先輩の声 薬剤師

薬剤師 成田さん 2023年4月入社 1年目

薬剤師 成田さん 2023年4月入社 1年目

誠心堂薬局を知ったきっかけ

薬剤師として、患者さんのためにできることを考え、調剤薬局、病院で7年間、臨床に望みました。

窓口対応で、検査値などお見せしてもらう機会も増え、西洋学的なアプローチ、処方意図などは説明してきましたが、漠然とした体調の不調や、日常生活に差し支えないけど気になることなどは傾聴にとどまっていました。

今後のキャリアアップを考えた際に、学生実習の時にお会いした、中医師の先生を思い出し、東洋医学について学びたいと思い、転職活動を始めました。

漢方相談を行っている薬局は少なく、誠心堂薬局はすぐに見つかりました。


入社する決め手になったこと

本物の漢方相談を行っている、さらに、中医師の先生が多いところです。

また、漢方=煎じ薬のイメージもあったので、誠心堂薬局に興味を持ちました。

会社説明会での社長のお言葉で、いらっしゃったお客様が、家族に話したくなるような関係性、地域への貢献の姿勢に感銘を受け、入社したいと思いました。


入社時の思い

漢方相談を通して、お客様のQOL向上に貢献できるように、中医学を学びたいという気持ちが強いです。

今までの投薬時の対応では傾聴し、共感することしか出来ませんでした。

お客様の身体のこと、体質の改善に向かうお手伝いが出来るようになりたいと思っています。


入社して1年目今どんなお仕事をしていますか?

店舗の日常業務です。電話対応では新規の予約や、予約の変更などの連絡が多いです。

ふらっと来店されたお客様がどのようなことで来局されたか伺い、相談の先生につないでいます。

また、煎じ薬の製造を行っています。

漢方に必要な構成生薬を量り取り、方剤ごとに分包しています。

構成生薬にふれることで、生薬の香り、効果など日々勉強になります。


現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけがあれば

ふらっと来店の方を対応した際に、婦人科疾患の経験も知識も不十分であったために、主訴の聞き取りがうまく出来ませんでした。

もともとの原疾患の基礎知識がないと、お客様の悩み、不安な気持ちを受け止めることが出来ないと気づきました。

漢方相談にいらっしゃるお客様は、今までの治療に対して何かしらの思い、不安を抱えている事が多いので、西洋医学の治療について把握することで、よりお客様の気持ちに共感でき、お客様も話しやすくなってくださいます。

お客様の気持ちに寄り添うために、中医学だけでなく、西洋医学における疾患についても再確認が必要だと痛感しました。


初めて相談・施術・お客様対応に携わるようになった時

電話対応で、新規のご予約を受け付けた方を、そのまま前フォローに入ろうということで、翌日に初回フォローに入らせて頂きました。

研修期間中なので不安があり、中医学の知識もまだまだだったので緊張しました。

今までの薬剤師経験から、現病歴の聞き取りでは、服用している薬などから疾患についての話は広げられましたが、中医学の説明はなかなか難しく、その後の研修でも何回もロープレしました。


今までの薬剤師の経験のなかでも、主訴の聞き取りはしてきましたが、気持ちの部分が不十分だなと気づきました。

調剤薬局や病院の業務では、処方箋の内容を確認し、服用が問題ないか、事柄についての確認に追われ、関わったすべての患者さんの気持ちは聞き取れていませんでした。

お客様の気持ちを理解することで、お互いにモチベーションがあがり、治療効果も得られるので、話しやすい対応を心がけていきたいです。


未来にむけての思い

お客様の気持ちをしっかりと聞き取り、受け止める。誠心堂にいらっしゃる方は思いがあるので、フォローのなかで、お客様が話しやすい雰囲気、対応を心がけていきたいです。

中医学については日々勉強し、同期と切磋琢磨して行きたいです。


(2023.6)

薬剤師 川﨑さん 2018年2月入社 3年目

薬剤師 川﨑さん 2018年2月入社 3年目

入社時の思い
漢方に興味を持ったきっかけは幼馴染の父親が漢方薬局の薬剤師で、幼いころから漢方薬にお世話になっていました。

その方が患者さんの治療に真摯に向き合う姿にあこがれ、いつか漢方の分野でお仕事がしたいと考えるようになりました。

大学を卒業後、総合病院で勤務しながら西洋医学を中心に学び、発展した医療のすばらしさと同時に、西洋医学での治療に限界を感じることも多くありました。

そんな中で「西洋医学と東洋医学はお互いのメリットを生かし、補い合うべきだ」と考え、自身がその一旦を担えればと思い誠心堂へ転職しました。


幼い頃からの夢に向けての転職だったので、1つ夢が叶ったことと、漢方を学べる期待でいっぱいだったことを覚えています。

総合病院で働いていた際に、お仕事をしながら日々発展していく医療や薬について勉強する難しさを痛感していたので、研修や勉強会の制度が充実していることもありがたかったです。


