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中医美容とは?

中医美容は、中国の伝統医学(中医学)に基づいた美容法です。中医研修の様子
伝統医学といっても、現代の中医学は西洋医学の考え方も取り入れた中西医結合医学です。つまり、西洋医学の解剖生理学と伝統医学の五臓六腑の働きを組み合わせた考え方をしています。

また、美容面においては、皮膚の西洋医学的生理機能を中医学の陰陽理論(全ての物質を陰・陽の対極で分類する考え方)・気血水弁証(物質を気・血・水の3物質に分類する治療法)臓腑弁証(肝・心・脾・肺・腎の五臓の働きを分類し治療する)によって治療や予防をしていきます。尚、中医美容周期療法に関しては、特許庁に申請中です。

 

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各論
大人ニキビしみ肌乾燥肌アトピー肌・敏感肌くすみしわ目の下のクマ

中医美容周期療法について

スキンケア法に関しては、書籍等「中医美容ハンドブック(ゴマ書房)、ゆるる(主婦と生活社)など多数」で紹介されています。簡単に言えば、女性の肌状態は女性ホルモンの影響を受けやすくできています。

女性ホルモンには、肌の水分やコラーゲンなどの弾力に関わる物質を増やすエストロゲン(E2)と、皮脂の分泌促進や活性酸素などに関わるプロゲステロン(P)があります。

周期グラフ

正常な生理周期の方であれば、基礎体温(BBT:睡眠時の安静体温)は2つ(低温期・高温期)に分類されます。
低温期は、生理開始日から約2週間です。その後排卵をして高温期になります。
高温期は、排卵から約2週間です。妊娠をしなければ、その後生理になります。
先ほどの2種類の女性ホルモンは相互に連動したかたちで体内に分泌されています。
低温期では、E2(エストロゲン)が優位に分泌しています。
また、高温期ではP(プロゲステロン)が優位に分泌しています。
ですから、低温期では皮膚の水分が多くなりトラブルの少ない時期となります。
逆に、高温期では油分の多く炎症が起こりやすい時期となります。
周期に合わせた漢方薬やトリートメントは体の中から内臓の働きを整え肌の状態を健康に保ちます。健康な肌は内面から作られるもの。
中医美容周期療法はあなたが本来持つ美肌力を取り戻すことのできる美容法なのです。

月経期

目安の時期=生理期間の約1週間。
肌が乾燥して敏感になる。

子宮の中でいらなくなった血液や老廃物(脂質や水分)を排泄します。
女性ホルモンの分泌が一番少ない時期で、肌も水分や栄養素などが不足しがちです。
皮膚は「自然なピーリング」が行われる時期。
古くなった角質層が垢となって落ちるスピードが高まり、新しい角質層が完全に作り直されます。
疲れやすい体質の人や貧血体質の人は、バリア機能が低下していきます。
この周期には次のような肌トラブルが気になります。

1. 乾燥や肌荒れがおこりやすい
2. 毛穴が開き気味になる
3. 肌が敏感になる
4. かぶれや湿疹がでやすい

また、無理な運動をしたり、体を冷やす生活をすると「オ血【おけつ】(血が滞る)体質」になって、サメ肌やシミ肌になります。

卵胞期

目安時期=生理後の1週間。
肌の状態が安定。

卵巣から卵胞ホルモンの分泌が徐々に盛んになる時期です。子宮では内膜が厚くなり、血流も盛んになってきます。
皮膚は「湿潤」になる時期。卵胞ホルモンが皮膚のコラーゲンを増やし、弾力性を高めます。そのため、この時期の皮膚は水分量が高まって、みずみずしい素肌が作られます。4つの周期の中で、肌が一番安定している時期です。

黄体前期

目安時期=排卵日から1週間。
肌がべたつきやすくなる。

黄体ホルモンの分泌が徐々に増え、卵胞ホルモンとともに一番分泌が多くなる時期です。子宮での粘液の分泌も盛んになります。
皮膚は「分泌」が盛んに行われる時期。皮脂が盛んに分泌され、皮脂膜が厚くなって、べたつきやすい肌質に変わります。
比較的皮膚トラブルの少ない時期ですが、ストレスや刺激物、胃腸の調子が肌に影響を与えやすい時期でもあります。

