店舗お知らせ

鍼灸 西葛西
2025/07/01

6月のコラム④

コラム④【妊活・温活サポートについて】

 

近年、妊活に取り組まれている方が増える一方で、「なかなか結果が出ない」「何から始めていいかわからない」といった不安や戸惑いの声も多く聞かれます。そんな中で、当院には妊活中の女性や、妊娠を希望されているご夫婦が多く通院されています。

 

当院の妊活サポートでは、**「妊娠しやすい体づくり」**を目的に、鍼灸や漢方を用いて体質の根本から整えていくアプローチを行っています。

 

妊娠には、卵巣・子宮の健康だけでなく、全身の血流やホルモンバランス、自律神経の安定、さらには心の安定が深く関わっています。たとえば、冷え性や生理不順、PMS(月経前症候群)などの症状は、体が「妊娠の準備ができていない」サインかもしれません。

 

特に注目していただきたいのは、「温活(おんかつ)」の大切さです。

 

私たちの体は、冷えによって血流が滞ると、ホルモンや栄養が必要な場所に届きにくくなります。ホルモンは血液にのって卵巣や子宮に届くため、血流の質が妊娠に大きな影響を与えるのです。実際に、体温が安定していない方や、低体温傾向にある方は、基礎体温を整えることが妊娠への第一歩になります。

 

鍼灸では、骨盤内の血流を促進したり、自律神経のバランスを整えたりすることで、ホルモンの働きを助け、自然なリズムを取り戻すサポートをします。また、漢方と併用することで、冷え・血虚・瘀血(おけつ)などの体質に合わせたケアが可能になります。

 

さらに、当院では妊活だけでなく、妊娠中のサポートや産後のケアも行っております。

• 妊娠初期のつわりや不安感

• 安定期以降の腰痛・肩こり・むくみ

• 出産直前の逆子対応

• 産後の骨盤調整や母乳の出にくさ、情緒不安定など

 

女性のライフステージに寄り添いながら、その時々に必要なサポートを提供できる体制を整えています。

 

初診では、現在の体調や妊活歴、生活スタイル、ストレスの有無などを丁寧にカウンセリングし、その方に最適な施術計画を立てていきます。焦らず、でも確実に、妊娠に向けた体づくりを進めていくことが何より大切です。

 

また、パートナーの体調や精子の状態に課題がある場合も、ご相談ください。妊娠はご夫婦の協力で実現するもの。男性側の体調管理にも、鍼灸や漢方は有効です。

 

今まで病院の治療だけでうまくいかなかった方、体質改善を試みたい方、自然なかたちで妊娠に近づきたい方にとって、東洋医学のアプローチはとても心強い味方になります。

 

「もう一度、前向きに妊活に向き合いたい」

そんな気持ちをサポートできる場所でありたいと、私たちは考えています。

 

お一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

鍼灸 船橋
2025/07/01

【7月コラム①】つらい首肩コリ腰痛に――今すぐ楽に、そして未来も元気に。鍼灸で整える“根本からの体質改善”

パソコンやスマートフォンの長時間使用、デスクワーク、ストレスや冷え。

現代社会において、首や肩のコリ腰痛は誰にでも起こり得る悩みです。

「マッサージに行ってもまたすぐ戻ってしまう」「常に重だるく、スッキリしない」そんな慢性的な不調にお困りの方が、当院「鍼灸院 爽快館 船橋店」にも多くご来院されています。

 

実は首肩コリ腰痛というのは、単なる“筋肉の疲れ”だけではなく、体の内側のバランスの乱れとも深く関係しています。

そこで私たちは、**今のつらさを和らげながら、そもそも不調の出にくい体へと導く“体質改善”**を大切にしています。

 

 

 

 

首肩コリ腰痛は「気・血・水」の巡りのサイン

 

中医学では、体の健康は「気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)」がバランスよく、スムーズに巡っていることが大切だと考えます。首肩のコリ腰痛は、この巡りが滞り、特に「気の流れ」がうまくいっていない時に起こりやすくなります。

