
店舗お知らせ
- 恵比寿
- 2026/04/10
予約状況のお知らせ《4/12~4/26》
新規ご相談のご予約時間のお知らせいたします。
中国語で相談出来る中医学アドバイザーは月、火、木、金曜日の出勤となります。
(我们的中医顾问可以用中文提供咨询,周一、周二、周四、周五工作。)
当社代表の西野裕一先生(不妊治療のエキスパート)のご相談は土曜日となります。
ご予約状況は投稿時点で、下記のお時間で初回ご相談のご予約が可能ございます。
※金曜日は栄先生(男性)が配属となりました。不妊症や婦人科のみならず、皮膚疾患、小児疾患、特に難病治療の中医学に精通した、
ベテランの中国中医師です。
※川﨑店長(女性)は日曜日・水曜日を担当しております。不妊治療、婦人科、ダイエット(ファスティング)の相談経験が豊富です。
女性ならではのご体調に関するお悩みも安心してご相談いただけます。
4/12(日)15:00 16:40(店長の川﨑先生担当日です。)
4/13(月)12:00 15:00 17:00 18:00(店長の川﨑先生担当日です。)
4/14(火)10:00 14:00 16:20
4/15(水)14:00 14:40 17:40(店長の川﨑先生担当日です。)
4/16(木)10:00 13:40 15:00
4/17(金)10:00 11:00 15:00 17:40(可以用中文咨询。栄先生)
4/18(土)11:40 12:40 15:00 17:40
4/19(日)13:40 14:40 17:00
4/20(月)13:20 15:40 17:20
4/21(火)13:20 17:40
4/22(水)11:40 14:00 15:40(店長の川﨑先生担当日です。)
4/23(木)13:20 15:00 15:40
4/24(金)10:00 11:00 14:20 15:20 16:00(可以用中文咨询。栄先生)
4/25(土)13:40 15:00 17:40 (不妊治療のエキスパートの西野裕一先生担当日です。)
4/26(日)17:00(店長の川﨑先生担当日です。)
※1 日本人スタッフは常勤しております。
※2 ご予約状況は、投稿時点での状況となります。予約の最新状況は下記までお電話連絡下さい。
☎03-5422-8853
※3 初回は、問診や漢方治療についてのご説明に1時間半程お時間を頂いておりますが、お時間が限られる場合はご相談下さい。
2回目以降のご相談時間は30分程となります。
- 恵比寿
- 2026/03/29
【漢方薬剤師が解説】春こそ「巡り」改善!不妊とストレス、知られざる深い関係
こんにちは、誠心堂薬局恵比寿店の国際中医専門員、薬剤師の西野星彦です。
暖かな春を感じられる気候となっていますが、この時期にイライラしたり、気分の落ち込みや体の重だるさを感じてはいる方も多いのではないでしょうか?
中医学において、春は「自律神経(肝)」が最も乱れやすい季節とされます。
この時期の心の緊張が、赤ちゃんを授かるための自律神経やホルモンバランス=「体の巡り」に大きな影響を与えているかもしれません。
1. 春の「肝鬱」が引き起こす、気の巡りの停滞
春に働きが活発になる「肝(かん)」は、全身の気(エネルギー)の巡りをコントロールしています。
しかし、活発に動く分消耗したり、環境の変化や寒暖差でストレスがかかると「肝」の疏泄が失調し、気の流れがスムーズにいかなくなります。これが中医学での「肝鬱気滞(かんうつきたい)」と呼ばれる状態です。
「気は血(けつ)を動かす」とされるため、気の流れが止まれば、必然的に血の流れも滞り、「瘀血(おけつ)」という状態を招いてしまいます。
2. 「気滞」と「瘀血」による身体への不調
瘀血や気滞の状態が続くと、以下のような疾患や不調として現れやすくなります。
・不妊や婦人科疾患:
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、排卵障害、子宮内膜症(チョコレート嚢腫)、子宮筋腫