入社前、初めて社長にお会いした際に、「目の前の患者さんの気持ちを汲み取り、共感できること」が相談型の薬局で大事なことだと教えて頂きました。

薬での治療はもちろん、患者さんの気持ちに寄り添うことができる薬剤師になろうと思い、漢方の世界に飛び込みました。

 

 

現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけ
一つは入社して間もなく、中医学や漢方について分からないことだらけだと感じた時です。

大学や病院勤務時代にもある程度漢方薬の勉強はしていましたが、あまりにも知識が浅かったと感じました。

中医学の理論に至っては外国語を勉強しているような気分になったこともありました。

まさに「同病異治」「異病同治」の世界…処方意図が分からないまま、お客様にお薬をお渡しにいき、質問に答えられないこともしばしばありました。

そんな時に励みと同時に刺激になったのが同期の存在でした。

研修で会うたびにステップアップしている姿や、店舗で活躍している姿を見て自分も頑張ろうと思うことができました。  


もう一つは店舗で顧客管理の担当になった時です。

津田沼店は治療の途中であってもさまざまな理由で漢方治療を終了してしまうお客様が多く、顧客管理の担当として責任を感じ、一人で悶々と悩んでいました。

そんな時、上司に「一人で悩まず、店舗の上司に相談してごらん」と言っていただき、店舗の上司に相談することで解決することがたくさんあり、多くのことを教えて頂きました。

一人で抱えていたことを思い切って相談することで今は安心して働くことができています。

上司やスタッフ皆のおかげで店舗で設定した目標を達成できた時は、本当に嬉しかったです。

 

 

初めて相談・施術・お客様対応に携わるようになった時
先生のご相談前後のお客様対応をするようになった時、緊張と不安でいっぱいでした。

その中で忘れないように心掛けていたことは、社長に教えて頂いた共感の気持ちと目の前のお客様が病気が良くなる、ご妊娠できることを一番に考えることでした。

経験不足のため失敗したと思うことも多くありますが、お客様は私のつたない説明にも耳を傾けてくださいました。

お客様対応に携わるようになって、お客様に育てていただいているという感謝の気持ちと共に、より期待に応えたいという思いが強くなっていきました。

 
薬剤師をしていて一番やりがいや喜びを感じる時は、お客様が症状が良くなった、ご妊娠できたなど治療の効果をご報告いただくときです。

お客様に喜んで頂くために、これからも共感の気持ちを持って治療の事はもちろん、コミュニケーションやカウンセリングスキルを学んで行きたいです。

 

 

未来にむけての思い
現代はいつでも元気はつらつ!という方は少なく、病院の検査では問題がなくても、何かしら不調を抱えている方が多いと思います。

これは西洋医学では対応しきれない「未病」です。

 

漢方薬、鍼灸治療を用いて未病を防ぎ、お客様の健康を守り、社会に貢献していきたいです。

夢はお客様の心身の健康・美容のトータルヘルスケアができる薬剤師です。

(2020.3)

薬剤師 西谷さん 2012年8月入社 11年目

薬剤師 西谷さん 2012年8月入社 11年目

入社時の思い 

もともとハーブなどの植物には大学以前から関心があり、身近な植物が人の体を癒すこと、健康に導く助けとなることにとても興味をもっていました。

大学の授業で漢方のことを学ぶ中で、未病を防ぐという考え方や独特な診断方法で症状だけではなく体全体を通した体質をみていること、養生も大切にしていることなどが普段の生活から健康を考えるきっかけになり、家族や身近な人の健康に役立つことができるのではないかと考えもっと勉強してみたいと思うようになりました。

誠心堂に入社した当初は漢方の知識がほとんどなくわからないことだらけでしたが、患者様に安心してもらえるように自分ができることは精一杯やろうと思い先輩方の力を借りながら対応していました。