例えば、ストレスがたまると「気滞(きたい)」と呼ばれる状態になり、気の流れが悪くなります。これにより筋肉がこわばり、首や肩に硬さや痛みを感じやすくなるのです。また、冷えや睡眠不足が続くと「血虚(けっきょ)」や「寒湿(かんしつ)」といった体質傾向が強まり、ますますコリやすく、慢性化しやすい体になってしまいます。

 

 

 

 

鍼灸で整える“巡り”と“自律神経”

 

鍼灸治療は、気・血・水の巡りを整えるのに非常に効果的な方法です。

細くて柔らかい鍼を使って体の経絡(ツボの通り道)を刺激することで、気の流れを改善し、筋肉の緊張をゆるめると同時に、自律神経のバランスも整えます。

特に首や肩のコリには、**風池(ふうち)・肩井(けんせい)・天柱(てんちゅう)**などのツボを、腰痛には腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)・大腸兪(だいちょうゆ)などのツボ使用し、硬くなった筋肉をゆるめ血流を良くすることで、治療後すぐに「軽くなった」「視界が明るくなった」という感覚を感じる方も多くいらっしゃいます。

 

また、当院では全身の体調や体質を丁寧にカウンセリングし、お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの施術を行っています。肩がつらいからといって肩だけを、腰がつらいからといって腰だけを施術するのではなく、根本の原因を見つけて全身のバランスを整えていくことで、再発しにくい体をつくっていきます。

 

 

 

 

駅近で通いやすく、続けやすい

 

「鍼灸に興味はあるけど、通い続けられるか不安…」そんな声もよくいただきます。

爽快館 船橋店は、船橋駅から徒歩1分とアクセスも抜群。

お仕事帰りやお買い物のついでに、気軽にお立ち寄りいただけます。

お一人おひとりの生活スタイルに合わせたペースで通えるよう、丁寧にサポートいたします。

 

 

 

 

10年後、20年後も元気な自分でいるために

 

鍼灸は“今の不調をとる”だけではありません。続けていくことで、自律神経やホルモンバランスが整い、不調の出にくい“強い体”を育てることができます。

特に慢性の首肩コリ腰痛は、将来的な偏頭痛や耳鳴り、睡眠障害、坐骨神経痛などの引き金になることもあります。だからこそ今のうちから、自分の体と向き合うことがとても大切です。

 

「なんとなくの不調」をそのままにせず、“今をラクに、未来を健康に”するお手伝いをすることが鍼灸院爽快館の役目だと考えています。

 

 

 

 

まとめ:QOLを高める“本当の健康”をあなたへ

 

首肩コリを単なる“一時的な疲れ、いつものことだから”とあなどらず、体質から整えることが、あなたの生活の質(QOL)を大きく高めてくれます。少し先の未来を、もっと元気で軽やかな自分で過ごせるように。

ぜひ一度、爽快館 船橋店の鍼灸治療を体験してみてください。あなたの体に合った最適なケアをご提案いたします。

鍼灸 船橋
2025/07/01

【7月薬膳レシピ】夏バテ知らずの元気な体へ。胃腸にやさしい“薬膳レシピ”で暑さに負けない食養生

梅雨が明けて、いよいよ夏本番。気温も湿度も上がり、身体が重だるく感じたり、食欲が落ちたりしていませんか?

 

中医学では、夏の不調は“暑邪(しょじゃ)”の影響とされ、特に「胃腸」の働きが落ちやすい時期といわれています。冷たいものの摂りすぎや、冷房による外気との温度差で、体がついていけなくなってしまうんです。

 

そこで今回は、「夏バテ予防」と「胃腸をいたわる」ことをテーマに、日常に取り入れやすい薬膳的な2つのレシピをご紹介します。

 

どちらも簡単でおいしく、そして体にやさしいメニューです。

薬膳というと難しく感じる方もいるかもしれませんが、特別な食材を使わなくても、旬の野菜や身近な食材で十分。ちょっとした意識が、体の調子を整える第一歩になりますよ。

 