黄体後期

目安時期=生理前の1週間。
シミや大人ニキビができる。

卵胞ホルモンの分泌が急速に低下してくる時期です。
皮膚はこの時期も盛んに「分泌」が行われます。皮膚の水分量が低下して皮脂とのバランスが崩れて相対的に油分が多くなり、毛穴がつまって角栓ができやすくなります。また、体内で活性酸素が作られやすく、メラニン色素も生成されやすくなります。自律神経のバランスも不安定になってイライラしやすくなったり、体調を崩しがちです。アレルギー反応も出やすくなります。
この期間に気になる肌トラブルには次のようなものがあります。

1. ニキビ
2. シミ
3. くすみやクマ

このように、4つの周期で体も肌の状態もまったく違うことがわかります。
こんなに違う肌の状態を同じ方法でスキンケアするのはナンセンス。
健康なキレイ肌のためには、生理周期に合わせてスキンケアを変えるのが正解です。

周期療法で使用される漢方薬

生理から排卵までの卵胞期2週間
女性ホルモンのエストロゲン分泌が盛んで皮膚の水分量を増やします。
コラーゲンの生成を促進し、みずみずしいお肌を作ります。

内臓から気血や潤いを増やしみずみずしいお肌へ
六味地黄丸、十全大補湯、婦宝当帰膠、杞菊地黄丸などを使います。

漢方を煎じた様子婦宝当帰膠

排卵から生理までの黄体期の2週間
黄体ホルモン分泌が盛んになり肌が敏感になります。皮脂分泌が増え、敏感肌になりやすく、炎症が起きるとニキビに。シミの原因となるオ血が生まれやすいので活血薬を使うことも大事です。

皮膚の過敏性を抑え、血液の流れをよくします。
温清飲、清営顆粒、加味逍遥散、当帰芍薬散などを使います。

煎じた漢方イスクラ清営顆粒

年齢肌にきく漢方薬とは?

生理から排卵までの卵胞期2週間
女性ホルモンのエストロゲン分泌が盛んで皮膚の水分量を増やします。
コラーゲンの生成を促進し、みずみずしいお肌を作ります。

内臓から気血や潤いを増やしみずみずしいお肌へ
六味地黄丸、十全大補湯、婦宝当帰膠、杞菊地黄丸などを使います。

漢方薬は今まで病気の治療に多く使われてきました。
胃腸病・神経痛・不妊症・皮膚病など・・・。
しかし、その歴史をみると必ずしもそれだけとは言えません。
中国を始めて統一した秦の始皇帝は万里の長城で有名ですが、元来からだが弱く皇帝になってからは不老不死を求めて世界中に漢方薬を探させました。
このため紀元前200年(約2200年前)ごろ、すでにアンチエイジング(老化遅延)に関しての研究がされていたのです。
また、古代中国四大美女の一人「楊貴妃」は、毎日「真珠粉」や美容のための漢方薬を愛飲したとされています。
つまり、漢方薬は治療面と美容面の二つの方向で発展してきたのです。

漢方の腎と肌の老化の関係は?

BC202年前漢時代に編纂された「黄帝内経(こうていだいけい)」は存する中国最古の医学書と呼ばれています。
その中で皇帝と侍医の岐伯(ぎはく)の健康や病気についてのやり取りが問答形式で書かれています。
皇帝が「女性が年をとると子供を生めなくなるのはなぜか」と質問した際に、侍医岐伯は答えました。

「女性は腎気の働きで7才の倍数でからだに変化が生まれます。
最初に7歳で腎気が活発になり女の子らしくなります。
14歳で腎気が満たされ初潮を迎えます。21歳でからだは出来上がります。
28歳で女性ホルモンが充実した状態になります。35歳には頬などのハリがなくなり、老化が始まります。
42歳には白髪が目立ちます。
49歳くらいで閉経します。」

この腎気と女性ホルモンの分泌には密接な関係があることが、医学者によって証明されています。
図をご覧ください。

エストロゲン分泌 エストロゲン分泌の年齢推移グラフ

※『エストロゲン』より抜粋

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌は7歳ごろから活発になり30歳前後でピークを迎えます。
このことが既に2000年以上前の漢方薬の医学書には記載されていたわけです。
またこの原因は腎気(じんき)によって影響を受けているわけです。
エストロゲンは老化現象だけでなく、美容面にも大きな影響があります。
大人になってできたニキビやシミなどにも深い関係があります。
またしわやたるみの原因であるコラーゲンの生成にも関わっています。
しかし、自分自身のホルモンであれば問題はありませんが、注射などでの補充療法には副作用を心配する報道も多く日本人にはあまり受け入れられていません。
漢方薬の補腎薬は、自分自身のホルモン分泌を正常にする働きや老化を遅くする効果がわかっています。
上手に補腎薬を取り入れた美容健康法が、今話題の中医美容なのです。
漢方薬専門店 誠心堂でお勧めの化粧品 「爽肌精」や中医美容サプリメントには補腎薬がしっかり処方されています。