どんな時でも優しく教えて下さる先輩方は私にとっても心強く、安心できる存在でした。

そんな先輩方が患者様と親身になってお話している姿を見て、自分もいつか患者様と相談しながら悩みを解決していって患者様の喜ぶ姿をより身近に感じたいなと思っていました。

 

 

現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけ

ですが、自分の勉強してきたことになかなか自信が持てずわからないことを聞かれることにも怖さや不安があったので、患者様と話をするときもなかなか踏み込んだ話をすることができずにいました。

それを大先輩に相談したところ

「自分も知らないことはたくさんあるし、患者さんに教えてもらうこともある。知識があってアドバイスできるのも大事だけど、患者さんは自分のことを知ってもらえるだけでも安心なんだよ。」とのこと。

その言葉を信じて、患者様にこちらから質問を投げかけたり、不安げな表情をしているときは「どうしたの?」と声をかけてみたり、少しずつですが積極的に患者様と関わるようにしていきました。

そうしてあるとき、不妊治療でなかなか結果が出ない患者様が何となくいつもと様子が違って浮かない表情をしていたので、そのことを聞いてみると、突然泣き出してしまい諦めたほうがいいのではないかと悩んでいることを打ち明けてくれました。

私なりに今の体の状態や他にもできることがあるからまだ諦めるのは早いよとお話ししてもう少し頑張ってみると少し前向きに考え直してくれました。

その後しばらくして無事妊娠することができたときに「あの時、話を聞いてもらえてとてもありがたかった!」と言ってもらえた時は本当にうれしかったですし、自分自身の自信にもつながりました。

 

初めて相談・施術・お客様対応に携わるようになった時

はじめての相談は、生理痛の相談でした。

生理痛といっても色々な体質の方がいてそれによって選ぶ漢方も変わってくるのでどんな体質なのかを判断することが大切なのですが、実際に相談しようとすると知識はあってもそれをどう使っていいのかがわからずとても困惑しました。

 

はじめはとても緊張してしていてとにかく思い立ったことを質問していく、という感じで説明もまとまりのないものでした。

それが伝わると患者様も不安になってしまうので、相談の度に先輩方にも状況を確認してもらって、次はどんなことを確認したら良いか、どんな質問をしたら良いか、どういう風に説明をしていったら良いかなど細かくアドバイスをもらいながら相談を進めていきました。

残念ながら初めての相談では完全に悩みを解決することができませんでしたが、少しずつ経験を重ねていくことで質問するポイントや説明の仕方なども覚えて気持ちに余裕が出てくると患者様との会話も自然と弾むようになり色々なお話を聞いていく中で信頼してくださる方も出てきました。

そうして、一緒に頑張りながら継続して漢方を服用してくださった方の悩みを解決して喜んでいる姿を見たときには飛び上がるような気持でした。

 

 

未来にむけての思い

患者さまが喜んで帰る姿を見られることが私の力になり励みにもなります。

まだまだ知識や経験など学び足りないこともたくさんあるので、たくさん経験を積むとともに中医学の知識も深めて頼りにされる相談者・フォロー者になりたいです。

そして、これからも健康を通してより多くの人が幸せになるお手伝いをしていきたいです。

(2022.5)

薬剤師 林田さん 2009年4月入社 12年目

薬剤師 林田さん 2009年4月入社 12年目

入社時の思い
中医師の先生に漢方薬について学ぶ機会があり、漢方薬で根本的に体質を改善することで健康を取り戻すという東洋医学の考えに共感し、薬学部に入り薬剤師の資格を取りました。

漢方薬を置いている薬局でも本格的な漢方薬を取り扱っている薬局は少ないです。

本格的な漢方薬の取り揃えがあり、漢方の専門家がたくさん在籍しており、治療結果にこだわった相談を目指す誠心堂薬局であれば、研鑽を積み、地域の皆様に漢方の力で健康のお手伝いができる薬剤師になれると思い入社しました。

 

現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけ
西洋薬と違い漢方薬は病気によって薬が決まるのではなく、東洋医学的に診た体質に合わせて選びます。

相談後、体質のご説明とどのような漢方でどのように体質を整えていくのかの説明をします。

東洋医学の理論は一般の方が耳にする機会はなかなかないため、そのまま説明してもご理解いただくのは難しいのです。

納得して服用頂けるよう、どうご説明すればわかりやすいかを考えながら、接客に臨んでいます。

また疾患にもよりますが漢方薬は飲んだからすぐに結果が出るような万能薬ではありません。

なかなか治療の結果が出ず見通しが立たない中、美味しくない漢方を地道に続けるのは大変です。

相談していると中医学的な知識だけでなく、患者様の心に寄り添って改善まで導く共感力や指導力が必要です。

より多くの方に漢方薬を通してお役に立てるようフォロー力、相談力向上に努めていきたいです。

 