 

 

■ タラとトウモロコシの香ばしサクサク焼き

 

~胃腸を守り、気血を補う一皿~

 

◎ポイント食材:タラ・トウモロコシ

 

タラは消化によく、胃腸の働きを助けてくれるたんぱく源。薬膳では「脾(ひ)=胃腸系」にやさしく、“気血”を補う食材です。トウモロコシも同じく「脾」に作用し、湿気を追い出す働きがあるとされ、むくみやだるさ対策にも◎。

 

 

■ ズッキーニとコーンとエノキのグルテンフリー薬膳チヂミ

 

~夏の湿気をはらって胃腸スッキリ~

 

◎ポイント食材:ズッキーニ・とうもろこし・エノキ

 

ズッキーニは体内の余分な熱を冷まし、むくみを取り、胃腸に負担をかけない優秀食材。そこに、湿を取ってくれるトウモロコシ、腸を整えてくれるエノキを加え、グルテンフリーの米粉でまとめたチヂミ風に仕上げました。

 

小麦粉を使わないので、胃が重くなりやすい方にもぴったりです。

 

 

 

■ 日常に“薬膳”を取り入れるヒント

 

薬膳と聞くと「難しそう」「特別な材料が必要なのでは」と感じる方も多いのですが、実は“旬の野菜をおいしく食べる”ことがすでに立派な薬膳なんです。

 

東洋医学では、「脾(ひ)」=胃腸は体の中心。ここが元気でないと、エネルギーも作れず、疲れやすくなったり、夏バテを引き起こしたりします。冷たいものばかりに頼らず、温かい料理や食材で“内側から元気”を養うことが大切なんです。

 

当院の鍼灸治療でも、夏の体調管理には「脾胃のケア」が大きなテーマの一つ。鍼やお灸で気血の巡りを整えることに加え、食事でも体を整えることで、より効果的に“元気な自分”をつくることができます。

 

 

 

■ まとめ:未来の体は、今日の一口から

 

暑さに負けない体をつくるには、特別なことではなく、日々のちょっとした積み重ねが大切です。

 

冷たいドリンクを少し控えて温かいお味噌汁を添えたり、今日ご紹介したような“薬膳の考え方を取り入れたおかず”を加えてみたり。

 

「体が喜ぶごはん」は、きっと明日の元気につながります。

 

これからも鍼灸院 爽快館 船橋店では、鍼灸だけでなく、皆さまの生活に寄り添った“日々の養生”を大切にしていきたいと考えています。

 

今日の食卓から薬膳の第一歩を体の内側から。

美味しく食べて健康になりましょう。

町田
2025/06/30

梅雨の時期身体が重く、妊活がつらい、、、

「梅雨の時期、体がだるくて妊活がつらい…」
そんなお悩み、ありませんか?

東洋医学では、梅雨の湿気を”湿邪(しつじゃ)”と呼び、
体の巡りや自律神経に影響を与えると考えます。

とくに妊活中の女性にとっては、
✔︎ むくみ・冷え → 子宮の冷え
✔︎ だるさ・疲れ → 気血不足
✔︎ 頭が重い → 自律神経の乱れ
などにつながりやすいんです

そこでおすすめなのが、
☑️ 余分な水を巡らせる「漢方薬」
(五苓散・防已黄耆湯など)
☑️ 冷え&巡りに効く「鍼灸ケア」
(足三里・陰陵泉など)

妊娠しやすい体づくりは、季節のケアも大切????
「私に合う方法を知りたい」という方は、
お気軽にご相談くださいね!

町田
2025/06/30

ご出産アンケート 33歳 最初の採卵が空胞ばかりだった方がご妊娠・ご出産

不妊治療期間2年 漢方鍼灸治療期間10か月

 

1当店にいらっしゃるまでのお気持ち、漢方と鍼灸を始められたきっかけはどんなことでしたか?