・日常の不調:
月経痛、月経不順、肩こり、頭痛、PMS(月経前症候群)
杉山産婦人科の黒田恵司先生などの専門医も、心理的なストレスが流産や不育症など自律神経を介して骨盤内の血流に影響を与える可能性を指摘されています。つまり、日々の不調を整えることは、不妊症のケアそのものに直結しているのです。
3. 春の不調「肝鬱気滞」「瘀血」を整えるためのステップ
春の不調をリセットし、婦人科や妊活のケアのために身体の巡りを改善するために、漢方や生活や食事での養生することで重要です。
・香味野菜や柑橘系の果物の摂取:
カルダモンやシナモンなどのハーブ類やダイダイや温州みかんの種皮などの柑橘類は、中医学の漢方生薬としても活用されます。
また、セロリや春菊などの香味野菜は、滞った「気」を巡りを改善する理気食材です。
・適度な有酸素運動の活用:
「肝」は筋膜を司り、肩や頭皮などの筋肉は緊張している時は、こわばり、横隔膜もスムーズに吸気が出来ないと呼吸が浅くなりがちです。
ストレスケアに大変重要なケアは、日々の運動です。時間が取れる方は、1駅ウォーキングをしたり、時間が限られる方はジムで筋トレをしてふくらはぎの筋力が増えると、骨盤内血流改善にも寄与します。特に男性は、スクワット等下肢の運動は精子の質を高めることにも効果的です。
専門家による「標治」と「本治」: 今ある辛い症状を和らげる(標治)とともに、気虚や瘀血といった根本的な体質(本治)を漢方で整えていきましょう。
PMSやイライラ、不安は、柴胡剤(逍遙散、柴胡疎肝湯、柴芍六君子湯など)のケアの標治が、月経不順やPCOSなどの肝鬱気滞の体質改善(本治)にも寄与します。
また、瘀血で生じる肩こり頭痛のケアは活血薬(芎帰調血飲第一加減、芎帰調血飲、温経湯、田七人参など)で瘀血体質のケアに寄与します。
春の揺らぎを、体質改善のチャンスに
不妊症や不育症で、「なかなか治療がうまくいかない」「なかなか授からない」という焦り自体が、さらに巡りを悪くしてしまう……そんな悪循環の中にいる方も多いはずです。
まずは、生活養生や漢方で肩の力を抜いて「巡り」をよくすることから始めてみましょう。お気軽にご相談ください。
ご予約はこちらまで。お電話でも承っております。03-5422-8853
- 恵比寿
- 2026/03/12
【漢方薬剤師が解説】中医学で紐解く「痛みの正体」とタイプ別ケア
こんにちは、誠心堂薬局恵比寿店の西野です。
今回は、月経痛をテーマに痛みの原因と対処法についてご紹介致します。
中医学では、刺すような強い痛みが生じる原因の「不通則痛(通じざれば則ち痛む)」「不栄則痛(栄養されていないと痛みが生じる。)」と考えます。
冷えやストレスなどで血の巡りが滞り(瘀血)、スムーズに流れないために強い痛みが生じやすくなります。
それらを含めた血行不良や痛みの代表的な3つのタイプを見ていきましょう。
1. 「冷え」が血を固まらせる:寒凝血瘀(かんぎょうけつお)
寒い時期に身体がこわばったり、固くなるのと同様に、冷えると血液の流れも凝集、停滞します。慢性疲労や胃腸虚弱の女性に多いタイプです。
痛みの特徴: 刺すような強い痛み。お腹を温めると少し楽になる。
原因: 冷え性(陽虚)や、寒い場所での活動、冷たい飲食(寒邪)など。
症状: 瘀血に共通しますが、月経血にレバーのような塊が混じる。経血の色が暗い。顔色や舌の血色が暗い~青白いなど。
2. 「ストレス」が気血の流れを止める:気滞血瘀(きたいけつお)
中医学では「気(エネルギー)」が血を動かすと考えています。ストレスで気の巡りが滞ると、血も一緒に止まってしまいます。
痛みの特徴: 張るような痛み。生理前から胸やお腹が張って苦しい。
原因: 環境の変化、精神的なプレッシャー、イライラ。
サイン: 生理前に情緒不安定になりやすい。ゲップやガスが出ると少し楽になる。
3. 「栄養不足」で流れが渋滞する:血虚瘀血(けっきょおけつ)
