妊娠高血圧症候群を予防するには?!

妊娠期に気を付けたい症状の一つ

それは「妊娠高血圧症候群」!


意識して摂りたいDHA
意識して摂りたいDHA

“妊娠中、むくみを感じやすくなった。”ということはないですか?

子宮がふくらむにつれて、おなかの中の血管を圧迫し、下半身からの血流が悪くなることで“むくみ”が起こります。
それ自体は異常ではありませんが、ひどいむくみや、「妊娠高血圧症候群」は母体にとってリスクの高いトラブルです。
肥満気味の方や、もともと糖尿病、高血圧、腎臓の病気があるとかかりやすくなります。
むくみや高血圧は塩分の摂りすぎや急激な体重増加が原因となりやすいです。

妊娠中はどうしても食事量が増えるため、「減塩」を意識していないとすぐに塩分を摂りすぎてしまいます。
外食の頻度や、濃い味付けにならないように気を付けましょう!

減塩対策!! (1日の塩分摂取目安量は6.5g未満)

①調味料の塩分量を知る

減塩にするためには、まず調味料にどのくらいの塩分が含まれているかを把握する必要があります。
慣れるまでは計量スプーン等で量ってから調味料を使用してみましょう。

●小さじ1(5cc)当たりの塩分量
食塩 6.0g
濃口醤油 0.9g
薄口醤油 1.0g
減塩醤油 0.5g
だし醤油 0.4g
ポン酢醤油 0.3g
米味噌(淡色辛味噌) 0.7g
減塩味噌 0.6g
だし入り味噌 0.8g
マヨネーズ 0.1g
トマトケチャップ 0.2g
ウスターソース 0.5g
オイスターソース 0.7g
中濃ソース 0.4g
めんつゆ(ストレート) 0.2g
焼肉のタレ 0.5g
バルサミコ酢 0.1g

※メーカーによって差があるので、数値は目安になります。
(文部科学省「食品データベース」より作成)

●小さじ1(5cc)当たりの塩分量
食塩 6.0g
濃口醤油 0.9g
薄口醤油 1.0g
減塩醤油 0.5g
だし醤油 0.4g
ポン酢醤油 0.3g
米味噌(淡色辛味噌) 0.7g
減塩味噌 0.6g
だし入り味噌 0.8g
マヨネーズ 0.1g
トマトケチャップ 0.2g
ウスターソース 0.5g
オイスターソース 0.7g
中濃ソース 0.4g
めんつゆ(ストレート) 0.2g
焼肉のタレ 0.5g
バルサミコ酢 0.1g

※メーカーによって差があるので、数値は目安になります。
(文部科学省「食品データベース」より作成)


②香辛料や香味野菜を使う

香辛料や香味野菜を使うことで、味のアクセントになり、減塩しても美味しく食べられます。
レモン、胡椒、山椒、三つ葉、みょうが、生姜、パクチー、白ネギなど。


③カリウムを多く含む野菜やフルーツを食べる

カリウムは利尿作用により、余分な水分と塩分を体の外に排出します。
野菜、いも、海藻類、果物に豊富に含まれます。
カリウムは水に溶けやすいので、茹でたり煮るよりも蒸し調理や、生で食べるのがおすすめです。


④濃いめのだしを使用する

昆布、しいたけ、削りガツオなど、うまみをきかせた濃いめのだしを使用することで他の調味料が少なくても美味しく仕上がります。
インスタントだしは表記どおりに使用すると塩分が高いので、表示を確認して、薄めて使うなどしましょう。


⑤汁物は一日一回に

みそ汁を1日3回飲んでいる方は2回にするところから、やってみましょう。
また、1日の献立の中で、麺類、丼もの、汁物、スープ、シチュー類など塩分が高くなりがちな料理がなるべく重ならないようにしてみましょう。


⑥外食時は定食がおすすめ

外食メニューに多い、丼もの、すし、チャーハン、麺類は一般的に1食につき5~8g程度含んでいます。
丼ものにはすでに、タレや煮汁がかけてあったり、すしはすし飯に塩がふくまれており、減塩するには量を減らすしかありません。

定食は主菜と主食が別々になっているので、焼き魚定食の魚に追加で醤油をかけない、とんかつ定食のソースを加減する、みそ汁や漬物を残すなどの減塩ができます。




公開日:2024-03-19
更新日:2024-03-19