採卵で空胞が多く、他にできる治療を探していたところこちらを見つけた。

やれることはできる限り試してみようと思った。

 

2 漢方と鍼灸を行う前までのご自身のお身体で気になっていたことは?

冷え症 肩こり 足のむくみ ストレス

 

3 漢方と鍼灸を行って、病院の検査·基礎体温·体調などは、どのような変化がありましたか?

平熱が上がった

鍼灸をするとぐっすり眠れた

2回目の採卵でうまくいき陽性になった

 

4 当店の担当の先生とのご相談はいかがでしたか?

不妊への知識が豊富で安心した

予算もその都度合わせてくれた

 

5 ご出産された時、どんなお気持ちでしたか?

大変だったけど赤ちゃんをみれてとてもかわいく、頑張ってよかったなと思った。

 

6 同じように子宝治療を頑張っていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。

色々ためしてみることと気楽にゆっくり取り組むのがいいのかなと思います。

 

ご協力、誠にありがとうございました!

 

津田沼
2025/06/29

【誠心堂薬局津田沼店で妊活サポート】

赤ちゃんの健やかな成長は“妊娠前”から始まっています

― 誠心堂薬局 津田沼店/中医師・医学博士 鄭 冬梅 ―

「元気な赤ちゃんを産みたい」――
そんな願いは、妊娠してからではなく、妊娠前からの身体づくりが大きなカギを握ります。

誠心堂薬局 津田沼店では、中医学の専門家である中医師・鄭 冬梅(てい・とうばい)先生が、
妊活・妊娠中・産後にわたる女性の心身をトータルでサポートしています。

 

 

妊娠前から整える“身体の土台”とは?

中医学では、赤ちゃんの健康は以下の2つの「本(もと)」に支えられていると考えます:

先天の本: 丈夫な卵子と精子を育む「腎」のはたらき

後天の本: 胃腸を整え、しっかり栄養を吸収する「脾」のちから

この「腎」と「脾」のバランスをととのえることが、
妊娠しやすく、そして赤ちゃんを健やかに育む体づくりの第一歩です。

 

 

 妊活におすすめの食と生活習慣 ▶ キーワードは「1無・2少・3多」

1無(無理をしない)

2少(冷たいもの・脂っこいものを控える)

3多(色と旬のある食材を多く、よく動き・よく休み・人と関わる)

▶ 食材の色にも意味があります

黒い食材(黒ごま・黒豆・ひじきなど)→ 腎を補う

黄色い食材(かぼちゃ・にんじん・とうもろこし)→ 脾を補う

さらに、「朝は王様、昼は労働者、夜は物乞い」という
食事の時間と量のバランスも大切にしましょう。

 

 

妊娠中・産後もケアを忘れずに

妊娠中は「安胎(あんたい)」=冷え対策・腎と血の補いが重要です
 → 「亀鹿二仙丸」などの補腎・補血漢方がおすすめ

産後1か月は「養生期」。無理せず心身の回復を最優先しましょう
 → 睡眠・排便リズムの安定が大切です

 

 

心の安定も大事な準備

妊娠・出産・育児に向けて、ストレスケアや睡眠環境の見直しも効果的です。

寝る前の深呼吸や瞑想

軽いストレッチやセルフお腹マッサージ

自分をいたわる“ひととき”を意識的につくりましょう

 

 

 鄭 冬梅 先生からのメッセージ

妊娠はゴールではなくスタートです。
妊娠前から体を整えておくことで、その後の妊娠中・出産・育児をより健やかに過ごすことができます。
おいしく食べて、ぐっすり眠って、スムーズなお通じがあること――
これが赤ちゃんにとっても、そしてお母さん自身にとっても一番の準備です。

私自身、二児の母としての経験を活かしながら、皆様のお悩みに丁寧に寄り添っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 妊活・産前産後の体調相談は当店へ

中医師・医学博士 鄭 冬梅 先生による個別相談は【毎週土曜日】に開催中(予約制)
体質・生活・お悩みに合わせたオーダーメイドのご提案を行っています。

 

