セミナー情報

一人でも多くの方が辛さから解放されることを願って。

アトピー性皮膚炎には漢方での対策をおすすめします！

「アトピー性皮膚炎」で、悩んでいませんか？

良くなったり、悪くなったりを繰り返し、辛い痒みと湿疹に悩まされるアトピー性皮膚炎。

皮膚の病気の中でも非常に多く、患者数は年々増加の一途を辿っています。

以前は「大人になればアトピー性皮膚炎は治るもの」とされてきましたが、現代では大人になっても治らない人や、大人になってからアトピー性皮膚炎にかかる人が増えているのをご存知でしょうか。

厚生労働省が発表している患者調査では、アトピー性皮膚炎の患者数がここ30年の間に倍増し、近年も増加傾向にあることがわかっています。

アトピー性皮膚炎を引き起こす

「遺伝的要因」と「環境的要因」

アトピー性皮膚炎がどうして引き起こされるかというと、「遺伝的要因」と、「環境的要因」の二つがあると考えられています。

 「遺伝的要因」としては、皮膚のバリア機能に関わる遺伝要因と、アレルギーを起こしやすい体質に関わる遺伝的要因の２つが知られ

ていますが、遺伝的な要因を持つすべての人がアトピー性皮膚炎を発症するわけではありません。

アトピー性皮膚炎は、この「遺伝的要因」に「環境的要因」が加わったときに、はじめて症状が現れます。

その「環境要因」としては、ハウスダストやダニやカビ、細菌などの「アレルゲン」の多い家庭環境や職場環境によるものや、汗や、衣服による皮膚への刺激、また、精神的なストレスなどが考えられます。

悪循環を繰り返さないために

皮膚の表面を覆う皮脂膜が乾燥したり、角質層の水分やセラミドが不足して皮膚のバリア機能が低下していると、ホコリなどの異物や紫外線といった刺激を受けやすく、炎症や痒みを引き起こしやすくなっています。

「痒みが強まる」→「ひっかく」→「皮膚が傷つく」→「刺激を受けやすくなる」→「炎症」

このような悪循環に陥るとアトピーの症状も悪化していくことになります。

一般的な治療では、皮膚の炎症に対しての外用薬や、痒みに対して抗ヒスタミン薬などの内服薬、スキンケアとして保湿剤などが用いられますが、症状の慢性化と悪循環で気持ちが落ち込んだりします。

こうしたアトピー性皮膚炎のお悩みにこそおすすめしたいのが、中医学の考えに基づいた、「漢方の知恵と力」です。

漢方で取り戻す自然本来の体の力。

体のバランスを整えて、健やかな肌へ。

漢方では「気」「血」「津液」や「陰と陽」、「五臓」といった独自の考え方をもとに、全体のバランスを考え、病気や不調を診ていきます。

例えば、アトピー性皮膚炎を「気」「血」「津液」で考えるならば、健康的な身体は、「血」や「津液（水）」によって潤いを保ち、乾燥から肌を守ります。「気」が充実していればストレスにも強く、免疫力もあると言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎も体質によって人それぞれです。今出ている症状を大切に診ながらも、体の巡りの状態はどうか、どこかに無理がかかっていないかなど、バラバラに起きているように見える症状でも実はすべてつながっていると全体性をもって考え、体質にあった漢方を選ぶことが大切なのです。

体全体のバランスの不調から起こる「アトピー性皮膚炎」にこそ、心と体を含めた全体観をもって考える漢方の知恵をぜひ役立てていただきたいと思います。

漢方の考え方で「アトピー性皮膚炎」を読み解き、ケアや家庭でもできる養生法を詳しくお伝えします。

～こんな方におすすめ

□　良くなったり悪くなったりを繰り返す

□　大人になってぶり返した

□　自分に合った治療法を見つけたい

□　病院でもらうお薬が合わない

□　病院の治療と漢方は併用できるの？

□　季節の変わり目に悪化しやすい

□　最新のアトピー情報が知りたい

□　日常生活に支障がでている

□　病院に行っても改善されない

□　誰に相談したらいいかわからない

西野裕一先生

薬剤師・鍼灸師・国際中医師認定A級

株式会社誠心堂薬局 代表取締役

日本中医薬学会 理事

一般社団法人統合医療生殖学会理事

◆講演内容◆

中医学の専門家が講演する皮膚病セミナー。

毎月テーマを変えてお話しますので、気になるテーマの回にぜひご参加ください。

お肌を整えるポイント、漢方薬、ツボ、養生などをテーマに合わせてご紹介します。