10月10日は目の愛護デー!「眼精疲労」のスポット鍼イベントを誠心堂薬局関東9店舗で開催

2023/10/06

若年層のスマホ老眼など生活環境の変化で増え続ける目のトラブルに

漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、10月10日の目の愛護デーをきっかけに目のトラブルへの意識を高め、鍼灸による目のケアを体験していただく目的で、「スポット鍼」イベントを2023年10月10日(火)~10月17日(火)の期間、開催いたします。対象店舗は、自由が丘、銀座、蒲田、浅草橋、浅草、西葛西、新浦安、船橋、津田沼の鍼灸院9店舗。500円ワンコイン約10分で眼精疲労のための施術を体験できるコースをご提案いたします。

詳細URL: https://www.seishin-do.co.jp/shop/



目の愛護デー

目の愛護デー



【IT眼症・スマホ老眼といった目のトラブルが増加】


10月10日は「目の愛護デー」とされ、厚生労働省をはじめ様々な機関で毎年イベントが開催されています。生きていく中で重要な感覚器である目は、脳に8割以上の情報を送っているともいわれ、日常生活に大きな役割を果たしています。

近年では、パソコンなどのディスプレイ(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使って長時間作業を継続する事により、目や身体、心にまで影響を及ぼす「VDT症候群」がとても増えています。別名“IT眼症(がんしょう)”とも呼ばれ、スマートフォンやタブレットなどのモバイルツールが不可欠となった時代の流れにより、ビジネスマンだけの病気ではなく、様々な年齢層に広がってきています。特に、最近よく耳にする「スマホ老眼」。至近距離でスマホ画面を見続けているためピント調節機能が低下して「近いところが見えにくい」「夕方になると物が見えにくい」といった老眼のような症状があらわれる状態です。スマホ老眼では目の症状だけでなく、慢性的な肩こり、頭痛、背中の痛みや手指の痺れ、不眠といった多岐にわたる症状が現れるケースも少なくありません。

さらに子どもたちの近視も増えており、世界的な問題となっています。小児近視はたとえ軽度であっても、緑内障や網膜剥離などの近視以外の目の病気に将来かかるリスクを上昇させることが、疫学調査で明らかとなりました。このため、「人生100年」といわれる時代を生きる子どもたちの「見え方」を、生涯にわたって良好に保つためには、子ども時代に近視を発症させない、進行させない取り組みが、非常に重要であると考えられるようになっています。
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html(公益社団法人日本眼科医会より抜粋)

【鍼灸と眼科疾患】


鍼灸療法はWHO(世界保健機関)でも有効性が認められており、1976年に北京で行われた「鍼灸に関するWHO地域間セミナー」において、鍼治療が有効と主張された疾患群の中に、眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらいといった眼科系疾患が挙げられました。中国では、さらに幅広い眼科疾患においても鍼灸が活用されています。

鍼灸は歴史がたいへん古く、現存する最古の鍼灸医学書は中国で1900年以上前に書かれたものであり、現代まで様々な考えや工夫などを経て発展してきました。そのうち、中国伝統医学である中医学の理論に基づいた中医学鍼灸では、痛いところや患部に鍼を刺すだけではなく、体質や症状といった「証」に合わせ方針を立てて、必要なツボに鍼を打ちます。

眼科疾患においては、目の周囲はもちろんのこと、目と深い関係がある五臓「肝(かん)」や「腎(じん)」を調整するツボを刺激して内臓を元気にすることで、一過性ではなく継続的に目を健康にするための体質作りを行います。「肝」とは血流や自律神経をコントロールしている臓で、目を滋養し正常に機能する手助けをしています。「腎」は生命エネルギーを蓄え、発育・成長・老化を司る臓であり、加齢や過度な負担による目の疲労に影響を及ぼしています。
https://www.seishin-do.co.jp/symptoms/eyestrain111 (体質で考える眼精疲労:当社HP)

【眼精疲労のスポット鍼イベント詳細】


当社では、10月10日の目の愛護デーをきっかけに目の健康への意識を高め、鍼灸による眼科ケアを体験していただく目的で、疲れ目・眼精疲労のための「スポット鍼」イベントを開催いたします。500円ワンコイン約10分で眼精疲労のための施術を体験できるイベント限定のコースを企画いたしました。

*期間  :2023年10月10日(火)~10月17日(火)
*利用時間:各店舗の営業時間に準じる
*対象店舗:以下東京都と千葉県にある9店舗の鍼灸院。
      東京都(6店舗)…自由が丘、銀座、蒲田、浅草橋、浅草、西葛西
      千葉県(3店舗)…新浦安、船橋、津田沼
*費用  :500円(税込み)
*所要時間:10分(初診の方は注意事項の説明などを含めて20分ほどかかります)
*注意事項:予約優先のため、日時の希望がある方は希望店舗に電話で問い合わせください。
      イベント限定コースのためWEB予約はできません。




【中医学で考える眼精疲労のためのセルフケアと体質相談】

眼精疲労とは、目の疲れやドライアイ、充血、痛みなどの症状が休憩や睡眠をとっても治らないものを指します。また付随して起こりやすい症状としては肩こり、頭痛、めまい、吐き気などがあります。最近ではスマホを使用される方が増えVDT(画像情報端末)症候群が増え、現代人の眼精疲労に大きく関わってきています。

仕事や勉強でやむを得ずパソコンやタブレット・スマホを使う場面が多い方にはセルフケアがオススメです。目のセルフケアのためのツボはそれぞれ左右対称にあります。両手の親指や人差し指を使って、心地よいと思える強さでツボを押しましょう。朝晩だけでなく、作業の前後や合間にこまめに行うとよいでしょう。

▼セルフケアのためのツボ
睛明(せいめい)、太陽(たいよう)、攅竹(さんちく)、陽白(ようはく)、瞳子リョウ(どうしりょう)、四白(しはく)

セルフケアのためのツボ

セルフケアのためのツボ



眼精疲労により仕事や勉強が捗らず日常生活に影響が及んでいる場合、セルフケアだけでの対処は難しいでしょう。眼精疲労といっても自覚症状は様々であり、目のお悩み以外にも肩こり、頭痛、不眠や自律神経失調などを伴う方もいます。さらに、目の不調が起きている原因としても、季節の変わり目や環境の変化などによる自律神経への負担、心理的・身体的ストレス、血行障害、栄養不足、加齢など多岐にわたり、個人差があるといえるでしょう。そのため、漢方や鍼灸での眼精疲労への対策を検討される場合には、症状が起こった要因や体質的素因を見極めることが大切です。当社では、漢方の専門家である中医学アドバイザーが常駐するとともに、薬剤師・鍼灸師といった専門家が連携して多角的なアドバイスを行っています。人生において重要な器官のひとつである目を長く健康で活用するために、ぜひ一度ご相談ください。

【今後の展開】

現代病ともいえる目のトラブルは、ネット社会に変化がない限り今後もお悩みの方は増加し社会的課題になっていくと予想されます。当社は地域の薬局・鍼灸院として、未病(病気になる前の不調)の対策を提示し、自ら養生できるようにサポートしていきたいと考えています。今後も社会のウェルビーイングに取り組み、健康のためのサポートに尽力していきます。

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。

【取材依頼・お問い合わせ先】
会社名: 株式会社誠心堂薬局
担 当: 広報事業部 片岡 詩麻
電 話: 047-300-2293
メール: s_kataoka@seishin-do.co.jp


誠心堂薬局 本社広報