\ 津田沼で妊活や産前産後の漢方相談なら /
誠心堂薬局 津田沼店までお気軽にご連絡ください。
▶ お電話・ホームページからご予約いただけます。

鍼灸 船橋
2025/06/29

【健康・無料・船橋】 7/19 「夏に多い身体のトラブル」 東洋医学で考える季節のお悩みの健康講座(体験あり)

~こんな方におすすめ

□ 熱中症を防ぎたい

□ クーラー病を防ぎたい

□ 夏になると疲れやすい・疲れがとれない

□ 夏になると食欲が落ちる

□ 夏は眠りが浅い・寝つきが悪い

□ 夏に体調を崩しやすい

□ 漢方で夏の不調を防げるの?

□ 漢方を取り入れて体質改善をしたい

□ 季節の変わり目の心と体の対策や養生法を知りたい

 

夏は暑さ(暑邪)とエアコンの冷え(寒邪)の二つの二つの邪気からの攻撃を受けます。

また、暑さと寒さの温度変化での自律神経の乱れも。

そんな辛くて長い夏を乗り切る漢方の知恵を知りましょう。

セミナー詳細はこちらをクリック

 

セミナー開催情報

日にち:2025年7月19日(土)

講 師:関根裕司先生

当日スケジュール

    9:45 開場

  10:00 講演スタート

  10:40 AGES(糖化度)測定と測定結果の解説・質疑応答

  11:00 終了

会 場:船橋市中央公民館 第5集会室

定 員:10名

参加費:無料

参加特典:AGES(糖化度)測定

※お体の糖化度の状態を測定します。

 

 

 

町田
2025/06/28

ご出産アンケート 38歳 数回の体外受精経験の方がご妊娠・ご出産

ご出産:2024年4月
ご出産時の年齢:38歳
不妊治療期間:2年6ヶ月
漢方鍼灸治療期間:2年6ヶ月
治療された病院名:杉山産婦人科
担当の先生(漢方):早川先生

① 当店にいらっしゃるまでのご気持ち、漢方と鍼灸を始められたきっかけはどんなことでしたか?

・体外受精を数回行っても着床せずまた、明確な不妊の原因もわからないので、漢方を試みてみようかなと思いました。

 

② 治療を始めて気づいたご自身のお身体で気になることは?

・疲れやすいこと/肩こりがあったこと

 

③ 漢方と鍼灸を行って、病院の検査・基礎体温・体調などは、どのような変化がありましたか?

・徐々に体力がついていたような気がします
・また、子宮内フローラの検査結果があまり良くなかったので、漢方でサポートして頂いてから体外受精して、妊娠することができました

 

④ 当店の担当の先生とのご相談はいかがでしたか?

漢方の先生
毎回丁寧に話を聞いてくださり、体質に合わせた処方を考えてくださいました。
病院では詳しく相談できないことも早川先生がいろいろ聞いてアドバイスくださったのがとてもありがたかった。毎回、諦めずにに頑張ってみようという気持ちになった。

 

⑤ ご出産された時、どんなお気持ちでしたか?

やっと会えた、諦めなくてよかった。と思いました。

 

⑥ 同じように子宝治療を頑張っていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。

精神的にも肉体的にも負担が大きく何度もあきらめようかと思いましたが、毎回のカウンセリングで少し心が軽くなりもう少し続け見ようかなと思えました。誠心堂の皆さんはとても親身に話を聞いてくださるので
不安なことは何でも相談してよいと思います!

 

アンケートありがとうございました!!そしておめでとうございました!!

