妊娠期に積極的に摂りたい栄養素とは?!part2

意識して摂りたいDHA

妊娠期に積極的に摂りたい栄養素の中の一つ

それは、必須脂肪酸「DHA」です。

意識して摂りたいDHA
意識して摂りたいDHA

魚に含まれるDHAは脳の神経細胞の主成分!
DHAは脳や網膜、神経に分泌している栄養素です。
妊娠20週ごろから赤ちゃんの脳内のDHAが右肩上がりに増え始めて脳の発達をサポートし、脳内の神経細胞は胎児のときにすべて出来上がります。

DHAはブリ、サンマ、サバ、アジ、イワシなど、青背魚に多く含まれます。
人の体内で作り出すことができないのでしっかりと食事で取り入れていきましょう。

他にもDHAは悪玉コレステロールを減少させたり、血糖値を下げたりする働きも期待できるため、妊娠中期以降に気になる妊娠糖尿病対策にもおすすめです。
また、出産後は赤ちゃんには母乳を通してDHAが届けられるので、授乳中も摂るようにしましょう。


DHAを効率よく摂るには!?

DHAは調理によって20~50%減少してしまいます。
しかしながら妊婦さんは寄生虫や食中毒の恐れがあるお刺身は控えた方がいいので、調理したものを摂りましょう。

調理される上で気を付けて頂きたいことがあります。
DHAは加熱すると脂肪とともに減少するので、脂を逃がさないことがポイントです。
揚げ物にすると50%、焼く、煮るでは20%減少します。
ホイル焼きやスープにすることで、脂も逃さず召し上がれます。缶詰は汁まで利用しましょう。


◎DHAレシピ

10分でできる!!鯖缶のカレーうどん

DHAレシピ
DHAレシピ

◆材料(2人分)
  • 鯖缶 1缶(汁と鯖合わせて200g)
  • 玉ねぎ 1/2個→薄切り
  • ゆでうどん 2玉→表示通りに茹でる
  • カレー粉小さじ3
  • 水 大さじ2
  • カツオ粉 小さじ2
  • 青ネギ 適量→小口切り
  • つゆ
  • 水600cc
    醤油 小さじ4
    砂糖 小さじ4
    片栗粉 小さじ3
    塩 1つまみ


    つゆは加える直前によく混ぜる。

    ◆作り方
  • ①たっぷりのお湯をわかし、うどんを茹で、ざるにあげる。

  • ②鍋に玉ねぎ、水大さじ2を入れ蓋をして、強火で2分蒸す。
    蓋を開け、カレー粉を入れて1分ほど炒めてから、鯖と汁、つゆを入れかき混ぜながら火にかける。
    とろみがついたら、カツオ粉を加え火を止める。

  • ③器にうどん、②を盛り付け、ネギを散らす。


  • 公開日:2024-02-06
    更新日:2024-02-06