セミナー情報

低くないですか？「eGFR」

大切な腎臓を守るために

腎臓機能の指標「eGFR値」

気になりだしたら「漢方の知恵」

未病先防で腎臓を守る

腎臓機能が徐々に低下していく慢性腎臓病。

重症化すると透析治療や腎臓移植が必要になる場合があり、日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。

そこで、ぜひ役立ててほしいのが、未病先防の漢方の知恵。

腎臓を守るために大切なのは、腎機能の数値に関わらず、気になる症状が出てきた時点で、しっかりと対処すること。

早目にケアすることで病状の進行を防ぎ、元気な状態を維持することが可能なのです。

腎臓は沈黙の臓器と言われますが、それは、腎臓の機能が低下しても、初期の段階では自覚症状が出にくいため。

病気が進行してから気づくことが多いため、症状が出た時には透析が必要なケースもあります。

そのため、定期的な健康診断などを受け、ご自身の腎臓の状態を知っておくことがことが重要です。

「eGFR値」の数値の意味を

理解していますか？

eGFR（推算糸球体濾過量）とは、「今のあなたの腎臓の働きがどれだけあるかを表す値」のこと。

eGFRの数値が低いほど、腎臓の働きが悪く、老廃物を尿に排泄する処理能力が低いということになります。

健康な人の場合は、左右の腎臓で1日に150Lの血液を濾過し、1.5Lの「原尿（げんにょう）」と呼ばれる濾過液が産出されているのですが、腎臓の働きが悪くなると、この処理能力が落ちます。

つまり、健康な腎臓の場合にはeGFRは100ですが、病気か加齢に伴い徐々に低下します。

慢性腎臓病と診断されるのはeGFR60です。

eGFRの数値が低くなるほど、腎臓機能は悪化し、病状も進行して最後は人工透析になります。

一度悪くなった腎臓を元に戻すことはできません。

しかし腎臓が悪くなるスピードを緩めることや早期であれば回復させることができるのです。

改善したい「eGFR値」

世界が認める漢方のチカラで

「慢性腎臓病」から体を守る

腎臓の不調は、進行させないためにも早急な対処が必要です。

西洋医学的には人工透析や移植といった治療手段がありますが、それまでに至る経過を遅らせたり、防いだりする直接的な手段はありません。

そこで、ぜひ役立てていただきたいのが漢方の知恵と力です。

東洋医学では、病気の前兆がある段階から対応することができます。

これを「未病先防」といいます。

むくみや尿トラブルなどの気になる症状があれば、すでに未病の始まりと言えるでしょう。

慢性腎臓病の複雑な病態に対しては、eGFRの数値や、症状、体質に合わせた治療選択をして、全身のバランスを整える根本的な対策が、症状の緩和と病態の進行を抑えるために重要な役割を果たします。

生命のエネルギーの貯蔵庫「腎」の健康を守る為にぜひ漢方の知恵と力をお役立てください。

～こんな方におすすめ

□　eGFR値が低いと指摘された

□　腎臓のことを知りたい、腎機能が気になる

□　腎臓を守る対策を知りたい

□　腎臓で悩まれているご家族がいる

□　将来の健康を守りたい

□　腎臓や健康にいい食養生や薬膳のことを知りたい

□　腎臓にやさしい生活習慣を知りたい

□　漢方や鍼灸での腎臓対策を知りたい

西野裕一先生

薬剤師・鍼灸師・国際中医師認定A級

株式会社誠心堂薬局 代表取締役

一般社団法人日本中医薬学会 理事

一般社団法人統合医療生殖学会 理事

NPO法人日本腎臓病協会 会員

◆講演内容◆

中医学の専門家が講演する慢性腎臓病セミナー。

毎月テーマを変えてお話しますので、気になるテーマの回にぜひご参加ください。

腎臓を守るポイント、漢方薬、ツボ、養生などをテーマに合わせてご紹介します。