 

 

池袋
2025/06/27

【症例ブログ】多嚢胞性卵巣症候群の既往を持つ30歳女性の妊活相談

こんにちは。漢方相談員の三谷長人です。

 

今日は、30歳の女性で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の既往がある方の妊活相談についてお話しします。

 

不妊の相談というのは、とてもデリケートなテーマです。誰にも言えない不安や孤独を抱えて来局される方も多いです。この方の相談も、私自身いろいろな思いを抱きながら対応したケースでした。

 

 

■初回相談

 

初めてお話を伺ったとき、この方は人工授精(AIH)を2回受けたものの妊娠には至らず、少し疲れた表情をされていました。

 

「もし次もダメなら体外受精を」とクリニックで言われているけれど、採卵が怖くてどうしても決心がつかない、と打ち明けてくださいました。

 

本当は、可能なら人工授精で妊娠したいという強い思いがあるのです。その気持ちが、言葉の端々ににじんでいました。

 

月経周期は30日と安定していましたが、生理痛や血塊があり、肩こりやイライラすると首や指をかきむしってしまう症状もありました。妊活が思うように進まない不安からか、常に肩に力が入っているようでした。

 

脈をみると沈細弱。舌は淡白で白苔があり、舌下静脈はやや怒張していました。

 

これらの所見から、私は血(けつ)が巡りにくく、気の流れも滞りがちな「気血両虚」や「気滞血瘀」の体質を疑いました。また、淡白な舌は体全体のエネルギーが弱っているサインとも取れます。

 

まずは血行を改善し、心身の緊張を和らげることを目標に、芎帰調血飲第一加減を中心に、加味逍遙散料加川芎地黄、女貞子、旱蓮草、丹参を組み合わせてお渡ししました。

 

 

■PCOSに対する漢方の視点

 

ここで、少し私の考えをお話ししておきたいと思います。

 

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、現代医学でいうと排卵がうまくいかない病気ですが、漢方では「本虚標実(体質の弱さ+滞り)」で考えます。

 

今回ご相談くださった方もそうですが、PCOSの方には次のような特徴がよく見られます:

 • 血の巡りが悪い(血瘀)

 → 生理に血塊が混じったり、肩こりが強いのは、血が滞っているサインです。血流が悪いと、卵巣や子宮の働きが落ちやすいんです。

 • ストレスで気が滞る(気滞)

 → 妊活のプレッシャーなどで気の流れが滞ると、ホルモンバランスも乱れやすくなります。首や指をかきむしってしまうのも、気滞の影響が考えられます。

 • 体の土台の弱さ(気血両虚や腎虚)

 → 舌が淡く脈が細いのは、体を養う「血」や、生殖力の元になる「腎」の力が不足しているサインです。これがあると卵の育ちも不安定になります。

 

 

漢方で大事にしていること

 

今回の方のようなPCOSのケースでは、私は次の3つを特に重視しています:

 1. 血流を良くすること

 → 卵巣への血の巡りを整えて、卵の発育や子宮環境をサポートします。

 2. ストレスをやわらげること

 → 気の巡りを良くして、自律神経やホルモンのバランスを整えます。

 3. 体を養う力を補うこと

 → 気や血、腎を補うことで、卵巣の働きを後押しします。

 

 

■2回目相談

 

初回の漢方は問題なく飲めたとのことで安心しました。こうして小さな前進を確認できるのは、私にとっても励みです。

 

ただ、肩こりやイライラによる指の掻きむしりはまだ続き、右肩が特につらいと話されました。「朝起きるのがとてもだるい」という言葉が印象に残りました。

 

ご主人も精液量や運動率に課題があり、お二人とも頑張っているのに結果が出ないことへの戸惑いを感じました。

 

舌の血色は前回より少し良くなり、脈も沈が改善し細でした。この変化を見て、「少しずつ血の巡りが良くなりつつあるかな」と思いましたが、細い脈からはやはり気血不足が完全には回復していない印象でした。

 

前回お渡ししたものに加えて、黄耆、鶏血藤、葛根を加えて、気の巡りと血の生成を後押しする形にしました。

 

 

■3回目相談

 

この方は3回目のAIHを受けられました。ご主人の精子状態も今回は良かったと話され、少し明るい表情を見せてくださいました。

 

しかし、暑いときやストレスがかかると、相変わらず首や指を掻きむしる症状が続いていました。こうした皮膚症状は、気の巡りが滞り、内に熱がこもりやすい「肝気鬱熱」の可能性も感じさせます。

 

