朝食の塩分を2g以下に抑えた腎臓にやさしい朝ごはん

1日のはじまりも
腎臓にやさしい減塩メニューで!


腎臓病が気になる方にとって、塩分の摂取量をコントロールすることはとても大切です。特に朝食は、1日の食生活のリズムを整えるために重要な役割を果たします。

塩分を2g以下に抑えながらも、しっかりとした満足感が得られるバランスの取れた朝食メニューをご紹介します。

◎管理栄養士がお勧めするレシピ

ポイントは3つ!

  • 旨みを活かす:かつお節や減塩味噌、トマトの酸味などを活用し、減塩でもしっかりとした味わいを楽しめます。
  • たんぱく質を適量に:卵、豆腐、納豆などを組み合わせることで、1食でバランスよく摂取できます。
  • 野菜をしっかり取り入れる:トマトやしいたけ、ネギなどを使い、ビタミンやミネラルを補います。
  • 減塩オムレツ
    減塩オムレツ

    朝ごはんメニュー紹介
    1. オムレツ トマトきのこソース(塩分0.7g/1人分)
    2. 豆腐となめこの味噌汁(塩分0.6g/1人分)
    3. 納豆(塩分0.7gのタレ半量→0.35g/1人分)



    この朝食の合計塩分は約1.7g。塩分を抑えつつも、旨みとコクを活かした工夫が詰まっています。腎臓の負担を減らしながら、美味しく健康的な朝食を楽しみましょう!


    オムレツ トマトきのこソース

    ふんわりとしたオムレツに、トマトの酸味としいたけの旨みを活かしたソースをたっぷりかけた一品。ケチャップの使用量を調整しながら、味噌を加えることでコクをプラス。バターの風味も加わり、減塩でも満足感のある仕上がりになります。


    【材料(2人分)(たんぱく質 8.8g/1人分塩分0.7g)】

  • 卵 2個→割りほぐし、胡椒を混ぜる
  • 胡椒 少々
  • しいたけ 2個(30g)→軸を除き、薄切り
  • トマト 1/2個(100g)→ヘタを除き、一口大の乱切り
  • サラダ油 小さじ1(4g)
  • バター 5g(塩分0.1g)
  • ケチャップ 大さじ1(18g)塩分0.6g
  • 味噌 小さじ1/2(3g) 塩分0.4
  • パセリ 適量

  • ◆作り方

  • ① フライパンに油小さじ1を熱し、卵液の半分を流し入れ、ふんわりとしたオムレツをつくる。同様にもう一つ作る。
  • ② フライパンにバターを入れ、トマトとしいたけを加え、さっと炒める。しんなりしたら、ケチャップ、味噌、胡椒を入れ、混ぜ合わせる。
  • ③ 器に1を盛り、2のソースをかける。

  • 豆腐となめこの味噌汁

    味噌の量を調整しながらも、かつお節を加えることで旨みをしっかりと引き出したお味噌汁。豆腐となめこでたんぱく質と食物繊維を補い、わかめでミネラルをプラス。なめこのとろみが喉ごしを良くし、ネギの香りが食欲をそそります。


    【材料(2人分)(たんぱく質6g/1人塩分0.6g)】

  • 絹ごし豆腐 1/2丁(150g)→さいの目に切る
  • なめこ 50g→流水でサッと洗う
  • 白ネギ 1/3本(30g)→薄切り
  • かつお節 2g(袋の中でもみこみ、粉状にする)
  • 水 250cc
  • 味噌 小さじ1・1/2
  • 青ネギ 適量

  • ◆作り方

  • ① 小鍋に水、なめこを入れて火にかけ沸騰したら、絹ごし豆腐、白ネギ、かつお節、を入れて沸騰させないように温める。
  • ② 味噌を溶かし入れる。お椀に盛り、青ネギを飾る。

  • うまみUP納豆

    納豆はタレの量を半分にし、かつお節とネギを加えることで、風味をしっかり感じられるように工夫。


    【材料(1人分)(たんぱく質7g/1人塩分0.35g)】

  • 納豆 1パック
  • かつお節 1g
  • 青ネギ 1/2本→小口切り

  • ◆作り方

  • ① 納豆にタレを加えてよく混ぜてから、かつお節、ネギを加え更に混ぜる。
  • ② お皿に盛り付ける。

  • 公開日:2025-4-23
    更新日:2025-4-23