セミナー情報

繰り返し現れる痒い蕁麻疹のお悩みに

漢方での対策をおすすめします！

「蕁麻疹」で、悩んでいませんか？

ムズムズしたり、チクチクしたり、強い痒みを伴うじんましん。

蕁麻疹は多くの人がかかることのある一般的によくある疾患です。

湿疹や虫刺されと勘違いしそうになりますが、突然の痒みと共に赤くて盛り上がった発疹が出て、しばらくするときれいに消えてなくなるのが特徴です。

虫さされのような小さなものから、身体中に地図状に広がるものまで、発症する箇所や大きさには個人差があります。また、発疹の出る時間帯などにも個人差が表れます。

繰り返し起こるこの痒み

いつになったら蕁麻疹って治るの？

蕁麻疹は強いかゆみや皮膚の赤みを伴うため、日常的にとてもストレスを感じやすい疾患です。

できる場所にかたよりはなく、顔を含めた全身どこにでも生じる可能性があり、大抵は24時間以内に跡を残さず消えてしまいます。

「急性蕁麻疹」であれば数日～2週間程度で治癒しますが、6週間以上経過している「慢性蕁麻疹」の場合になると、夕方から夜間に症状を起こしやすいなど、決まった時間に現れては、出ては消えるを繰り返す傾向があり、症状は数か月～数年続く可能性があります。

また、重症の蕁麻疹では、呼吸困難や血圧低下などのアナフィラキシー症状が見られることもあるため早めの対処がもとめられます。

蕁麻疹の原因って？

多くの人が体験する蕁麻疹ですが、実は原因の多くがはっきりとはわからないとされています。

発症する可能性として考えられるのは、「食べ物」をはじめ、ストレスなどの「精神的な原因」や、動物や金属との接触による「物理な原因」や、寒暖差や太陽光などの「天候」によるもの、「薬の副作用」などが挙げられます。

このように原因がはっきりしないことの多い蕁麻疹ですが、大事なことは「蕁麻疹の出にくいカラダづくり」をすることです。

そこで頼りになるのが、中医学の考えに基づいた「漢方の知恵と力」です。

漢方で取り戻す自然本来の体の力。

体のバランスを整えて、蕁麻疹の出にくいカラダづくり。

中医学において、蕁麻疹が出るかどうかは、“衛気(えき)”と呼ばれる身体の表面のバリア機能の良し悪しによります。

衛気は、“肺”、“脾”、“腎”の機能と深く関わっており、そこに季節の環境変化(寒さ・暑さ・乾燥など)やストレスが重なると、アレルギー症状である蕁麻疹が発症すると考えられています。

また、漢方では「気」「血」「津液」や「陰と陽」、「五臓」といった独自の考え方をもとに、全体のバランスを考え、病気や不調を見ていきます。

蕁麻疹も体質によって人それぞれです。今出ている症状を大切に見ながらも、体の巡りの状態はどうか、どこかに無理がかかっていないか、衛気は充分に働いているか、など、バラバラに起きているように見える症状でも実はすべてつながっていると全体性をもって考え、体質にあった漢方を選ぶことが大切なのです。

体全体のバランスの不調から起こる「蕁麻疹」にこそ、心と体を含めた全体観をもって考える漢方の知恵をぜひ役立てていただきたいと思います。

漢方の考え方で「蕁麻疹」を読み解き、ケアや家庭でもできる養生法を詳しくお伝えします。

～こんな方におすすめ

□　良くなったり悪くなったりを繰り返す

□　時々眼や唇が腫れる

□　アレルギーがある

□　運動後や入浴後などに痒みがでる

□　汗をかいたところが痒くなる

□　朝や夕方など決まった時間に繰り返し出る

□　蕁麻疹の詳しい情報が知りたい

□　日常生活に支障がでている

□　病院の治療と漢方は併用できるの？

□　病院に行っても改善されない

□　誰に相談したらいいかわからない

西野裕一先生

薬剤師・鍼灸師・国際中医師認定A級

株式会社誠心堂薬局 代表取締役

日本中医薬学会 理事

一般社団法人統合医療生殖学会理事

◆講演内容◆

中医学の専門家が講演する皮膚病セミナー。

毎月テーマを変えてお話しますので、気になるテーマの回にぜひご参加ください。

お肌を整えるポイント、漢方薬、ツボ、養生などをテーマに合わせてご紹介します。