舌は白苔が目立ち、舌下静脈はやや怒張していました。脈は力が出てきたものの細く、滑はなく、まだ潤いが十分とはいえない様子でした。

 

体が元気を取り戻しつつあるけれど、内側の気血のアンバランスは残っていると感じました。

 

この日は、芎帰調血飲第一加減をベースに、十全大補湯、黄耆、続断、杜仲を組み合わせてお渡ししました。

 

 

■4回目相談

 

残念ながら、3回目のAIHも陰性でした。

 

「またダメでした」と、肩を落として話されるその声が、とても小さくて、私も胸が痛くなりました。

 

月経は痛みはありませんでしたが、血塊があり、体の中でまだ血が滞っている印象がありました。右肩のこりが強く、眠りの質も落ちてきた様子。左脈が右より弱いのも、気血の巡りが片寄っているサインに感じました。

 

私は、「もし次も陰性なら体外受精を考えるのも一つの選択肢」とお伝えしましたが、ご本人はまだその決断がつかないご様子でした。その迷いは当然だと思います。未来が見えない不安は、とても大きなものです。

 

ご主人も六味丸を入手され、夫婦で飲み始めておられました。

 

この日は、葛根湯加川芎辛夷、芎帰調血飲第一加減、加味逍遙散料加川芎地黄、続断、杜仲、鶏血藤を組み合わせました。

 

 

■5回目相談

 

4回目のAIHは陰性で、次のAIHを控えているとのことでした。

 

ここで少し嬉しい変化がありました。前回お渡しした葛根湯加川芎辛夷が効き、「肩こりがすごく楽になった」と笑顔で話してくださいました。不安感も少し減り、指の傷も減ってきたとのこと。この笑顔を見られた瞬間が、私にとっては何よりの喜びです。

 

ただ、足の冷えがまだあり、特に夜に強く感じるとのことでした。冷えは腎陽の弱りや血行の滞りを示す場合もあり、注意が必要です。

 

ご主人は多汗傾向で、布団の中で全身に汗をかくとのこと。六味丸を1日2回飲むようお伝えしました。

 

舌は白苔があり、冷えのサインが残っていましたが、脈は左が弦で、まだ気の張りが感じられました。

 

この日は、葛根湯加川芎辛夷、芎帰調血飲第一加減、続断、杜仲、牛膝、莪朮を組み合わせました。

 

 

■6回目相談

 

とても嬉しい報告がありました。

 

AIH5回目の結果、妊娠検査薬で陽性が確認できたとのこと!

 

「本当にびっくりしました」と、少し震えるような声で教えてくださり、私も胸がいっぱいになりました。

 

吐き気や気持ち悪さはなく、肩こりもなく、心も安定していると話されました。「普段ならイライラすることも受け流せる」と笑顔を見せてくださり、その笑顔にこちらも救われる思いでした。

 

ただ、資格試験の勉強中で眠気が強く、指を掻きむしってしまうことがあるとのことでした。妊娠期も体と心は揺らぎやすく、油断できないなと感じました。

 

ご主人は「妊娠したから漢方はやめた方がいい」とおっしゃっていたそうですが、ご本人は血流を保ちたいと希望され、つわりや妊娠糖尿病、産後のことも含めて今後の方針を話しました。

 

この日は芎帰調血飲第一加減、続断、杜仲、牛膝、莪朮を組み合わせてお渡ししました。

 

 

■7回目相談

 

妊娠が進み、胎嚢が確認できたとの報告がありました。

 

ところがつわりが強くなり、固形物が食べられず、水やゼリーで過ごしている状況でした。「前回の薬はほとんど飲めなくて…」と申し訳なさそうに話されましたが、つわりのときは無理しないことが一番だとお伝えしました。

 

脈はやや細滑。潤いは少し出てきたものの、体力が落ちやすい時期だと感じました。

 

この日は、芎帰調血飲第一加減、続断、杜仲、牛膝、莪朮をお渡ししました。

 

 

■8回目相談

 

