えて体調を調えることで、夏バテを防ぎます。
夏野菜で内側から、鍼灸で外側からケアして、ダブルの力で元気な夏を過ごしましょう!
- 鍼灸 西葛西
- 2025/07/20
7月のコラム①
梅雨が明け、夏本番を迎える8月。暑さが厳しいこの時期、だるさ・食欲不振・眠りの質の低下など、
いわゆる「夏バテ」の症状でお悩みの方が多くなってきます。
さらに現代では、冷房の効いた室内と炎天下の屋外を頻繁に行き来することで、
「自律神経の乱れ」や「冷え」による体調不良を感じる方も少なくありません。
東洋医学では、こうした夏特有の体調不良を「気(エネルギー)」や「血(栄養)」、
「水(体液)」のバランスの乱れととらえます。鍼灸はそのバランスを整え、内臓の働きを助け、
自律神経を整えるサポートができます。
冷たいものの摂りすぎや、睡眠不足が続いている方は、今こそ体の内側からのケアを始めるチャンス。
鍼灸による定期的なメンテナンスで、暑さに負けない元気な体づくりをしませんか?
お気軽にスタッフまでご相談ください。
- 鍼灸 西葛西
- 2025/07/01
6月のコラム④
コラム④【妊活・温活サポートについて】
近年、妊活に取り組まれている方が増える一方で、「なかなか結果が出ない」「何から始めていいかわからない」といった不安や戸惑いの声も多く聞かれます。そんな中で、当院には妊活中の女性や、妊娠を希望されているご夫婦が多く通院されています。
当院の妊活サポートでは、**「妊娠しやすい体づくり」**を目的に、鍼灸や漢方を用いて体質の根本から整えていくアプローチを行っています。
妊娠には、卵巣・子宮の健康だけでなく、全身の血流やホルモンバランス、自律神経の安定、さらには心の安定が深く関わっています。たとえば、冷え性や生理不順、PMS(月経前症候群)などの症状は、体が「妊娠の準備ができていない」サインかもしれません。
特に注目していただきたいのは、「温活(おんかつ)」の大切さです。
私たちの体は、冷えによって血流が滞ると、ホルモンや栄養が必要な場所に届きにくくなります。ホルモンは血液にのって卵巣や子宮に届くため、血流の質が妊娠に大きな影響を与えるのです。実際に、体温が安定していない方や、低体温傾向にある方は、基礎体温を整えることが妊娠への第一歩になります。
鍼灸では、骨盤内の血流を促進したり、自律神経のバランスを整えたりすることで、ホルモンの働きを助け、自然なリズムを取り戻すサポートをします。また、漢方と併用することで、冷え・血虚・瘀血(おけつ)などの体質に合わせたケアが可能になります。
さらに、当院では妊活だけでなく、妊娠中のサポートや産後のケアも行っております。
• 妊娠初期のつわりや不安感
• 安定期以降の腰痛・肩こり・むくみ
• 出産直前の逆子対応
• 産後の骨盤調整や母乳の出にくさ、情緒不安定など
女性のライフステージに寄り添いながら、その時々に必要なサポートを提供できる体制を整えています。
初診では、現在の体調や妊活歴、生活スタイル、ストレスの有無などを丁寧にカウンセリングし、その方に最適な施術計画を立てていきます。焦らず、でも確実に、妊娠に向けた体づくりを進めていくことが何より大切です。
また、パートナーの体調や精子の状態に課題がある場合も、ご相談ください。妊娠はご夫婦の協力で実現するもの。男性側の体調管理にも、鍼灸や漢方は有効です。
今まで病院の治療だけでうまくいかなかった方、体質改善を試みたい方、自然なかたちで妊娠に近づきたい方にとって、東洋医学のアプローチはとても心強い味方になります。
「もう一度、前向きに妊活に向き合いたい」
そんな気持ちをサポートできる場所でありたいと、私たちは考えています。
お一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。
- 鍼灸 西葛西
- 2025/06/25
6月のコラム③
コラム③【当院で対応している症状について】
当院には、日々さまざまな体調のお悩みを抱えた方々がご来院されます。中には「鍼灸院って肩こりや腰痛の人が行くところじゃないの?」と思われている方も多いかもしれません。しかし、実際にはもっと幅広い症状に対応しています。
今日は、当院で対応している代表的な症状と、それに対する施術方針についてご紹介します。
まず多いのは、胃腸の不調です。
「最近食欲が出ない」「お腹が張って苦しい」「下痢と便秘を繰り返す」などのご相談が多く寄せられます。特に、ストレスや気温の変化が多い季節には、自律神経の乱れから消化器の働きが落ちやすくなります。鍼灸では、胃腸の働きを整えるツボを刺激し、自律神経のバランスをとることで、内臓の機能回復を図っていきます。
次に多いのが、肩こりや腰痛などの慢性痛です。
長時間のデスクワーク、スマホの見過ぎ、運動不足などによって筋肉が固まり、血流が滞って痛みが生じるケースが非常に多くあります。また、姿勢の悪さや骨盤の歪み、精神的なストレスも、痛みの原因になります。表面的なマッサージでは取れない痛みも、鍼灸によって深部の筋肉や神経にアプローチすることで、改善が期待できます。
そして、見過ごされがちですが近年増えているのが、自律神経失調症の症状です。
「理由もなく不安になる」「夜なかなか眠れない」「急に汗が出る」「めまいがする」など、検査をしても明確な原因がわからないけれど、体がつらいというケースです。こうした症状は、身体と心のバランスの乱れが関係していることが多く、鍼灸では、交感神経と副交感神経のバランスを調整することで、自然と症状の緩和が図られていきます。
また、当院では美容鍼の施術も行っております。
顔のむくみ、たるみ、くすみ、しわ、肌荒れなどに対して、直接表情筋や血流にアプローチし、内側からのケアを行います。美容鍼は、肌表面だけでなく、全身の体調も整えるのが特徴です。「なんだか最近疲れた顔をしてるかも…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
さらに、当院の特徴として、婦人科系の症状への対応にも力を入れていることが挙げられます。
生理痛・PMS(月経前症候群)・不妊・更年期症状・冷え症・むくみ・逆子・つわりなど、女性の体は月単位、年単位でホルモンバランスが変化します。鍼灸と漢方を組み合わせることで、体質の根本改善を目指し、穏やかにバランスを整えるお手伝いをしています。
症状はひとつでも、それには体質や生活習慣、心の状態まで深く関係していることが多いものです。当院では、患者さま一人ひとりの背景をしっかりと理解しながら、「対症療法」ではなく「根本改善」を重視した施術を行っています。
「こんな症状でも相談していいのかな?」と思うことがあれば、ぜひお気軽にご連絡くださいね。