漢方薬

女性を美しくなる漢方薬のいろいろ

広い国土をもつ中国は、黄河や揚子江などの大きな河川も流れています。
また、東西南北にまたがるため気候風土もことなります。
身土不二と言われるように、その風土に適した作物ができます。
寒い地域にはからだを温める薬草、暖かい地域にはからだを冷ます薬草、乾燥する地域では潤いを与える薬草、湿気が多い地域には乾燥させる薬草が、さまざまな地区に特徴のある薬草がありました。
この中で肌のハリや潤い、くすみ、シミ、しわなどに有効な薬草が、美容面に活用されてきました。

(1)お肌のしわ・たるみ・肌の老化に有効な漢方薬
地黄(じおう)、枸杞子(くこし)、五加皮(ごかひ)、紫河車(しかしゃ:プラセンタ)

(2)肌のシミやくすみを薄くする漢方薬
苦参(くじん)、紫蘇葉(しそよう)センキュウ、丹参(たんじん)、ガジュツ・紅花(こうか)・桃仁(とうにん)

(3)肌のきめ・抵抗力をあげる漢方薬
ヨクイニン、甘草、当帰、人参、黄ギ、防風、肉従容

(4)肌の炎症や皮脂の分泌を整える漢方薬
金銀花、バシケン、黄ゴン、黄連、茶葉など

※漢方薬をご服用される際は必ず専門家に相談してください。

漢方薬をはじめるには?
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中医美容コスメ 爽肌精

爽肌精ってどんな商品?!

爽肌精

爽肌精は2000年11月に発売されたので、早いもので15年たちます。
最初はアトピーで悩む人たちのスキンケア商品として発売されました。
この商品を開発するために、上海中医薬大学の馬教授をはじめとする皮膚科専門医3名の先生方のお力添えをいただきました。
その後女性のバリア機能が女性ホルモンと密接な関係があることがわかり、美肌周期療法専用のスキンケア商品として、爽肌精シリーズが開発されてきました。
この美肌周期療法は、誠心堂薬局で行われている不妊症や婦人病専門の治療法として行われている方法です。
現代医学の考え方と漢方薬の考え方をあわせた新しい美容法です。
そのために、陰陽の体質や周期に合わせたスキンケア商品が必要になったわけです。
美肌に関心のある皆さん全員に、ぜひこの爽肌精と美肌周期療法を体験していただけることを願っています。

月経周期にそった肌の変化は、天然のスキンケアです。 月経期に古い角質がはがれ、卵胞期、黄体前期で新しい細胞が成長するように栄養が与えられ、黄体後期で細胞が衰えて再生のきっかけをつくります。つまり月経周期がスムーズに行われれば、肌のターンオーバーは正常に行われ、スキンケアなど必要なくなるのです。しかし、今日では紫外線などの環境の変化や生活習慣の乱れ、食生活の変化が月経周期を乱し、天然のスキンケアが機能しなくなっています。 化粧品などをつかったスキンケアは、機能しなくなった天然のスキンケアを補うために行います。天然のスキンケアは月経周期にそって行われる為、月経周期にそったスキンケアが必要なのです。 もし月経周期を気にせずにスキンケアをしたとしたら、、、角質が剥がれ落ちる月経期に肌の表面をクリームで塗り固めてしまう、脂性だからと常に皮脂の分泌を抑えるようなローションをつけて、卵胞期に栄養を増やすことが出来なくなってしまう、 このようなスキンケアは肌の正常なターンオーバーを妨げ、その結果、肌トラブルを引き起こしてしまいます。 また月経周期に沿っていたとしても問題を起こすことがあります。 それは与えすぎること。例えばセラミド入りのクリームやヒアルロン酸注入。 適度に行えば不足を補うのに役に立ちますが、必要以上に多いと、体は自分でその成分を作ることをやめてしまい、ターンオーバーを乱す原因となってしまうのです。 たくさん与えるのではなく、与えたものを上手に生かすことがスキンケアの極意。 そして、肌が今どのような周期にあるかを知って、その周期にあったケアをする。 これが本当に肌を大切に考えたスキンケアであり、これが誠心堂の中医美容なのです。