腎臓のための麺類の選び方と食べ方

腎機能を高める食事

腎機能を高める食事
腎機能を高める食事

減塩を気にされている方は、麺類がよくないといった話は聞いたことがあると思います。
そういわれても、麺類がお好きな方は多いのではないでしょうか?
麺類を食べる時の工夫をご紹介いたします。

◆麺の種類による塩分量

麺類の中でも麺の種類によって、塩分量が違っていたり、茹でることでも塩分量が異なります。


うどん
乾麺のうどん83g【塩分量3.6g】 茹でると約200g(2.4倍)になり【塩分量1.0g】
生麺のうどん154g【塩分量3.9g】 茹でると約200g(1.8倍)になり【塩分量0.6g】

そば
乾麺のそば77g【塩分量1.7g】 茹でると約200g(2.6倍)になり【塩分量0.2g】
生麺のそば105g【塩分量0g】 茹でると約200g(1.9倍)になり【塩分量0g】

そうめん
手延べそうめん69g【塩分量4g】 茹でると約200g(2.9倍)になり【塩分量0.6g】
うどん
乾麺のうどん83g【塩分量3.6g】 茹でると約200g(2.4倍)になり【塩分量1.0g】
生麺のうどん154g【塩分量3.9g】 茹でると約200g(1.8倍)になり【塩分量0.6g】

そば
乾麺のそば77g【塩分量1.7g】 茹でると約200g(2.6倍)になり【塩分量0.2g】
生麺のそば105g【塩分量0g】 茹でると約200g(1.9倍)になり【塩分量0g】

そうめん
手延べそうめん69g【塩分量4g】 茹でると約200g(2.9倍)になり【塩分量0.6g】

ごらんの通り、茹でることで減少します。
最近ではゆでうどんでも食塩ゼロうどんなども販売されているので、スーパー等でさがしてみてくださいね。


麺類のスープを残す

麺類のスープには6g程度の塩分が入っています。
1日の塩分摂取量(食塩摂取量)の基準は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
スープを全部飲み干すと1日量に相当する塩分6gを摂ってしまいます。
→めんと具だけを食べると、2.3g(可食率47%)
→めんと具だけを食べスープを半分残す、3.2g(可食率64%)
というように減塩できます。

まずは、スープを半分残すことから始めてみましょう。



公開日:2024-05-08
更新日:2024-05-08