初めて相談・施術・お客様対応に携わるようになった時
薬剤師の国家試験に合格しても、現場で使える中医学の知識はほぼない状態かと思います。

誠心堂薬局では年度ごとの研修が充実しており、働きながら中医学や漢方薬について学ぶことができます。

ただ座学で学ぶのと、実際にご相談して漢方を運用するのは天と地ほどの差があります。

座学で学んだ内容どおりの患者様はなかなかおらず、色々なことが複雑に組み合わさってその方の体質を作っています。

ご相談により、それを紐解きながら体質を見極めていき漢方を決めていきます。

自分が選んだ漢方で患者様のお役に立て喜んでくださった時は、やりがいを感じますね。

誠心堂では中国から臨床経験豊富な中医師の先生が来日され相談して下さっているので、本場中国の漢方相談を身近で見聞きでき、とても勉強になります。

入社してすぐは中医師の先生のサポートをしながら、本場の漢方相談を学んで行きます。

 

お客様のために少しでも良い治療を提供できるようにと毎月、中医師の先生の症例についての意見交換会などもあります。

誠心堂薬局には勉強熱心で意識の高い人が集まっているので、良い刺激になりますね。

 

 

未来にむけての思い
体調が悪くなったから漢方薬を飲もうという発想になる方は、稀かと思います。

何かあった時にご相談いただけるよう、地域の皆様に漢方の良さを啓蒙していきたいです。

(2021.5)

薬剤師 桐さん 2008年4月入社 10年目

薬剤師 桐さん 2008年4月入社 10年目

入社時の思い
自身アトピーがあり、中学生の頃から、平間先生(日本中医学会会長)に診てもらい漢方煎じ薬を服用してきました。

入社する頃には、ほぼ完治し、自身も今度は、漢方薬を使って治療する立場で、同じような苦しみを体験している方を救ってあげたいとの思いがあり、それを実現できるのは、この会社しかないと思い入社しました。

 

 

現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけ
★入社当初、お客様とどう接してよいか苦手であった。
前①:入社して数年間は、自分に自信もなく、コミュニケーションも苦手なタイプであったため、接客の際にどうしてよいか分からなかった。


後①:会社のカウンセリング研修や現場にて、自身の気持ちや感情を深く知ることで、相手の気持ちや感情を少しずつ理解するスキルを身につけていった。

更に、自身でも中医学の勉強をしていく中で、知識をつけることで、お客様に信頼をされて、自信に繋がっていった。


それにより苦手であったコミュニケーションも苦手意識もなくなり、プライベートでも幅が広がりました。


★店長就任してから
前②:学芸大学店がオープンして3年目に店長として就任し、当時、お客様の人数も少なく、どうしたら人数を増やせるかが悩みでした。

その後も、クリニックが2Fにオープンし、薬局としての存在価値をどうするかが悩みでした。


後②:店長で異動してきてからは、最初のうちは、外からどうお店が見えるのか、部下の接客をどう一般の人に見えるのかを中心に、考えました。

自由が丘店にいた際は、ひっきりなしにお客様が来店されていたが、こちらに来てからは、お客様が来て頂くにはどうしたらよいかを常に考える日々が続きました。

スタッフには「自分がどういう接客をされたらうれしいか?」を常に考えてもらい、お客様が入ってきた際の印象を少しでも良くするために、お店の雰囲気を変えていきました。

色々と試行錯誤を繰り返しながら、徐々にお客様の数も増えていくことができました。

 

そんな矢先、漢方クリニックがオープンするという事で、新たな店舗運営が必要になっていきました。

自身保険調剤は大学時の実習以来で、何もかも分からない状況からのスタートでした。

また同時に、保険漢方が出してもらえるので、薬局の顧客も保険に移行したりと、漢方薬局としての存在価値をどう見出すかが課題でした。

他の店舗の店長さん、上司に相談し、試行錯誤しながら運営してきました。

 

カギとなったのは「誠心堂の強みは何か?」でした。

保険漢方と違うのは、「カウンセリング」「煎じ薬」でした。

「カウンセリング」は、お客様の体調だけでなく、心と触れ合うことは、病院のような短時間では不可能で、誠心堂の強みです。

また、「煎じ薬」も強みで、生薬の使用にこだわりを持っており、少しでも結果を出すためには必須な物です。

「誠心堂の強み」を追求していくことで、お客様も増えていき、今の現状にいたっています。

 