意外に思われるかもしれませんが、血が足りなくても痛みは起こります。河川も水位や水量が少ないと淀んで流れが悪くなりますが、それと近い状態です。
痛みの特徴: 生理の終わりかけや、生理後にシクシクと重だるく痛む。
原因: 胃腸が弱く栄養が作れない、過度なダイエット、産後や過労。
サイン: 顔色が白っぽい。めまいや立ちくらみがしやすい。
月経痛を和らげるための養生と対策
痛みのタイプに合わせたケアを取り入れることで、月経痛は改善していくことができます。瘀血の解消は、3~6ヶ月で変化していくことが多く、月経の塊や血色が改善するなど自覚する変化も現れることが多いです。
日常でできる養生
温める習慣: 特に「寒凝タイプ」の方は、春や夏でも温煦する漢方薬などを活用しましょう。冷えは重く沈み下から侵襲することが多いので、足首(三陰交)を冷やさないことが鉄則です。
香りの良い食材を摂取する: 「気滞タイプ」の方は、ジャスミン茶やシトラス系の香りで気の巡りを助けてあげましょう。リラックスを心がけて生理前後には休息を心がけたり、腹部を前もってマッサージすることも重要です。
血を補う食事: 「血虚タイプ」の方は、黒豆、クコの実、ナツメなど、赤いものや黒い食材を意識して摂りましょう。鶏卵や鶏肉などもタンパク質が豊富でアミノ酸スコアが高いのでおすすめです。
「瘀血」の根本原因は、生まれ持った体質や後天的な環境や生活習慣で千差万別です。特に複合的な理由で生じることが多いため、その方にあった治療をオーダーメイドで行うことが一番重要です。
根本的な体質改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談して漢方薬煎じ薬を試してみて下さい。
ご予約はこちらまで。お電話でも承っております。03-5422-8853
- 恵比寿
- 2026/02/26
【漢方薬剤師が解説】アトピー・湿疹を「根本」から見直す。中医学の「標治」と「本治」
こんにちは、誠心堂薬局恵比寿店の西野星彦です。
ステロイドや抗アレルギー薬を使用すると一時的に良くなるけれど、やめるとすぐにぶり返してしまう。
アレルギー体質の方で、アトピー性皮膚炎や湿疹、蕁麻疹について繰り返す悪循環に悩んでいる方が多いです。
原因の明確化や根本からの治療が難しい上記症状において中医学には、今の症状を抑える「標治(ひょうち)」と、体質そのものを立て直す「本治(ほんち)」という2つの治療アプローチで対応が出来ることが最大のメリットです。
1. 標治:まずは「火」=血熱(けつねつ)を取る治療
激しい痒み、赤み、熱を持って腫れている状態は、中医学では体に「熱」がこもった「血熱」の状態と考えます。この火がついた状態は、患者様がつらいだけでなく放置すると血液や陰分を消耗し、体質の悪化(内証)にも繋がるため、先ずは症状の緩和は重要です。
中医学での対処方法: 苦みのある生薬(苦参など)で熱を冷ましたり、熱を冷ます力が強い石膏、あるいは血にこもった熱を清める赤芍や牡丹皮などを組み合わせ、皮膚の炎症を消し止めまることが最優先となります。
この時期のポイント: 身体は、炎症やアレルギー反応が出やすい過敏な時期です。
飲酒や喫煙、動物性の脂質(バター)、揚げ物、辛いものなどの身体に湿熱や血熱が生じる飲食物は特に厳禁です。また、エビやカニなどの独特な臭気(腥性)のある食べ物も炎症を誘起することがあるので避けましょう。(発物="はつぶつ"と呼びます。)
2.本治: 中長期的な体質改善(気虚のケア=免疫の正常化、血虚のケア=丈夫な肌作り)
炎症が落ち着いてきたら、そこで終わりでなく根本原因である免疫力の正常化や、炎症で消耗した潤いや血液を補う「本治」治療が重要となります。
湿疹やアトピー、蕁麻疹は免疫力の過剰反応であるⅠ型アレルギーと関与します。中医学でアレルギーの原因を考えると先天的な胃腸虚弱体質である「脾気虚」や「肺気虚」が根本原因です。
元気の一種である衛気は外敵(刺激やアレルゲン)から身を守るバリア機能の役割があります。
