長引くコロナ禍で睡眠障害の新規漢方相談が増加

2022/8/4

漢方相談薬局で睡眠障害の新規相談件数が
beforeコロナ対比158%に増加

長引くコロナ禍で増加する心身の不調に漢方薬を選択
漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下当社)では、睡眠障害の相談が急増しています。さらに睡眠障害を伴いやすい自律神経失調症といった心療内科に関連する相談も2021年以降、増加し続けています。睡眠障害の新規相談件数は158%、心療内科関連全体では127%となっています(2018年と2022年1-6月期比較)。
長引く新型コロナ感染のリスクに伴う在宅勤務や行動の制限、将来に対する不安などにより心身の不調を訴える人が増加している背景から、自分や家族の体調管理に漢方薬を選択肢の一つとする方が増えていると考えられます。


株式会社誠心堂薬局での新規漢方相談のお悩み別件数

集計


【睡眠障害が増える背景】

長引くコロナ禍を受け、テレワークによる運動不足、将来への不安などでメンタルヘルスの不調を訴える人が増えています。厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」では、自分や家族が感染するかもしれないこと(75.5%)、旅行やレジャーが出来ないこと(50.4%)、家族・親戚・友人に会えないこと(47.9%)等、不安やストレスの要因を多くの方が抱えていることが浮き彫りとなりました。
他の調査では約3割が「睡眠の質が下がった」というデータもあり、健康維持に重要な睡眠にも悪影響が出ていると考えられます。「睡眠の質」の低下は心の健康を害するだけでなく、高血圧症や糖尿病、がんなど生活習慣病の危険因子になると言われ、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなるとの研究報告もあり、効果的なメンタルケアの方法が求められています。


【漢方相談薬局での睡眠障害の新規相談が増加】

そんな中、睡眠障害をはじめとするメンタルケアに漢方薬を選択する方が、コロナが長引く2021年以降増え続けています。当社における新規漢方相談件数を調べたところ、コロナ前2018年とコロナ以降2021年や2022年の比較で睡眠障害は158%となっています。心療内科関連では2020年と比較して2021年で134%、2022年も高水準で相談件数が増え続けている現状です。
通常、漢方薬を服用するには医師による処方箋か、ドラックストアといった薬局・薬店などで市販薬を購入する必要がありますが、本来西洋医学と東洋医学では考え方が大きく異なり、専門医や専門薬剤師への相談が重要です。漢方薬は症状へのアプローチだけでなく、再発予防のための体質改善へのアプローチを特徴とし、実際に体質改善を目的としたニーズが多く寄せられます。特に睡眠障害やメンタルケアにおいては、西洋薬に抵抗を持つ方も多く、体質改善を期待して漢方薬を選択されています。


相談風景

相談風景



【誠心堂薬局での漢方相談の特徴】

当社では、睡眠障害のみならず、パニック発作や不安症、自律神経失調症など様々な心の不調の相談を受け付け、体質改善までのサポートを行っています。
中国では西洋医学の医師とは別に漢方薬の専門医として中医師という資格があり、また中医師と同等の知識を有するものに与える国際中医専門員という認定資格があります。当社では、中医師や国際中医専門員をもつ有資格者を「中医学アドバイザー」とし、漢方の専門家としてアドバイス業務を担っています。薬の専門家である薬剤師・登録販売者とともに、お客様のニーズに応えるためにチームを組んで漢方相談を行っています。さらに、当社では、社員に対しカウンセリングやコーチングといったコミュニケーションスキルの研修を取り入れ、お客様のお悩みを心理面からサポートする体制で、漢方薬による体質改善を安心して相談できるような環境を整えています。


国際中医専門員

国際中医専門員



【今後の展開】

昨今の情勢やwithコロナから、人々の生活の中でストレスや不安は減少することはなく、むしろ増加していくと考えられ、いかにストレスと付き合っていくかという課題解決が求められていくと予想されます。
当社では、今後も適切な漢方薬やアドバイスを提供し、健康社会に貢献できるよう、より一層精進し努めてまります。



本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください

【取材依頼・お問い合わせ先】
会社名: 株式会社誠心堂薬局
担 当: 本部 広報担当 片岡 詩麻
電 話: 047-300-2293
メール: s_kataoka@seishin-do.co.jp


誠心堂薬局 本社広報