 

新人に向けたメッセージ
薬剤師・登録販売者・鍼灸師という立場の中で、ここまで一人のお客様と向き合い、自身が中心となって、治療をしていくことが出来る仕事は、他にありません。

その分、常に、自身のスキルアップを含め、自己の成長が必要になります。

自分と向き合うことは苦しい事もありますが、必ず次のステップに成長繋がっていきます。

そして人生の充実にも繋がっていきます。

基本的には、修行を続けていくような感覚ですが、日々の業務を意味あるものにするのか、作業になってしまうのかで、成長度合いは本当に変わっていきます。

 

常に向上心を持ち、日々努力ができるように心がけて生活して欲しいと願っています。

(2017)

薬剤師 忠地さん 2007年4月入社 11年目

薬剤師 忠地さん 2007年4月入社 11年目

入社時の思い
就職活動が始まる前に、調剤薬局や病院を少しでも見ておこうと、大学3年生の春に自主的に短期研修に参加しました。

研修終了後、自分のやりたい方向と何か違う気がし、自分はいったい何がやりたいのかと、もう一度よく考えました。

 

当時は、病気になった人が健康になるように医療があると考えていました。

ですが、そもそも病気にならなければ、こんなに体のことで悩むこともないし、毎日を健康に過ごせるはずと、予防医学に目が行くようになりました。

そこで、根治、体質改善ということができる東洋医学に興味を持つようになりました。

 

 

現在までにぶつかった特に大きな壁や自分が変わったきっかけ
◆入社直後
前:大学生の間は様々なアルバイトの経験があったので、どうにか乗り越えられるだろうと思っていました。

入社し、最初の3ヶ月ほどは、日々の業務に慣れるのが精一杯で、気持ちの余裕、体力的にも余裕がなく、つらい時期でした。


後:同期と比べたときに、自分はできていないという劣等感があり、なかなか自信がもてませんでした。

この壁を乗り越えられたのは、入社時の店舗の上司、先輩、一緒に働いていた中医師の先生方でした。

 

いつも事あるごとに自信をなくす私のことを励まし、支えてくれたと思っています。

上司は厳しいときもありましたが私の成長を考えて言ってくれているのも良く分かったので、店舗で一緒に働いているスタッフには、自分の悩みを相談することができ、安心して業務を行うことができました。


◆店長に就任したとき
前:私は前任の店長が妊娠し、つわりがひどく急遽店長代理ということになり、そのまま店長業務を引き継ぐ形でした。

もともと店次長として2年間働いていた店舗なので、顧客、スタッフとの連携などは問題ありませんでした。

ただ、店長という店舗運営を任さられる立場になり、責任の重圧に気持ちが押し潰れそうになりました。


後:店舗の売上や顧客数などの数字をみていて、プレッシャーを感じるときはもちろん今でもあります。

これは店長としての責任があるので、逆になくなっては困るものだと思っています。

 

その中で、来店いただいた方々が健康になっていく、赤ちゃんを見せに来てくださる、自分の部下だったスタッフが他店で活躍しているという現実を見たときに、社長や先輩方に教えていただいた事を自分なりに実行し、何かしらの形になっているのだなと思えるようになり、店長就任時のようなプレッシャーを受けることはなくなりました。

 

未来にむけての思い
今の私があるのは、店舗のお客様や育ててくれた会社のおかげだと思っています。できることはその時の立場や状況により様々ですが、今の自分にしか出来ないことがあるとも思っています。

自分の得意なことをいかし、それをお客様や会社に還元でしていきたいと考えています。



新人に向けたメッセージ
私は、入社時から自分に自信がなく、劣等感というものを感じやすいタイプでした。

それは、他の人と比較して生まれるものだということを知りました。

 

自分が相談するようになり、お客様はどんな人と相談したいか、接客をうけたいかということを真剣に考えるようになりました。

自分を認められない人は、心から相手も認められないのだということも知ることができました。

今は、人は人、それぞれにいいところがあるから、それをどういかしたほうがよいかという視点で物が考えられるようになりました。

 

この10年は辛いことも有りましたが、頑張れば頑張ったぶん大きな壁を乗り越えられることがわかりました。

会社や先輩がよくみてくれるので、一緒にがんばって行きましょう!!

(2017)