バリア機能を強化するとアレルゲンや外部刺激に対して丈夫になり、「血熱(炎症)」が再燃しにくくなります。
また、胃腸から肌の材料である血液が作られるため、炎症や傷で消耗した肌の回復には、補血や補陰の漢方も重要です。
3. 治療のまとめ
繰り返すお皮膚の悩みは、単に「炎症を抑える」コントロールする治療だけでは不十分なケースがあります。
炎症の原因である血熱を外へ排出する漢方内服治療(標治)
胃腸を元気にして気血を生成し、バリア機能(気)と回復(陰血)を増やす治療(本治)
この2つのバランスを一人ひとりの体質や季節、その日の症状によってオーダーメイドで治療することが重要です。
誠心堂薬局では長年の漢方治療ノウハウの蓄積で、様々な「標治」の手法が確立されています。また、同時にあなたの体質を見極め、根本から立て直す「本治」のプランを一緒に組み立てていくことが出来ます。
皮膚のコンディションの変化は、体の中の陰と陽や気血津液のバランスが崩れているサインといえます。
慢性的な症状でお悩みの方や根本的な体質改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談して漢方薬煎じ薬を試してみて下さい。
ご予約はこちらまで。お電話でも承っております。03-5422-8853
- 恵比寿
- 2026/02/15
【漢方薬剤師が解説】中医学で考える不育症・習慣性流産
こんにちは、誠心堂薬局恵比寿店の西野です。
不育症や習慣性流産は、不妊治療においては重要な課題で、心身に負担がかかる事が多く対策が難しいお悩みのひとつです。
西洋医学においても検査で原因が特定できる場合もあれば、原因不明とされるケースも少なくありません。
今回は中医学における考え方を赤ちゃんを育むための「体温を維持する=腎陽気の補充」と「血液なスムーズな流れ=瘀血の解消」の2つの原因と対策についてフォーカスしてご紹介します。
1. 補腎温陽(ほじんおんよう):下焦(お腹、足腰、胞宮=子宮卵巣)の体温の安定化
中医学での「腎(じん)」は腎臓機能という意味だけでなく生命力の源とされ、生殖機能を司る場所です。ここが弱った状態(腎陽虚)は、高温期の安定化や黄体ホルモンなどのホルモン分泌不足にも関わるため補っていく治療を行います。
体調のサイン: 脈がゆっくり(1分に60回前後)、足腰の冷えやむくみ、夜間尿、顔色が青白い、低体温(低温期は36℃未満、高温期も36.7℃未満)
養生のヒント:冷たい飲食を避け、羊肉やくるみ、黒大豆、生姜や食前酒(紹興酒)など「温める力」のある食材を摂る。
2. 活血(かっけつ):栄養を届ける「水路」を整える。血栓発生の予防
子宮の栄養状況が良い状態でも、血流が滞って栄養が届かなければ赤ちゃんの成長にも影響があります。
血の巡りが滞る状態(瘀血/おけつ)は、胎盤を通じて赤ちゃんに酸素や栄養を届ける力を弱めてしまうと考えます。
体のサイン: 痛みや凝りが出やすく、肩こり、頭痛、月経痛が出やすくなります。また、アザができやすい、月経血に塊が混じるなども特徴的です。
養生のヒント: 慢性的な過労やストレスを避ける、血流改善には運動が有効です。同じ姿勢を避け、こまめにストレッチをする。
香りの良いもの(シソ、春菊、マイタケなど)で気の巡りを助け、活血食材(にんにくやニラなど)血を動かす食材も重要です。
ストレスと不育症には密接な関わりがあることもわかっており、中医学での自律神経の緊張緩和『肝鬱気滞』のケアも血流改善の観点からも重要です。特にそれに伴う血行不良=瘀血のケアは大変重要です。
不育症のケアは、妊娠中のケアや流産後のケアを含めると長い道のりになることもありますが、誠心堂薬局では患者様の体質やご要望にあわせた、ご相談を通した漢方のご提案をさせていただいております。体質によって対処方法も変わりますので、お気軽にご相談下さい。
画像出典:https://www.yakuzen-yuyu.com/yakuzen_kihon/kihon_1





