吸玉療法

吸玉(カッピング)とは

吸い玉とは

吸い玉は、中国において抜缶「ばっかん」、英語では「カッピング」と呼ばれ、古来から東洋や西洋で広く使用されてきました。

中国では動物の角を使用してきましたが、現在ではガラス製やプラスチック製のものが多く用いられています。

鍼灸院のほかエステなどでも健康や美容のために使われているとてもポピュラーな施術方法です。

どんな働きがあるの?

吸い玉内を真空状態して皮膚を吸引し、外すことで皮下や筋肉が緩まり、血流が改善していきます。

指圧は「押す」刺激ですが、「皮膚を引っ張り上げる」という逆のアプローチです。

吸い玉の吸引により、肩こり、腰痛、関節痛、慢性的な疲れ、冷えなどの原因となる血行不良の改善や内臓の機能調節、自律神経の調整を行っていきます。

吸い玉の丸い跡は何?

吸い玉をすると背中に痕がつきますが、これは吸い玉の吸引圧によって体内に滞っている血液が皮膚表層に引き上げられたため起こったものです。

血流が悪い人ほど濃い色で出ますが通常であれば1週間ほどで自然に消えてなくなるのでご安心下さい。

※夏場や薄着になる予定のある方は、施術前にスタッフにご相談ください。痕が残らないよう刺激の調整を行う、または他の施術をご案内いたします。

吸い玉施術写真

跡の色の判断

・うすいピンク:鮮やかな赤は健康で代謝や血流が良い目安
・濃い赤から紫:血流が悪かったり疲労が蓄積されている目安

 
吸い玉色の変化

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吸玉(カッピング)とは

・吸玉療法 1回 50分 

¥5,500-


吸い玉Q&A

Q1 吸い玉は痛いですか?

ちょっと不思議な、気持ちの良い感覚が出る方がほとんどですが、吸引により若干痛みを感じることもあります。刺激量は調整いたしますのでご安心ください。

Q2 どのくらいの頻度で通うといい?

1~2週間に1回程度で、痕が消えてくるタイミングで受けるのが基本ですが、症状や刺激の強さにより頻度は変わってきますので、担当の鍼灸師にご相談ください。

Q3 吸玉療法後、跡以外に何か起こることがありますか?

血流が良くなるため、少しかゆみを感じることがあります。また、皮膚が極端に弱いかたやご高齢のかたは皮膚にまれに水泡が起こることがありますので刺激量は調整して行いますが、場合にはっては受けないほうが良いこともございます。担当の鍼灸師にご相談ください。

Q4 走缶(そうかん)とは?

吸玉の手法のひとつで、肌にオイルを塗り皮膚の上を吸玉をすべらせていく施術です。

このような症状をお持ちの方におすすめです。

  • 肩こり
  • 背中凝り
  • 全身の凝り
  • むくみ
  • ストレス
  • 便秘
  • 生理痛
  • 冷え
  • 血流が悪い
  • 代謝を上げたい
  • 体をスッキリしたい
  • 疲れ
  • 健康増進

以下に当てはまる方は、体質や疾患の問題から吸玉療法が向きませんのでご注意下さい。


  • 早急に外科的手術を必要とする急性疾患

  • 血管が硬い方(動脈硬化)や血管がもろい方(糖尿病)

  • 弁膜症などの心臓疾患

  • 極端に体力が低下している方

  • 全身性貧血の方

  • 悪性腫瘍

  • 妊娠中

  • 急性の伝染病

  • 皮膚が極端に弱い方

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