心拍も確認でき、妊娠7週とのことでした。

 

「つわりで辛くて、今日のお昼もカレーパンしか食べられなくて…。帰ってから一度吐いたらちょっと楽になりました」と話されました。ご主人がすぐ袋を持ってきて助かったというエピソードを聞き、夫婦で支え合っている姿に胸が熱くなりました。

 

年末の風邪を引きずっているのか白痰が出ているとのことで、夏野菜を生で食べるのは体を冷やすため、温かい料理と一緒に食べるようお伝えしました。

 

次回は医師と相談しながら、漢方再開の時期を探ることになりました。

 

脈は滑細、舌は苔が目立ちました。冷えと潤い不足が入り混じる状態を感じました。

 

この日は組み合わせのご提案はしませんでした。

 

 

■9回目相談

 

妊娠13週、経過は順調とのことでした。

 

つわりはだいぶ落ち着いてきたものの、1日1回嘔吐が残っており、食べたいものが日々変わるとのこと。「最近はカロリーメイトとか、菓子パンばかり食べちゃうんです」と苦笑いされていました。

 

主治医から医薬品服用を控えるよう言われたとのことで、今回で漢方は一旦終了となりました。出産後のアンケートについてもお話しし、笑顔で相談を終えました。

 

脈は滑で、舌はやや胖大。血の巡りは安定してきたものの、まだ妊娠による水分代謝の変動を感じる所見でした。

 

 

この方は、たくさんの不安や迷いを抱えながらも、一歩ずつ進んでくださいました。

 

妊活は結果ばかりが注目されがちですが、その過程には涙も、笑顔も、たくさんの物語があります。私はその一つ一つを大切にしていきたいと思っています。

 

漢方は魔法ではありませんが、体と心に寄り添いながら歩む道を一緒に探すことはできます。もし同じように妊活で悩んでいる方がいたら、どうか一人で抱え込まずに、話してほしいと思います。

 

三谷長人 (薬剤師・国際中医専門員 誠心堂薬局 池袋店店長)

西葛西
2025/06/27

西葛西店の妊活相談! 45歳体外受精で妊娠された方の症例

■ご相談内容

 

年齢: 45歳

性別: 女性

第一子希望

症状: 冷え、のぼせ、不安になりやすい、不眠

 

 

■ご相談までの経緯

 

妊娠希望して15カ月、採卵15回、移植4回行い妊娠せず。

通院しているクリニックで妊活セミナーの案内をみて漢方で体を整えてみようとセミナーに参加し、相談の予約をとり来店。

ご主人は47歳で精液検査では運動率が悪いと指摘あり。

 

 

■どんな漢方薬をご案内したか?

 

気血補填(体の栄養成分である気血が不足しており、その気血を補填し卵胞の発育を助ける)

 

補腎(ホルモンの働き、年齢による諸症状は腎が統括すると言われおり、その腎の働きを補う)

 

養心安神(精神活動を主る心の働きを助け、不安や不眠の症状を整える)

 

上記内容に即した漢方薬を煎じ薬でご案内

 

 

■生活習慣などアドバイスした内容

 

毎回の相談では不安な部分をヒアリングし、安心して過ごせるよう相談を心掛けました。

漢方服用し、睡眠もしっかりとれるようになり、精神的にも安定するようになった。

 

お酒が好きな方なので飲み過ぎないよう注意するようにしていました。

 

■経過

 

今後また移植するにあたり、移植できる受精卵のストックを増やしたいのでしばらく採卵で様子見る。

 

服用4か月

鍼灸も興味があり併用してみることに。

服用5カ月

採卵できるも胚盤胞までいかず。

服用8カ月

採卵し胚盤胞までいき凍結できた。

服用10カ月

1年前に凍結した胚盤胞があり、それを移植することにした。

腹腔鏡検査で卵巣周辺や子宮内の状況を検査し移植へ。

服用開始11カ月

体外受精により妊娠し妊娠高血圧や糖尿病などの症状出ることなくスムーズに出産をむかえることができた。